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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
1.姉と妹の邂逅
8/209

妹を巡る論争

ちなみに睦実の声はころあず

美空の声ははっしーで勝手に脳内再生してまする

太陽側1-4


そこに居たのは目的でもある瑠璃宮睦実と何か猫みたいな先輩


「あら、あなた新入生よね?生徒会室に何か用でもありますか御用かしら?」


取り敢えず有力な情報でも聞き出しますかね


「輝夜、分かっては居ると思いますが脅迫なんてしないようにお願いしますわよ仮にも相手は生徒会ですしキレたら輝夜は何に走るか私でも分かりませんもの」


「分かってるわよ」


それこそあたしは遠回りをわざと選ぶ主義だけれどもここで答えを見つけてしまったらあたしはどうなるのか、いやそもそも例え有栖を見つけたとしても有栖とどう関われば良いのかそういうのも問題になってくるわよね


「それで全生徒の情報を知っているであろう生徒会に聞きたい事があって来たんですけれども良いでしょうか」


「何かしら?出来る限りなら答えられる範囲でなら答えます」


冷静になれ冷静になれってのあたし


「あたしたちと同じ一年生に有栖という生徒は居ますでしょうか」


「貴女にもそれなりに目的があってわざわざ生徒会室にまで来て聞きに来たのでしょうけれども私情での情報漏洩を防ぐ意もあって生徒会以外では生徒の情報に関われないのよこれで終わりね帰ったらどうかしら?」


私情ったら私情だし言い訳すら見つからないけどどうして生徒の情報に触れれないのよ


「睦実ちょっとそれは酷いと思うにゃんかちょっと位規則破って教えてあげても良くないかなぁ?」


良し良いぞ猫先輩押しきれ押しきれ


「ダメね例え優輝が頼んでも動じないわそもそも個人情報は漏洩させるなと言われているのよ」


「そこをどうにかお願い出来ませんでしょうか彼女は生き別れの妹がこの学園に入学したと聞いて聞きに来たのですそれ位許可して貰えないのでしょうか?」


美空があたしをフォローしてくる


「理由次第で検討を考えます貴女の理由を聞かせて貰えないかしら」


「あたしはこいつが言った通り生き別れの双子の妹を探してるんですこれでダメですか?」


「それにあたしの妹の今の苗字は瑠璃宮と聞いて先輩と何か関係があるのかと思っての接触でもあります」


彼女は何処と無く勝ち誇った顔を見せて


「そうよ輝夜さん?瑠璃宮有栖は私の妹に当たります血は繋がっては居ないけれども私はあの娘を愛しているのよ、それに何で今更貴女に有栖を返す必要性があるのかしらそんな必要性見当たらないわ」


面倒だなぁこの人、有栖とまた暮らすって目的しか見えてないあたしもあたしだけど


「実の血縁が一緒に暮らしてはいけないんですか?」

副会長はばつが悪そうに反論をしてきた


「血縁だから何、血が繋がってる事を理由に優位に立ったつもりとでも?悪いけれど貴女からは誠意が見受けられないのよねこの話はこれで終わりにしないかしらこんなのいつまで立っても終わらないしそもそも結果的に決めるのは有栖自身でしょう?違うのかしら?」


違うわけが無い結局決断するのは有栖だからあたしは頷く事しか出来まい、けどそれは逆ギレ、ってのじゃないんですかね


「そうですね結果的に有栖自身の決断ですもんね終わりにしましょう、有栖に伝えておいてくださいあたしが来たってまぁ伝えず黙っておくかもしれないですけどあたしは先輩を信じてますからよろしくお願いしますそれでは失礼します


「お騒がせしました失礼しました」


美空があたしの尻拭いをするかのよう扉を閉めて出てくる


「ごめん美空あんたも巻き込んじゃってさ」


美空は笑っている何で笑えんのよ

「大丈夫ですのよ?私は輝夜についていくと以前話したでしょう?何があってもついてく覚悟ですのよ」


「そっかありがとう美空」


「お礼なんて要りませんのよ輝夜が笑ってればそれが一番でしてよ」

接触はしたやるべき事は成したどう動くかはあの人次第よね

このまま行くと思ったより早く再開を書けそうな気がします(小並感)

他の人物の心境も入れるかどうか考え中

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