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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
5.動かなくちゃならない時
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堅物の本性

二学期は一学期に学園祭があるお陰なのかあんまり行事が無いと思われがちだがあたしの学校、雲仙学園では二学期の行事としては体育祭、あたしには全く関係無いけど修学旅行、そしてあたしがやらなければならない宿泊研修がある

宿泊研修はクラス毎に宿舎、当然男女別だけど有栖と寝れないのはキツい、何だかんだ言って睦実を馬鹿にしてるけどあたしも睦実に劣らないレベルのシスコンだし

こんな下らない事を浮かべながら美空の話を適当に聞き流し学園へと着く

有栖は友達と登校してるのよねお姉ちゃん寂しいし…


「校則違反に当たります先輩、今すぐ改善をお願いしても宜しいでしょうか?さもなけばここは通す訳にはいきませんので」

学園に入り次第すぐ聞こえてきた静かな女の子の声、何かと思うけどさ何で皆平気で素通りしてる訳?

「あら輝夜もしかして彼女が誰か気になりますの?」

「流石エスパーねあたしの事を良くお知りで、確かに知りたいと言えば知りたいけど何で素通りしてるかも疑問なのよね」

「彼女は風紀委員の水瀬綾輝さんですわね、容姿端麗、成績優秀、ですけれども周りから見た欠点はルールにお堅いとの事で彼女に捕まると散々説教をされるそうで」

風紀委員って存在が具現化したとでも言えば良いのかしら?関わりたくない存在だってのは明らかに一目でビビッと来たけど

「分かりました、それでは改善をなさって来て下さいね」

あたしが急ぎ足で通りすぎようとした瞬間に待ち伏せしたかのタイミングであたしの前に現れた


「瑠璃宮輝夜さんですね、始めまして私は風紀委員の水瀬綾輝と申しますがその目カラコンですか?もしそうなのなら私とお話ししませんか?」

あたしは多分父親が日本人のハーフだろうけど神が悪戯したかの如く髪だけは黒髪で日本人にしか見えないしそれこそ黒のカラコン付けとくべきだったかしら?

「知ってる、あたしと同じクラスでしょ?話すのは始めてだけどね、あたしの目はカラコンなんかじゃなくてこの碧眼は天然物だから校則違反にならなくない?」

「例え天然だろうと黒髪に碧眼はどう見ても校則を破っているとしか思えないのですがどうお考えで?」

しっかし難癖付けてくるなぁあれでしょ自分が正義とか思ってるような痛い娘なんでしょこの娘ってば

「あたしはロシア人と日本人のハーフだからさごめんね隠す気はないから、それに特徴としても分かりやすいでしょ?」

「筑紫さん、彼女は本当にハーフなんですか?」

「どう見ようがカラコンにしか見えませんが彼女は一応ハーフですわね」

半分煽ってるようなフォローサンキュー

「了解です、お時間取らせてしまい大変申し訳ありませんでした、それとなんですが良ければですが私とお友だちになって頂けませんか?」

は?煽ったような物言いにちょっとカチンと来たけど思った通りと言うか当然と言うか友達居ないのね

「良いけど?宜しくね綾輝」

綾輝はとてつもなく嬉しそうに

「やりましたぁ、これで僕にも友達が出来ましたね!」

多分これが素だろうし小声で呟いたんだろうけどあたしはどうも耳が良いようで聞こえてしまった

僕っ娘かよ何処と無く有栖に似た何かを感じるわね

元々他の作品に出そうかなって考えてはいたんですけどモチベとかの関係上こっちに


安西美月

図書委員、その内空気になりそう

(想定声優はさっちゃん、もっ先先輩)

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