表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

出会い

はぁ…はぁ…残り20体――

残存聖力では厳しい…。


一か八か、リリスは武器を精力に変換し、ゲートを開いた。

噂には聞いていた、魔法を扱う異界。


ゲートをくぐり抜けると、森に辿り着く。

しかも最悪なことに、目の前には熊の魔物がいる。

武器はワープに使う聖力に変えてしまったため、手元には何もない。

死を覚悟したその瞬間――


熊の魔物の頭が蹴り飛ばされ、首が折れて倒れる。


「大丈夫か?」

声が聞こえる。


「ありがとうございます…」


いや、礼を言うのはまだ早い――

リリスは気づく。

魔族が、私が開いたゲートが閉じる前に、この世界に一体来ていたことに。


人間ではない――あからさまな角。

噂には聞いていたが、やはり魔族か。


リリスは服を聖力に変え、武器を創造する。

だが武器はすぐに折れてしまった――服から作れる程度の武器では到底敵わない。


リリスは心の中で願う。

「この世界は魔法を扱う……この人が、魔族より強いことを」


魔族が襲い掛かる瞬間――

男が蹴り飛ばし、壁に激突させる。

血反吐を吐き、その身体は粒子となって消えた。

急所ごと破壊したのだ、魔力も使わずに。


「あ…ありがとうございます…」


「その…服…」

リリスは赤面する。

男は無言で上着を貸すのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ