中国
ワイドショーで中国のガソスタが爆発なんてニュースを見ました。いかにも中国、なんてのは不謹慎な先入観でしょうか?
原因はよく分からんけど、どうもスマホによるネット決済が原因? ということのようです。現在ではガソスタの建物内で決済を行ってるとのこと。スマホ決済では大量のデータをやりとりするためにガソリンに引火したのでは? とのことでした。つまり、それほど中国ではスマホ決済が一般化しているらしくて、ちょっとビックリです。日本なんか全然後れてます。
ただそれがいいことなのか悪いことなのかは、自分の頭ではよく分かんないんですけどね。
それほどネット決済のインフラ進めたのは国家にとって都合がよかったからじゃないの? と、ちょっと勘繰ってしまいます。国民の財産を一元的に管理した方が国家としては都合がいい。犯罪者や組織の資金源も簡単に断つことができます。中国共産党の国体だからこそそれができるという現実もあります。その恩恵考えたら国家がスマホ決済のインフラ推し進めたって全然安上がりです。脱税や資金洗浄も簡単にはできなさそうです。その反面、国家、あるいは権力者はそれが簡単にできるメリットもありそうです。また、不穏分子というか、国家にとって好ましくない、早い話が民主活動家に対して財産を人質に取ることもできますし。いや、これはあくまで自分が中国共産党の政治家だったらそうするだろうなーってだけの話です。
それにしてもスマホ決済でガソリンに引火するほどのデータ量って、一体いかほどのもんなんだろう? 自分なんてひと月に200MBくらいしか怖くて使えないってのに。その現実考えたら自分はスマホ決済なんて怖くてできません。多少、ポイントが付いたところで消費するデータ量考えたら現金払いの方がずっと安上がりです。
じゃあ中国の場合、そのデータ料金は誰が払ってんの? って疑問が湧いてきます。やっぱり使用者が払ってるんだろうか。イメージに過ぎないけど、共産圏ってそのへんの通信料金はタダ同然のバーゲンプライスな気がします。それなら国民の大多数はネットつなぎ放題だしスマホ決済も便利だからどんどん利用するでしょ。これが日本と同じくらいの料金だったら誰も使わないと思う……
知らないけど、その通信料も使用者負担だとしたらとんでもない二重取りですな。財産を国家に管理されて、そのうえ支払いに発生する通信料まで取られてちゃ割に合いません。せめてネットくらいはタダで使わせてもらわないと。それもないようなら自分はスマホなんか持たず、ずっと現金払いする方を選択します。まあ、現金を全てお上に召し上げられたらそれもできませんけど。
いくら通信料がタダ同然になったとしてもやっぱり日本がいいですね。便利かも知んないけど中国システムはカンベンです。日本の商社や企業って、そういう国に進出して商売してるんですね……
「日本の通話料高すぎ!」なんてCFも見ますが、高いには高いなりの理由があるのかもと思った次第です。




