むっちゃんは心配性
月側1-3
「あーちゃん?間に合ったのね!?」
むっちゃん、瑠璃宮睦実
艶のある鮮やかな長い綺麗な腰辺りまである髪を伸ばしている少女、そして生徒会の副会長
「うんギリギリ間に合いましたよむっちゃんどこかの誰かさんが世話話なんてし始めたせいで間に合わない危険性もありましたけどね」
親友って何なんだろうね
「むっちゃん~聞いて聞いて!私たち歩いてたら女の子が衝突してきてさ危なかったんだよね!」
「そうだったの?危なかったわね…さてと二人ともクラスを確認してきたらどうかしら?そうでもしないと遅れちゃうわよ?」
そう手を組みながら促してくるその様は天使、むっちゃんマジ天使、です。
促されてクラスを確認しに行く僕ら
「有栖?私たち二人とも2組だってやったね!高校でも同じクラスみたいだよ?」
「良かったね三咲、僕と同じクラスで」
「良かった良かったこれで有栖を一日中見てられるね!眼福だよ有栖を見てるのって有栖ってばハーフだけど外人さんにも見えるし疲労回復。ってね?」
いや流石に疲れが取れる効果なんて無いしそれは盛りすぎだと思うんですけど
「あーちゃんの事見つめてたら疲れが取れるのは多分本当よ?だって私もあーちゃんの神秘的で綺麗な銀髪見てて癒されてるんだもの!」
むっちゃんは可愛いなぁ…
「じゃあ私は入学式の設営の仕事があるからお暇するけれど二人ともじゃあね?」
そう言い残してむっちゃんは入学式の設営へと向かってしまいました
学園の中に入って着いたのは2組の教室前なんだけど教室の中にはもうほとんどの生徒が揃っている
「先生誰かな?格好良い人がいいな!」
「お前も同じクラスだったのかよ!一年楽しくなりそうだな!」
などなど、皆楽しそうに騒いでいるのだけれど果たして僕らの担任は誰なんだろうかこの学校には僕の身内の人が居るけれども結子さんかな?まさかとは思うけど、そんなこんなでワイワイ騒いでいる教室の扉が開いた恐らく担任の先生だろう入ってきた前の扉を皆が凝視していると
「おら皆静かにしろ!入学式行くぞ静かにしろ!」
僕らと同じくらいの年頃の女の子が入って来ました…ダッ、ダレダロウ…
「あれ?もしかしてあの娘制服じゃなくて私服で来ちゃったんじゃ」
「あり得るあり得る」
そうすると彼女は怒ったように
「私は26歳だぞ!?偉いんだぞ!?皆の担任なんだぞ!?誰が高校生じゃ誰が!高校生にしか見えないとかふざけんなよ!私服な辺り学生じゃないじゃろうが!!! まぁ大人だからここら辺で終いにしておくけれども私は瑠璃宮結子だ一応皆の担任をやる事になっているので一年間の間よろしくな」
「結ちゃん!結ちゃん!」
「大人に見えないし結ちゃん確定だな」
結子さん可哀想だけど僕も今日から然り気無く結ちゃんって呼ぼう
ちなみに彼女は僕らを引き取ってくれた瑠璃宮の家の娘さんで義姉に当たる人物
「結ちゃんじゃねぇよ!!いい加減にっ!」
「結ちゃーんもう時間じゃないんですか?」
そんなやり取りを繰り広げている間にもう新入生は体育館へ入る時間に
「まぁ良いかな…皆はぐれないでついて来るんだぞ?」
ぶっちゃけ結子さんの方がはぐれそうな気はあるんですけどね、流石にこれは口が割けても言えないけど
遅くなりました取り敢えずは深夜には書こうと思ってたんですけど夕方になってしまいました




