パニックになった
活躍中の俳優さんがひき逃げで捕まったそうです。
自分はこの俳優さんの顔も名前もよく知らないけど、ワイドショーによると結構活躍中の人気俳優らしい。
その一方、素行の問題で謹慎中だったアイドルさんがベロベロに酔っ払ってバイク乗ってても事故にならなかった事実考えると運命の残酷さを思わずにはいられません。
かく言う自分にしたって言えることではなく、運転なんてド下手くそのくせに運転中考え事してたり注意力散漫だったりすることはいくらもあります。いままでよく事故に遭わなかったと改めて思います。要は運がよかったのでしょう。無謀な運転してても事故らない人は事故らないし、運転技術高い人が注意払ってても事故るときは事故ります。これはもう運が大きく介在してるとしか言えません。リスクの変動はできるとしても、人間ごときの能力では運命に抗うことなどできませんから。できるのはリスクを減らす努力積み重ねるのみ。それ考えたら自分はどんだけ運がいいことか。
俳優さんは捕まった際、パニクったと証言してるとのこと。その気持ちもよく分かります。20代そこそこの若者が世間に顔も名前も知れ渡ってて、バイク引っ掛けたら自分だって逃げたくなります。仕事が順調にいってる時期なら尚更です。だからといって逃げたらアカン! なんて言えるのは市井の人間くらいでしょう。その俳優さんだって肩書がなければ逃げなかったかもしれません。それは誰にも分かりません。自分だったら逃げると思います。
ドラレコの映像ではよく分かりませんが、どうもデカめのSUVに乗ってたみたいです。免許取ってそこそこの、20代の若者には荷の重い車と言わざるを得ません。デカいクルマは死角も多く、ドライバーにも高めの運転技術を要するのは自明の理です。しかしこの国では免許があってカネさえ払えば誰でも買えます。要は売れりゃいいのでしょう。
貨物車輌や排気量では細かく分類して税も保険も細かく設定されてますが……こういう部分がざっくばらんなのはどういうことなのかと思います。
あくまで持論ですが、軽から少しずつ大きな車にステップアップするのが無難な運転技術の身に付け方だと感じています。初心者がいきなりSUVやスポーツカーに乗るのはリスクが大きいと思うのです。免許取りたてであろうが走るのは公道である事実に変わりはありませんから。特に都心部でデカい車の運転など難易度高すぎです。一番いいのは乗らないことですが、どうしても必要なら高い運転技術を求めない非力な軽をオススメします。それもリスク回避の努力のひとつです。ソフト面でリスクを軽減する方法もあると思います。
が、この国では自動ブレーキだの自動運転だの、ハード面の整備ばかり。車の安全装備がいくら豪勢になってもドライバーの安全に対する知識と認識がおざなりではプラマイゼロでしょ。
ま、国や企業にとっては割とどうでもいいのかも知れませんけどね……




