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信玄の厠  作者: 厠 達三
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インチキビブリオ その1

 はあ〜 やっと金閣寺読了しました。なかなか大変でしたよ。読み始めて5分くらいで居眠りとかしてたし。読みきった自分の忍耐力を褒めてあげたいです。

 てなわけで素人レビューです! 読んでなくてもこれさえ読めば読んだフリができちゃうのでお得ですよ。ヒューヒュー! ただ頭悪い上、読書力も一般人レベル以下な奴の感想なのでまともに受け取ると恥かく可能性大です。そこは自己責任ってことで。


 と、その前に現実の金閣寺事件をおさらいしておきましょうか。

 どうも放火した犯人は元々、飲む、打つ、買う、三拍子揃った不良坊さん見習いで、「金閣の住職に俺はなる!」とか吹いてほうぼうに借金しまくってたドキュンだったようです。素行を見かねた住職が住職候補から外したらしいんですね。(そりゃそうだ)

 で、キレた犯人は半ばヤケ気味に金閣寺に放火して、捕まったら「金閣寺が美しかったから」みたいな言い訳をして、この言い訳が気が利いてたもんだからメディアで大々的に取り上げられた……ってのが巷間言われてる金閣寺事件の概要ですな。自分もそんなに詳しくないので俗説かもしれませんが、一般的な認識としてはこんなもんかと。

 だからといって小説まで事実に忠実である必要はありません。ノンフィクションを看板に掲げてりゃまた別ですけど。なので、三島があの言い訳にインスピレーション感じて独自解釈の小説書いたって何の問題もないわけです。

 ではその前提のもとにあらすじからいってみましょ〜


 犯人の主人公は吃音に強烈なコンプレックスを抱えてます。この吃音のために主人公はひたすら被害妄想を募らせまくり、モテモテの美少女にストーキングしてはキモい呼ばわりされて、俺がキモがられたのは全部この吃音のせいだ! とか考える超ナルシスト。うん。いかにも金閣寺に放火しそうなDQです。


 で、親のコネで幸運にも金閣寺を管理する寺の見習いに収まるわけですが、そんな問題ある性格なもんだから本当にしょうもないことにあれこれ妄想してはよせばいいのに自分からトラブルに首突っ込んでは問題を無駄に大きくします。

 性癖もかなり特殊。金閣寺を見てその美しさに見惚れるのはまあいいとして、その美しさの根源はどうのこうのとか、ひたすらワケ分かんない妄想を続けます。

 その妄想がどれだけ狂ってるかがもうこれでもかと延々続きます。金閣寺の模型見ただけで宇宙空間にトリップしてまるで最終解脱を果たした坊さんよろしく覚醒でもしたかのような錯覚を10代ですでに体験します。

 女と寝るチャンスが巡っても金閣に浮気はできないと、手も出さないというチェリーぶり。女性の乳房を見ても「金閣の美しさには及ばない」とか考えて興奮すらしないという、病院行った方がいいんじゃないかと言いたくなるほどのイカれっぷりなのです。

 そんなもんだから当然、ナニのお相手は金閣寺なわけです。いや、作中にそんな描写は全然ないんだけどそうとしか考えられません。もっと続けたいんだけどこれ以上書くと当エッセイの品位を著しく損ねるのでこのへんでやめておきます。


 そしてこの主人公はとんでもなくポジティブ。なんか今まで書いてたこととは矛盾してて自分でもおかしい気がしますがそうとしか言えないのです。何の根拠もなく寺を管理する老師に気に入られてると思い込み、自分が当然のように住職になれると信じて疑いません。だったら老師にゴマ擦りまくってりゃ良さそうなものなのにやる事なす事わざわざ老師のご機嫌を損ねるものばかり。挙句の果てには老師の買春の現場に居合わせて笑顔を向けるというポジティブさ。

 それについて老師が何も言ってこないのをいいことに今度は買春のお相手の写真をわざわざ入手して老師に送り付けるという暴挙に出ます。

 当然、オイタが過ぎて老師に「お前を住職にはしない」と宣告されキレて寺から脱走。行き掛けの駄賃に柏木という悪友から利子付きの借金までする始末。

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