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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-1.あたらしい春
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恐怖の再来

多分久し振りの睦実視線です

「ただいま…って結子さんと祐吾が居なくなったと思ってこれで制限無く双子分補充出来るなと思ったら知らない女の子が正座してるんだけどどういう事なの?」


生徒会がやっとお終わったと思って家に帰ったらこれだものお姉ちゃんは説明を要求します!なんてね


「諸事情により瑠璃宮先輩のお宅でお世話になりたいのですが構わないでしょうか?是非ともお願いしたいのですけれど…」


「別に私は困ってる人を見過ごす事はしないけど大丈夫だよ?宜しくね?えーと」


「浅葱なずなですこれからお世話になります…!」


なずなちゃんね、覚えた


「有栖、今日は晩御飯私が作るけど?」


ちょっと気分が良いから普段の私からは有り得ない事を有栖に告げてみたところ有栖は珍しく青ざめた顔を見せて


「え?むっちゃんが?むっちゃんがご飯って大丈夫なの?僕がやるけど?」


凄く心配されてるけどお姉ちゃんは大丈夫!

と言っても昔この家に来たときに料理を作ったところ有栖が腹痛を起こした、私のあまりにも雑な調理のお陰でなんだけどそれを乗り越えた今!私はちゃんとお嫁に行ける筈なのです!


「心なしか睦実のテンションが高く見えるんだけどこれはもしかしてなずなが来たから?あたしさ睦実の料理食べた事無いんだけどどうなの?」


「食べてからのお楽しみだよ本当むっちゃんの料理は…」


決して私は料理が出来ない訳じゃないだけれどどうもプロ並みに料理が出来る有栖が居るお陰で甘えてただけ、そう人に甘えるのはもう終わり結子さんが居ない今一番年上なのは私なんだから気を引き閉めないと!


「それじゃカレーで良いかしら?」


輝夜となずなは喜んで賛同してくれたんだけれど有栖だけは微妙な顔をしてるそれもそうよ、有栖を腹痛に追いやったのはカレーだもんねそれは身構えるよ


有栖の顔を伺いながらカレーを作っていたけどすぐに出来た為お出しする


「それじゃあ食べましょうか?いただきます」


直ぐ様皆私に続いて復唱してくれる


「それじゃあむっちゃんの料理いただくね?」


食べて直ぐ様不満を言う為なのかそれとも私を安心させる気なのかそれだけを言ってから有栖が食べ始めた


「どうせ腹痛が来るでしょ…ってあれ?前みたいに味が表現しにくい程に酷い訳でもないしもしかしてむっちゃんの料理って美味しくなったりしたの?」


酷い物言いよねだけれどここ数年で料理は果てしない程に練習したんだから当然でしょ、って言っても有栖には敵わないんだけどそれはそれでね


「そりゃあ私が年上なんだからこれくらいはしないとね?」


自分でも言ってる意味が分からないけどこれからも頑張れる気がした、よし頑張ろう

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