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2.リュカと共に、ダンジョンへ。

今日はここまで?


応援よろしくです!










 ――ダンジョン中階層。



「それで、リュカさんはどうしてボクに声を?」

「いやいや。単独でドラゴンを討伐した、という言葉を耳にしてね」




 ボクは声をかけてくれた女性――リュカさんと一緒に、ダンジョンの中階層へと赴いていた。赤い髪を肩ほどで斬り揃えた彼女は、金の眼差しを細めて笑う。

 大人びた雰囲気の漂う細身の女性で、腰元の剣を見る限りクラスは剣士だろうか。

 何はともあれ、Aランク冒険者であるリュカさんのお陰でダンジョンに入ることを許されたわけだ。だけど――。



「あ、あはは……ドラゴン単独討伐なんて、ミクリアの冗談ですよ!」



 ボクは冷や汗を流しながら、彼女の言葉を否定するのだった。

 ちなみに、その発端となったミクリアはというと――。




「ミクリアというのは、後方で私を睨んでいる女の子かな?」

「…………ですね」

「ぐぬぬぬ」




 何故か、遥か後方の岩場の陰からこちらを睨んでいた。

 補足しておくと、ミクリアもあの後に冒険者登録を申請。そして、ボクたちのクエストに強制参加をしてきたのだ。それならそれで、隠れていないで隣を歩けばいいのに。

 そうは思うが、色々と思うところがあるのだろう。

 あえて触れずに、危険が迫らないよう注意だけ促して放置した。



「とりあえず、進みましょうか。ところで今日の討伐対象は?」



 ボクは苦笑いをしつつ、話を変える。

 するとリュカさんは一つ頷いて、こう言うのだった。




「今日のターゲットはデーモンだね。私たちなら、きっと余裕だよ」





 少しだけ、不敵な笑みを浮かべて。





「キミの魔法が、まぐれでなければ、ね?」――と。










「ぐぬぬぬぬ。ヘリオスったら、アタシというものがありながらぁ!」




 ミクリアは鬼の形相で、前を行くヘリオスたちを見ていた。

 本来であれば彼の横に並んで歩きたい。しかし、あのような女性と並べば自分はちんちくりんだ、ということは理解していた。

 だから、下手に横には並べない。

 そう考えていたら――。





「…………ん、なに?」






 ふと、邪な気配を感じ取った。

 その禍々しさは、先日のドラゴンの比ではなく。





「これは、なにかあるかも……」





 ミクリアは、打って変わって真剣な表情になるのだった。



 


面白かった

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