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バッドエンド

最強の魔王

作者: 佐田くじら
掲載日:2019/01/20

よろしくお願い致します。

僕が生まれたことで全てが狂った。


シュバッ!


別に責任なんかは、感じてないけど。


ブシャッ!!


だって、好き好んでこんな場所に生まれてきた訳じゃあないもの。



「な、何故‼」



でも、僕だって死ぬのは嫌。



「何故、この聖剣でも死なないんだ!お、…私は"現代"からやって来た、勇者なんだぞ!?」



僕の身体から、たくさんの血が流れる。

へぇ、僕の身体の血も、一応まだ赤いんだ。



「ええい、いい加減に返事くらいしろ!魔王!」



僕は玉座に座ったまま、ボーッと傷口を見つめる。

普通の人は、切られたらたいてい死ぬんだろうから、そりゃあ僕は不気味なはずだ。



「聞こえないのか?!真面目に私と闘え!!」



ああ、この人も、良い人なんだな。

顔つきから苦労が伺える。



「おい、聞ーー」

「ごめんね。」



僕は人から冷たいと言われる無表情のまま、遠くを眺めて呟いた。



「僕のせいで、君の日常を壊しちゃって、ごめんね。」

「ーッ?!」

「あの仕様がない教会の人達には、うまくいっておくから。まだ、間に合う。帰りなさい。」



僕は、固まる彼に手を向けて、記憶を取り除く。彼の世界は、この辺かな。

今なら、まだ、"ユメオチ"というもので済む。

あ、能力も、向こうじゃあいらないだろう。よし、これでOK。



「バイバイ」



ワープ魔法で彼を元の世界へ戻す。多分、彼も今までの子達と一緒だろうから。

はあ、別の世界の人間に他力本願なんて、どうかしている。


こんな世界、さっさと放り出したいよ。




誰か本気で僕を倒しにこないかなぁ。



あ、君はどう?


ありがとうございました。


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