魔法少女
ちょっと前の話になってしまうけど、アニメ「魔法少女ま◯か☆マ◯カ」を視聴しました。放送時話題沸騰してたし、今でも熱烈なファンがいるし、次回作に構想してるゲームも魔法少女モノということもあってこれは見なきゃならんだろ、と。
で、見た感想は……うーん、まあ、面白かった……よ? ただ、なんというか、この〜、なんなんだろ? いまひとつ入れない気持ち。
ちょっと自分の中でハードルが上がり過ぎてたのかもしんないな。虚淵ゲーはプレイしたことはないけど熱狂的なファンが多いってのは知ってはいたんだけど……
ニュートラルな状態で見たらもちょっと違ったかも知んない。ただそれだと一話か二話あたりで切ってたと思う。サンライズ、サテライトが協力したらしい終盤の都市破壊シーンはさすがの迫力でしたが。
見た目は可愛らしい、誰がどう見ても女の子向けっぽい魔法少女アニメでありつつ中身は大人の視聴にも耐えうる残酷展開、てのがひとつの発明なんだろうな。あと、後の作品にも影響を与えたっぽい素晴らしい設定などもさすがと唸らざるを得ません。
が、なんなんだろ? このいかにも計算されてるっぽい面白さは。天才が集まって素晴らしい作品作り上げました、ってな印象受けてしまいます。
あと絵柄かな? ちょっと自分の好みに合ってなかったかもです。ごめんなさい。それとセカイ系ってのも自分の感性には合ってないような気もする。多感な思春期に出会いたかったです。
それとこの作品もラストでヒロインがツインテールやめてるけど……う〜ん…… やっぱりどこか計算の匂いが漂うんだよなあ。ラ◯ュタのツインテール吹っ飛ばしのようなインパクトがあまり感じられない。製作者の熱意があんま伝わってこない。どうもツインテール帝国の公認じゃないような気がする。いや、なんなんだ。ツインテール帝国って。
(※世界を裏で操る秘密結社。全女性をツインテールにし、男全員をツインテール好きに洗脳すべく活動している。富◯由◯季、安◯良◯、宮◯駿などのサブカル界の大物が中核を成す。これに最近、水◯精◯、新◯誠らの若き天才が参画し、その勢いはとどまるところを知らない)
まあツインテールはどうでもいいか。あの可愛らしい絵柄ってのもシリアスなストーリーとのギャップ効果があるんだろうな。あれが自分好みの、大人っぽい絵柄だったらそれなりに入れたんだろうけど。でもそれじゃあ多分あれほどのヒット作には成り得なかったんでしょうな。制作はそこまで見切ってたはずだろうし。
そうなのです。そこなのです。そもそも自分が気に入っちゃう作品ってのがどうも一般のサブカル好きな層とは若干、乖離してるっぽいのが一番の原因なのでしょう。あんまり認めたくないんですけど……