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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
4.双子の夏は足りすぎる
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憤怒する紺碧

「ねぇ三咲?後一人の働いてる人って誰なの?教えてよ」

バイト中店長さん、三咲を除いた後一人の人と会った事が無い事に気付きふと三咲に聞いてみたところ

「みどり先輩?みどり先輩ならシフト今日だから来ると思うけどそんなに有栖ってばみどり先輩と会いたいの?」

「そりゃあ一緒に働いてる人だし一回位は挨拶しとかないとって思ってね」

名前だけは一応聞いてるんですけどね浦部碧さんだって店長さんから聞いた話だと一つ上で二年生って話だけど

「おはようございますー」

「みどり先輩っ!」


肩辺りまで伸ばした髪に160cm位の身長聞いた話だと彼女が例のみどり先輩?かな?

「あの僕瑠璃宮有栖って言います、宜しくお願いしますみどり先輩?」

対するみどり先輩は困惑しながら三咲の方をじーっと見つめ

「三咲ちゃん君さ僕の事何て紹介した訳なの?」

「え?普通に単純にみどり先輩のシフトは今日としか言ってないですよ?」

「あのみどり先輩?何か怒らせる事でも言っちゃいましたかね?もし気分を悪くしたのなら謝りますけど…」

「あーえーとね有栖さんは何もしてないから大丈夫だよ?

それより僕の自己紹介をしないとね、僕は知ってはいるとは思うけど浦部碧って言います、三咲ちゃんは僕の事みどりみどり言ってるけどあおいだからね?」

「みどりの方が可愛いと思います!みどりちゃん可愛いし似合ってるし!」

「だから僕は女の子じゃないってば!男だって知ってるよね!?」

え?女の子じゃないの?名前からしても容姿からしてもどう見ても女の子かと思ってたんですけどって言うか男の人が働いても良いところなのかな?

「あのみどり先輩って男の人なら何でメイド喫茶でアルバイトなんてしてるんですか?変態さんとかですか?」

「女の子からそう言われるのってやっぱりキツいけど僕は男か女かよく分からないようなもんだもんなぁ、アルバイトをしてる理由ってのはね友達にいつの間にか応募されててね受かっちゃったんだよね」

容姿の事気にしてるのかな?

「先輩はちゃんと可愛いから男の子でも女の子でもどっちでも大丈夫ですよ!」

「うん?あ、ありがとう?」


「あのさ有栖さん、この事瑠璃宮さんとかには絶対に言いふらさないでよね」

女装してる事を知られたくないから?それなら僕も女の子になった頃は女の子の服を着てた自分を嫌悪してたけどそれと同じような事なのかな?

「はい、分かりましたみどり先輩」

「みどり先輩は普通に男子の制服着ても女の子にしか見えないんで大丈夫ですよ!心配しなくとも!ね?有栖」

「ホ、ホルモンバランスが悪いせいだから…あんんまりそこに触れないで欲しいかなって」

設定だと碧が何か下級生に一目惚れされて好かれるまでは考えてたんですけどどうなるのやら

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