クリスマス会前日
クリスマス編です。
今日と25日で2話となっています。
❴ジングルベール、ジングルベール、鈴がーなるー❵
正直こんなメロディーも聞き飽きてしまった。
「はぁ、今年も彼女なしか〜、」
まじで、最悪。
生前では[彼女いない歴=年齢]
ではないものの、クリスマスの時期に彼女がいたことはない、毎年毎年バカップルに殺意を飛ばしていた思い出がある。
「光輝〜、雫ちゃんから電話〜、」
2階から母さんが降りてきた。
結局、あのホラー映画を見た日の翌日からパパママ呼びは廃止になったのだが、どちらかというと息子の
成長を喜ばれてしまい、いい薬にはならなかった。
「はーい、」
そう言って母さんから電話を受け取る。
「もしもし、どうしたの?」
「明日、みんなでクリスマス会をしたいねってなって光輝くん来れる?」
「うん、多分大丈夫だよ。」
「よかった~、じゃあ、また明日ね!」
「光輝〜、何話してたの?」
え、母さん電話の内容知らなかったの?
「明日、みんなでクリスマス会しようだって。」
「へー、いいじゃん。ママたちも行っていいの?」
「え?母さんたち何か話してないの?」
「話してないね〜。てか、こういうのって親同士で話し合うもんなの?」
え、嘘でしょ?なんで幼稚園児だけで運営させようとしてんのこの人?
「そりゃそうでしょ、そもそも誰の家でするとかも決まってないし、母さんたちと違って僕たちは自由に連絡とか取り合えないし、」
「確かに、光輝は賢いんだね~、えらいえらい」
そう言って母さんは僕の頭を撫でる。
「やめてよ〜、もう子供じゃないんだから〜」
そう言って不服そうな顔をする。
ぶっちゃけ、特に嫌じゃないが転生前の年齢的に子供扱いは恥ずかしいのだ。
「え〜、ママはもっと光輝を撫で撫でしたいな〜」
「だーめ、それより明日のケーキとかお料理誰が作るかとか雫ちゃんママに聞かないとでしょ?」
そう言って僕は母さんにスマホを渡した。
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