それを読んでも終わらない
えーっと、やっと三島作品の短篇集を読み終えたとこです。金閣寺は途中でストップてな体たらく。いや、これでも結構忙しいんですよ? 録り溜めたアニメ消化したり落としたWEB小説読んだりフリゲープレイ&レビュー書いたり……ってぇ、全然忙しくねえ!
言い訳っぽいけどあんまり面白いと思えないような小説読むのって、結構ファイトがいるんですよ。他にやりたいことがあればそっちに行くもんでしょ普通。
短篇集は文庫サイズなので職場に持ってって読むのには丁度いいです。いや、ちゃんと休憩時間に読んでますよ? 念の為。
金閣寺はハードカバーなので持って行き辛いかな? でも持ってく。そうでもしなきゃ多分家では読まない。
というか、みんなこれ面白いと思って読んでんの? ここらへんが文学作品の難しいとこなのかな。価値基準が深いとか重いとか、そういう部分にあるから自分のような浅い人間にはなにが面白いのかが分からない。分かんない奴は大人しくゲームでもやってろや、ってことなのか? そうなのか?
なにしろ朝食でパンにバター塗ってる描写まで文学文学しててなにが言いたいのかサッパリ分からず。薄く焦げたパンの表面に黄金色の麦畑を思わせるバターを塗りながらって、そんなもんはどーでもいいんじゃいッ!(これでもかなりデフォルメしてます)
まあそういうシーンは読み飛ばすとして(これがダメなのかもしれない)、結局最後まで読んでもなにが何やらサッパリ分からず。これを読み取れない自分のような奴は大人しくアニメでも見てろや、ってことなのか? そうなのか?
なにしろ自分がクリエイターとは認めたくない人が書いた小説なもんで、やっぱり斜に読んじゃうハンデ抱えてます。なんぼメジャーでもこれを認めたら負け、くらいに思ってるし。
これを見たら終わり、じゃなかった、それが見えたら終わりなイットさんなんかも超メジャーな映画なんだろうけど、フリーのホラゲーの方が自分的にはよっぽど怖いです。まあ、表現の全然違う映画とゲームを比較すること自体、ナンセンスなんでしょうけど。
もし誰かが三島作品をノベルゲーム化してくれたとしたら……うーん、多分プレイはしないだろうなあ……




