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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
6.長い長い冬に
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恐れるものは何もない

謝罪としては修学旅行のやり取りをあまりにも雑にしてしまった事を詫びたいです、語彙力が無いのも理由なんですけれど

「お帰りなさいむっちゃん、どうだったの?修学旅行は楽しかった?」

「勿論よ楽しくない訳が無いじゃないの、はい有栖にこれ上げるわね生八つ橋」

むっちゃんが修学旅行から家に帰って来て出迎えたは良いけれどいきなり渡されたのはお土産であろう生八つ橋、玄関でいきなり生八つ橋渡されても正直困るよね

「私の事も忘れてんじゃないのか!?有栖ちゃんよおおお!何睦実だけ温かく出迎えてんのよ!家主よ家主!普通家主をまず出迎えるでしょ」

「ごめんね結子さん、今度から結子さん優先で出迎える事にするね」

「今分かったけどもしかして有栖は私の事嫌ってる?もしかして何か有栖にしたかな…いやまぁ深く考えないようにするか」



季節は冬、12月であり世間的にはクリスマスなのかな?

そろそろクリスマス、そして年越しを迎えると言う事もあってか店の方もいつも以上に忙しくなっていた

「お帰りなさいませぇ!有栖お嬢様!ご注文は何になさいますか?わたしですか!?わたし!?わたしですね!」

バイトが始まる時間との事で店に入るといきなり店では聞いた事の無い女の子の声が店では聞いた事は無いけど日常で聞き慣れてるんだけどね、そう目の前で僕に無駄な媚を売っているのは知った通り星花であって決して知らない女の子じゃない

「あのさ、星花は何でメイド服を着てノリノリで働いてるのかな?顔割れは控えてるんじゃないっけ?」

多分仮にも声優だった筈なんだけどね

「と言うかぶっちゃけあれじゃないですかね?顔出ししてる訳でも無いですし普通に働いてもバレないですよ?年齢と言うかわたしがバイト出来る年齢では無いと言う事はほら?わたしが声優って特権を使ってですかね」

結局自分が声優だって露見させてるよねそれってば

「まぁわたしは人数が追い付かない時のヘルプですよ?ヘルプ♪だから安心して貰って大丈夫ですよ!有栖先輩のお仕事奪う事は絶対に有り得ないですからね!」

「確かにそれなら良いんだけど星花は中学生でしょ?勉強しないでこんなとこで遊んでて大丈夫なの?」

「ふっふっふっ、先輩ったら心配性ですねー大丈夫ですよー?だって先輩と同じ学校に行ける程度の学力はもう付けてますし何より学年で一位なんですよ?あれ?これもしかして先輩への告白ですか!?」

違います

「それなら大丈夫じゃないの?僕で良ければだけど何か分からない事があったら聞いてね?何でもとは言えないんだけど分かる範囲でなら出来るだけ分かりやすく教えるからね」

「はい!ありがとうございますっ!有栖先輩」


こうして星花が働く事になった、なったんだけれど大丈夫じゃないよねこれ絶対

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