アニマルストライク
ワイドショー見てたら大型トラックがわりと豪快に電柱と衝突してる映像が流れてました。
ニュースによると運転手は猫を避けたため、と証言してるとのこと。ちょっと首を傾げる原因ではあります。まあ猫が飛び出るのはよくあること。路肩歩いてる猫なら危機回避はできますが、物陰から急に飛び出られたら対処できません。仕方なし的に動物を轢き殺す、仮にアニマルストライクと呼称します。
これは別に動物だけでなく人間にしても同じことです。不可避なタイミングで飛び出る人は日本全国、毎日、常にいるはずです。事故にならなかったのは運がいいだけで。自分だって数秒タイミングが違えば人身事故起こしてた事例はナンボでもあります。自分の運の良さを感謝せずにはいられません。これからはどうなのか分かりませんが。
そういう自分の経験則のみで照らし合わせると、猫が飛び出て路肩の電柱に勢い良くぶつかる理屈がちょっとよく分かりません。ドライバーは40代だそうだからそこそこベテランのはずです。
ま、まあ、ドライバーもそれぞれだし、何が起こるか分かんないから事故が起きるのであって、そういうこともあるのかもしれません。電柱のそばに人がいなかったのが不幸中の幸いでしょうか。続報を注視します。
それはともかく、自慢じゃないけど自分は一度たりとてアニマルストライクをやったことがありません。まあ総走行距離が短いってのもあるのかもしれませんが。
しかし地元の通勤に使う山道でもアニマルストライクは結構見ます。猫や狸の死骸を見る度、心ないドライバーが多いな、と若い頃は思ったものですが、あれは必然の結果だと今は考えてます。
そこでちょいとアニマルストライクを回避する小テクを紹介します。ただこれは自分が勝手に使ってるテクであり、状況によっては役にも立ちません。そのへんは自己責任でお願いいたします。
ズバリ、動物が路肩から飛び出たら動物を轢き殺しにいけ、です。
動物は車を敵と認識して回避行動を取ります。人間も動物避けるためにハンドル切ります。その回避コースが限定されてるためアニマルストライクになるのです。これは自分の前を走ってる車がアニマルストライク起こした現場を目撃して得た結論です。ドライバーだって好きで動物轢き殺してるわけではなく、善意の不幸な結末だったのです。
もちろん轢き殺しにいけっつっても減速なり周囲への安全の配慮は不可欠です。そのへんは臨機応変に対処します。これでアニマルストライクのリスクはかなり軽減できるはずです。
とはいってもあのトラックの運ちゃんも猫轢き殺しにいったわけでもないんでしょう。それで電柱にぶつかるっていうのは……うーん……




