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妹×異世界×幼馴染×後輩  作者: 山田健一
2/10

そのに

前回までのあらすじ


妹のぱんつに顔をうずめたら異世界にワープした。

「はあはあ、はあはあ……」

 このエロ漫画は……イイ!

 銃声を聞きながら救援物資が微塵も見当たらない広大な砂漠のど真ん中でエロ本を読む俺……最高にマッハだぜ!

『兄さん、ああ、兄さん……!』

「はあはあ、この娘可愛い……! ロリ可愛い……。滅茶苦茶にしてやれ……!」

『ああ、兄さん、ダメだよ! そんなにしたら……!』

「おお、やってまえ! 下着は一枚残らず脱ぎ捨てさせよ!!」

『ああ、でも、兄さんのためなら、喜んで裸になるよ……僕!』

「どうだ、気持ちいいだろ? 気持ちいいダルオオオオオオ!!?」

『あ、あ、さ、最高ですううううう!!』

「ってなんじゃこりゃああああああああああ!! 男の声が俺の耳に侵食してくるううううう!! いやあああああああ!!!!」

『兄さん、いきなりキマイラの咆哮のような声を出してどうしたんだい?』

「フェロモン物質放出するのはこのエロ漫画のロリっ娘ヒロインだけでいいじゃああああ! なんで男の喘ぎ声聞きながら興奮せなならんのだああ!」

 俺の耳にまた登場した自称俺の弟。

『兄さん、僕に興奮してくれていたと思っていたのに……。悲しい……。もうそろそろ相思相愛を飛び越えた理想の境地にまで二人で飛んでいけると思っていたのに……』

「現時点で少なくともてめえの声しかてめえに関する情報が与えられてねえのに男同士で相思相愛、あまつさえ姿を見せずに互いの声だけ聴いて興奮しながら絶頂するとかこの世の人間全部調べて一人や二人見つかるかどうかも分からんレベルじゃあああああああああ!!!!」

 ド、ドドッドドッドドッドドドッドド!!!!!!

「うわああああまた銃声だあああああ! パンツはかせてパンツ!!」

『兄さん、後は頑張ってねはあと』

「さっさと帰れえええええ!!」




 砂漠の真ん中をゆったりと歩く。

 結局あの後またカエデ=クロニクルとかいう訳の分からんヤツが飛んできて銃使いを一人残らず虐殺していった。

 こええええなんだこの世界。

 しかし、あのカエデ=クロニクルとかいうヤツ、露出が激しかった。

 青を基調としたいかにもファンタジーな格好というヤツだ。俺も一瞬しか見れなかったから詳しく描写できないけれど。

 その露出度、おっぱいの谷間が見えるほどDA!

「うっひょおおおおおおお今思い出してもメッチャ興奮するうううううう!!」

 頭をブンブンとジェットコースターのように振り回しながら過去の彼女との邂逅に思いを馳せていると、なんと突然、目の前に何者かが現れた!!

「ハジメマシテ。私の名前はアルジェーヌ・ミラーフェスタ=ラスト・ザ・クリニカル・フィアーアンドファイアー→クロニクルスカイでございます」

「え、何て? もっぺん言って?」

「ハジメマシテ。私の偉大なる名をその耳に刻め。アルジェーヌ・ミラーフェスタ=ラスト・ザ・クリニカル・フィアーアンドファイアー→クロニクルスカイ。さあもう一度。アルジェーヌ・ミラーフェスタ=ラスト・ザ・クリニカル・フィアーアンドファイアー→クロニクルスカイ」

「ミラーフェスタクリニックファイアー専門科?」

「ハジメマシテ。そんなことは言っていません! 無礼者には……」

 ウイーーーーン!! ギュオオオオオオオ……!!

「何!? なんかチェーンソーのようなえげつない振動音が鳴っているけど!?」

「ハジメマシテ。あなたを我が敵として排除します」

「いやあああああああ!? 殺されそうになってるのも相当にヤバいけどあんたのセリフの冒頭に毎回ハジメマシテって入るのがなぜなのか、そればっかり気になってしまうううううう!!?」

 逃げろ! 逃げろ! 逃げろ!

 クリニックさんもカエデ=クロニクルの色違いの服を着ている! 黄色だ!

「ちなみに谷間は見えなかった!」

「ハジメマシテ。なんですって?(憤怒の笑顔)」

「うわああああ何でもないですうううう!!」

 すると目の前にまた神様が現れた!

「うらやましいですね。元気でやっていますか」

「ああ元気ですとも元気ですとも!! 何故なら元気に逃げ続けないと俺の人生にピリオドが打たれますからね!!」

「どうです? この世界に転生して、何かご感想があれば教えていただきたく思いまして」

「てめえは企業が消費者に対してするアンケート集計の係員か何かかよ!! 感想もへったくれもないわ! さっさと俺をもとの世界に戻せええええ!!」

「クーリングオフはこの世界には存在しません」

「それっぽいこと言ってんじゃねええ!!」

「アーメン」

「だからてめえが代わりに死ねよおおおおおお!!」

 するとその時!

 俺のまわりを光が包み込み、俺は別の場所に移された!

「ハジメマシテ。何!? どこに行った?」




 飛ばされた場所は……なんと女子更衣室だった!

 いえーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!





 まだ続きまっせ。

次はどういう展開にしよう……。

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