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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-1.あたらしい春
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心配するのは何なのか

恐らく後数回に渡って主人公不在回、思ったより気に入ったんですすみません

「てな訳でこれから三人で住んでいく事になりますんでよろしくです千紗さん!」


妹である真弥が僕の家に襲来して来て数日、月曜日になり学園へ行くんだけど三人全員学生と言う事で家で待機する人は誰も居ない、居ないけど泥棒の心配はいらないと思うこのマンションは学生が多いし滅多にそう言う被害が出ない安全な地区でもある


「今起きたの!?ほらユウ!早くしないと遅刻しちゃうぞ!?」


自分も学生なのに真弥は俺の事まで起こしに来てくれて本当助かる…いやこいつ私服だ…転校して来たんじゃないのか?何でだよ


「あのさ真弥お前さ雲仙に転校して来たんなら学園に行かないで良いのか?お前だって遅刻すると思うんだけど」


「あー大丈夫だぜーだってあたしが転校するのなんて嘘に決まってるじゃんか?ってもよ前の高校を退学したのは本当だぜー?どいつもこいつもガリ勉でさ回りを出し抜く事しか考えてねーのそれなりに上位の成績に居たけどさこれはあたしまで侵食されたくねーなって思って退学してユウのところに来たんだよー」


それじゃあフリーターかニートじゃないかよ…ダメだ俺の頭が痛くなりそうだ


「それならどこかで働くのか?そうじゃないとどうするんだよ」


「取り敢えず片っ端から探して一日中ケーキ屋さんで働く事にしたよ、店長も何か納得してた顔だったし大丈夫っしょ!」


兄としては正直一日中働いて倒れないか妹の身がとっても心配だよ…こんな事に時間使ってたら遅れんじゃねぇか


「千紗さん行きましょう遅れそうですし」


「了解しましたそれでは真弥さん行って参りますねお留守番をお頼みします」


「あーい了解っす!ユウもあたしを求めないでちゃんと頑張れよなー」



「真弥さんは大丈夫なのでしょうか?今日は一人でお留守番なのでしょう?祐弥さんではありませんが心配になって来ますね」


「多分千紗さんの思い込みですよ、どうせあいつは寂しくなったら勝手に雲仙の入試か何かでも受けて意地でも雲仙に居そうですからあいつの心配はするだけ無駄ですよ」


千紗さんは他人事なのに心配しすぎなんだよ、別にあいつの事なんて勝手に何でもしでかすような奴なんだ心配なんていつもするだけ無駄だと思い知らされる、だから俺は心配する事を止めたんだ


「そうですか?それならあまり干渉はしませんが、教室が見えましたねそれではお先に失礼しますね」


千紗さんは二年生の教室へ行ってしまった

にしてもあいつは本当に大丈夫なのか?一人で家に居て好き放題しないか、言うなれば心配をしてるのは自宅なんだあいつじゃなくて

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