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戦う美少女は悪党と戦う

戦闘シーンを書くのは難しいですね。

とはいえ、初の戦闘回!


相変わらずの不定期更新ですが読んで頂ければ幸いです。


では、本編どぞ。


どうすれば"戦い"になるんだろう



「ねぇ、あなた達って悪者?」

「あ?誰だ?」


暗闇が支配する朧気な世界で黒い影がゆっくりと動く。

唯一の頼りである月明かりがその顔を照らせば、不信感を露にした男達の顔が闇に浮かんだ。


おかげで表情がよく見える。

すごく分かりやすい顔だ…いい。


「この家に何か用事?昼間に来たら?」

「おい、誰だって聞いてんだろ?」


私に無視されたのが気にくわないのか、理想的な悪人顔が不機嫌さに歪み、語気が強くなる。明らかに私を警戒してる。


む?おかしいよね?


こんな非常識な時間に訪ねて来た理由を聞くのは当然でしょ。

その反応じゃ「俺達はやましいことがある悪者です」って言ってるも同然なんだから、危害を加えられても文句は言わせないよ?


…なんてのは建前だけど。


コウメイ様を傷つけるって言った時点でこいつらは私の敵だ。

悪者だろうが不審者だろうが聖職者だろうが王様かどうかなんてどうでもいい。何と答えようとここに留まる限りは、手加減するつもりもない

 

正直に言えば会話もあまりしたくない。人間は嘘をつく生き物だから騙そうとしてくるかもしれないし。こいつらをここから排除することだけが目的なら、この闇夜に紛れて背後からでも襲った方がよっぽど効果的だって分かってる。


 でも、それは"戦い"とは言わないでしょ?


わざわざ正面から話しかけているのは、どんな存在でも関係ないとはいえ、一応ちゃんと敵だって確認する為、ってのもあるけどやっぱりそれは些細なこと。大事なのはこの会話で向こうにも私と戦いたいって思ってもらうため。


「立ち去るなら追わないよ。泣いて逃げたなんて誰にも言わないであげる。どう?」

「てめぇが誰だって聞いてんだろうが!はぁ?どうもクソもあるか!!女が指図するんじゃねぇ!」


よく私が女って分かった、って声か。

それはそうと名乗らないし、私の意見を聞き入れて立ち去る気もないみたい。悪党なのは決まり。でも、女……女か。


「女って分かった途端に威勢よく大声出しちゃうなんて、顔に似合わずかわいい所あるんだ。」

「あぁん?」


4人の男の内、我先にと声を上げていた1人が近づいてくる。


「それから…」

「もういい。てめぇが邪魔もんなのはよぉく分かった。」

「そっか。」


男は目と鼻の先まで来ていた。


「調子に乗ったこと後悔するんだな。」

「後悔?どうして?めんどくさいことしなくて良かったって思ってるよ?」

「あぁん?」


例えば石を投げてみるとか?もっと悪口言ってみるとか、かな?

他には……今となってはいらない心配か。


私はやる気満々。

敵もやり返す気満々。


なら後はちょっとした"きっかけ"さえあれば戦いは始まるだろう。

これ以上の問答は必要ない。


だから、これは私の個人的な質問。


「ねぇ、最後に聞いてもいい?奴隷って買ったことある?」

「奴隷?そんな高級品を買う訳ねぇだろ。あんなもん檻やら地べたやらに這いつくばってんのを、自分等よりも下がいるって嗤って楽しむもんだろ。それよりも、だ。」


下品な笑みを浮かべながら男は私の顎に手を掛け、ぐいっと顔を上げられる。


「へぇ~…痩せちゃあいるがなかなか…悪くねぇな。」


悪いに決まってるでしょ。


臭い。肌触りが最悪。品定めするような視線が気持ち悪い。

私に触れていいあの人とは大違い。


「離してもらえる?」

「女が生意気こいてただで済むはずがねぇだろ。雑巾みてぇにボロクソになってからなら離してやってもいいけどな。へへ。」

「そう……良かった。」


今の会話で何が変わるわけでもない。ただ、私の中にドロリとした濁りが溜まるだけだ。それが憎悪なのかは分からないけれど、これで私が戦う理由は充分。充分すぎる。


本当に良かった。こいつらは無事に私の敵だった。

コウメイ様に認めてもらうための私の決意が無駄にならなくて済む。


それから、用意した"これ"も。


「良かっただぁ?なんだお前もそのつもりだかなぁばあたんばきぇ」


訳の分からない言葉を口から漏らしながら自分の胸元をまさぐる男を後ろに押してやるとゴロリと地面に転がった。


「なんなナイフがぁがたてめぇなんにを……ゅ」


男は必死に胸を掻き毟りながらしばらくジタバタと暴れていたけど、最期は血泡を噴いて静かになった。


もうこの男は気にしなくて大丈夫そう。持ってきたナイフが思いの外、深々と刺さってくれたおかげで無事に抜かれることもなかったみたい。


でも、残念だけど持ってきたナイフはその一本だけ。

回収したいけど、あんなに深く刺さってたら手間取りそう。


ナイフは諦めて視線を切り換えれば、呆気にとられた顔が3つ。


あれ?きっかけは十分でしょ?


月明かりだけじゃ詳細に何が起こったか分からなくても、仲間が急に倒れれば不信に思うはず。もし男が口走ったナイフという言葉も聞こえていれば、倒れた理由も分かってるでしょ?それを誰がやったのかも。


「次」


ナイフと一緒に待って来て、傍らに置いてあった剣を握る。

その行動を前に、流石に呆けていた残りの男3人の表情が変わり、目で見て分かるくらいに警戒心が溢れ出すけど、何故か動こうとしない。


薄々と何が起きたかには気づいているけど、女の私がそれをやった事が信じられなかったとか?理由はどうあれ、剣を持った相手に棒立ちも無いだろうに。


ただ、好都合といえば好都合かも。


1人は簡単に減らせたけど、贅沢言えばもう1人くらい油断して近づいて来て欲しかったところだ……とりあえず言うだけ言ってみよう。



「女の子1人に4人…あっと、3人がかりは卑怯だと思ってる?私も1人にずつのが助かるな。あ、でもそっか。1人ずつだとこいつみたいに返り討ちに合うかもね。」

「っ!?てめぇよくもっ!?」


む?


何故か私のお願いを無視して声を上げた男が動き出し、それに釣られるように残りの連中も同時に動き出してしまう。作戦失敗だ。これはどうしようか考える時間もなさそう。


ひとまず、私も剣を構え…?


「待て待て。小娘の言う通りだ。多人数はどうだ?俺にやらせてくれよ。なぁ、いいだろ?一対一でやらせてくれよ。なぁ。」


、ようと思ったら、男の内の1人が他の2人を静止した。

その予想外な展開につい私も動きを止める。


一対一?へぇ、下衆な連中かと思っていたけど意外と、


「女の剣士なんてなかなかいねぇんだよ。お前ら知ってるだろ?俺が修行してた道場の娘を刻んで犯してぶっ殺したのをよぉ。剣を持った女見ると…思い出して堪んねぇんだ。」


下衆だった。

ちょっとでも期待した私が馬鹿だった。


「どうかしてるんじゃない?」

「やめろよ。興奮するじゃねぇか。」


でも、そんな下衆のおかげで状況は望むところだ。

剣を構えた男がゆっくりと近づいてくる。


「今から逃げても遅いからな。逃げたらそれはそれで興奮するが、できれば斬り合った後で犯りてぇ。」

「それは無理じゃないかな。私が勝つから。」

「そうかよ。」


下品な笑みに似合わず、男は素人の私が見ても綺麗だと分かる所作で剣を構えた。道場で習っていたってのもあながち嘘ではなさそう。


私はと言えば、右手だけで剣を握り、肩に担ぐように構えた。


「剣の握り方も知らねぇ素人が誰に勝つって!!」

「もちろん、あなたにだけど?」


駆け出す男に対して私は、


「ほっと」


剣をぶん投げた。


「っ!?馬鹿が!?そんなもん当たるわけがっ『バキャッ』ふでぶぁはあっ!?」

「驚いた。まさか避けられるなんて思ってなかったよ。」


男の悲鳴が響き、すぐに静寂が戻った暗闇に、折れて手元に残った木材を放る音が『カラリ』と鳴る。男を見れば、頭から血を流してビクビクと地面で震えているみたい。だけど、男に目掛け思いっきり投げた剣は残念ながら命中しなかったから、どこかにいっていまった。勢いが強すぎた。


ナイフといい剣といい…後先を考えるのはちょっと苦手かもしれない。


「は?剣で勝負して、なんで投げて、……棒で殴った?」

「剣で勝負するなんて一言も言ってないかな。剣は扱いが難しいから苦手なの。」


遠巻きに見ていた男の疑問に答えつつ、辺りを見回す。

もう手元にはナイフも剣も角材もない。残る敵はあと2人。


ようやくここからが本番だ。


「じゃ、正々堂々戦おっか。」

「どこが正々堂々だっ!」

「自分より数が多い相手に正面から挑む私は正々堂々でしょ?数もまだそっちの方が多いし。ね?」


 ◆


どうすれば戦いになるんだろう

コウメイ様に戦う事を望まれてからずっと考えていた。


「ねぇ、これって戦いだと思う?違うよね?」


どことなく気まずそうにするコボルトくんに聞いてみるけど答えない。そりゃあ、複数匹で四方八方から襲いかかって私を床に転がすような大人げない真似をした後じゃ気まずいよね。分かるよ。


ムクッと起き上がり、身体の調子を確認する。

ポカポカ殴られた割に意外と身体の痛みは少ない。


完全に手加減されている。

もちろんこれは訓練なのだから、そりゃあ、そうなんだけど。


かといって、逆にコボルトくん達に本気を出されたら、それはそれで戦いというよりは一方的な暴力だろう。きっと上下左右から嫌になっちゃうくらいに殴られて手も脚も出ない。


戦いって、まずはお互いに勝ち負けがあることが必要だと思うんだよねぇ。


 ◆


男4人に女1人で勝てる見込みはない。

元々、筋力でも体格でも劣る上に奴隷生活が染み付いた私の身体は戦える様にはまだできていない。


(それが今は敵が2人だけ。これなら戦いと呼べる状況にできるはず、だけど…)


武器がない。

ナイフは深々と男の胸に刺さっているし、剣は放り投げたし、棒は折れた。


一方で敵は剣を携えている。

戦うにはさすがに武器がないと無理そうだ


「というわけでっ、まずは剣っ!」


駆け出した私が向かうのは角材で殴りつけ、気絶させた男のところだ。

目的は私が投げた行方不明の剣じゃなくて、男の手から溢れ落ちた剣。


あれがあれば、敵の剣を凌ぐことができるはず。


「させるかっ!」


ただ、そんな私の行動を遮るために男の一人が私と剣の間に割って入ろうとする。


「どいてっ!」

「どく訳ないだろ!」


私より一歩早く先回りが間に合った男は私の目前で高く剣を振りかぶった。

一方で私はといえば、勢いを殺せずに振り下ろされる剣に突っ込むしかない。


「くらえ!」

「なんて、ね」


"剣"と口にした私がそれを拾う。


そんなの誰でも分かる。だからそれを邪魔されるのは当然。

なら振られるって分かってる剣を避けるのも簡単だ。


それにだ。


私の目的はそもそも落ちてるそこの剣でも、あなたでもないの。


「なっ」


剣を振り下ろした男の横を抜け、後ろで成り行きを見ていた男の胸を思いっきり殴る。


「がっ!?」


続けて鼻、顎。肩に一発からのもう一度、胸に。

お腹にも思いっきり一発。痛みに歪む顔にもういち…


「おらぁ!」

「!?」


声に反応して慌てて屈むと私が殴る予定だった場所に、男の拳が刺さる。


「あがっ」

「あ、悪い」


殴られた男が顔を抑えながら転げ回る。

その様子に、奥歯を噛みしめるしかない。


(私の攻撃、あまり効いてない)


もちろんいくらかは効いてるはずだ。

だけど、意識を刈り取るまでには行かない。なんなら見方同士での攻撃の方が効いてる気がする。


本当なら、今の攻撃でもうひとり減らして、最後に一騎打ちで終わらせたかったところ。これから、今と同じ手は通用しないだろう。だから、なんとかあの転がる男を今のうちに戦闘不能にしないといけない。


剣を拾うのは間に合う?

それとも、素手で追撃した方が?


「おい」

「え?うっ!?」


考えるのに夢中になっていたせいか、咄嗟に後ろから掛かった声にも頭へ走る衝撃にも反応できなかった。


「何、痛っ……なんだ、もう一人いたんだ」


2人でも大変そうなのに、追加でもうひとりはちょっと無理かな。


 ◆


「はぁ、はぁ………っ、……ねぇ、私はどうなってもいいからここから居なくなってくれない?」

「そりゃあ聞けねぇ話だなっ!」

「ぁぐっ!?」


男達の1人に脇下から腕を通された状態で身体を押さえられた私にもはや抵抗の術もなかった。殴られても声を漏らす以外にどうしようもない。


「仲間を殺られてすんなり引き下がる訳ねぇだろ。お前は全員で輪姦してから奴隷屋にでも売ってやるから覚悟するんだな。」

「けほっ、げほっ…それは嫌か、な」


コウメイ様以外に身体をどうこうされるなんてごめんだ。

奴隷商のところに戻るくらいなら死んだ方がマシだ。


(と、思ってたんだけどなぁ)


そんな忌避していた状況に直面してみれば、きっと絶望感でいっぱいになると思っていた。涙は止まらないだろうし、身体は震えて仕方がなくなると。


でも、実際は違った。


「……悔しいなぁ」

「はぁ?なんて?」


勝てる、とは思ってなかった。


―は、嘘かも。正直ちょっとは可能性があると思ってた。


だって、この数日間本当にたくさん特訓して頑張ったんだ。

コウメイ様に誉めて欲しくて、使ったこともない武器に慣れようとしたけど、全然できないし。


それでもちょっとは使えると思ったらコボルトくん達は早いし、力強いしで全然敵わない。


これじゃあ、コウメイ様の期待に応えられないって焦って、よく分からない連中に挑んで負けて。


「悔しいよ」


負けても仕方ない?

戦うことに意味がある?


頑張ればコウメイ様が認めてくれるから大丈夫、なんてどうして考えられたの?


「うっうぅ…あぁあ、もうっ、もうっ!!」

「あ?ははっ、泣いちまったよ。」


悔しい。情けなくて仕方ない。

どうしてもっと本気で特訓しなかったの。


「泣くな泣くな。すぐに何にも分かんなくなるくらいに気持ちよくしてやるから。へへっ、服はもう邪魔だな。」


 ビリ、ビリビリ


「どうせ、てめぇはあいつの女だろ?こんな痩せ細った女は俺らの好みじゃねぇが、ボロボロにしてあいつの前に捨ててやるのも悪くねぇ。いつもの時間にはまだ時間もあるしな。だけど、変な気を起こす前にもう一発くらい殴っとくかな。お前ら、ちゃんと押さえとけよっと!!」


私、1人で何とかなると思ってた。

よくやったって褒めてもらえると思ってたんだ。


奴隷の私を買って良かったって言って欲しかった。

戦えるって、コウメイ様に必要な存在だって信じて欲しかった。


でも、できなかった。

私は、私の戦いに負けた。


だから、私の戦いはもうこれでおしまいだ。








「………おい?ちゃんと押さえとけって言っただろ?」


それは、無理だよ。散々、殴られてあなた達の腕力の程度は知れてる。

こんな普通の力で私を……コウメイ様のくれた義腕を押さえつけるなんてできる訳ないでしょ。


「は、え?あ、ぎゃあぁあああ!?俺の腕が、腕がぁあ!離せぇ!痛ぇえええっ!?」


少し力を込めた腕を緩めてあげた途端に必死の形相で男が腕を抱えて叫ぶ。

他の男達はといえば、突然に大声を上げた男に驚き、何が起こったのか理解できていないのか呆けている。


私を拘束していた男なんて、腕を振り払った拍子に腕がへし折れてしまっているのに気づいていないくらい。


「すぅ~……、はぁ~……」


深く息を吸い、吐き出し、意識を左腕に更に集中する。


「もう加減はいらない」


呼吸の意識に合わせて全身の魔力を全力で義腕に流し込む。

バチッと何かが弾ける音が聞こえた気もするけど、もうどうでもいいし、どうにもならない。


なら、もっと。もっと、もっとだ。


水流のように全身を回る魔力を無理矢理に義腕に流し込み始めたら、まるで穴に吸い込まれるみたいに、私の意志とは関係なしにドンドンと魔力が左腕に流れていく。


熱くなる腕とは反対に身体の熱が冷めていくのが分かる。これは魔力切れの初期症状だろう。このまま行けば、命に関わる境界はすぐに越える。でもやっぱり…流れは止められない。


「てめぇ、馬鹿力女!何しやがった!手ぇ抜いてやがったのか?」

「手加減なんかしてないよ。あれが私の全力。この力はズルみたいなもの。最初からズルするのは…戦いじゃないでしょ?」


もう私の戦いは終わり。

でも全部か終わりじゃない。


例え、死んでもお前らを排除するまで終わらせてたまるか。


だから、これはコウメイ様に危害を加えようとするあなた達への…ただの暴力だよ。


 パチッ パチパチ


義腕から火花が弾けるような音が聞こえる。

見れば青白い光が所々で迸っている。


それは、まるで私の行動を喝采するかのようだ。

コウメイ様が応援してくれてると思うと、身体中が痛いのに笑顔が零れてしまう。


「覚悟してね」


後から現れたくせに一番、私を殴ってくれた男。

未だに腕の痛みに夢中のその男を目掛けて腕を振り抜いた。



拳に纏わりついた青白い光が揺れ、振り抜いた拳の軌道に沿って夜闇に描かれた光の線が男の腹に吸い込まれる。


「あぎゃあぁあああっ!?」


一瞬、訪れた静寂を男の絶叫が破り、そのままナイフが刺さったままの男の所まで吹き飛んでいった。


今の一撃、手応えはありすぎた。


けど、


「次っ!」


ただ、それを確認している暇はない。

勝手に腕に流れ込む魔力を止められない私に残された時間はないんだから。たぶん、すぐに歩くこともできなくなる。その後は命だって…


「だから、今のうちに残りの連中もこの義腕で…………え……えぇ!?腕どこ!?」


慌てて辺りを探せば、今々殴り飛ばした男の腹から煌めく棒が生えている。


「わ、私の腕ぇえ!?か、返して!えぇ!?ぬ、抜かないんだけど!?返してよ!!」

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