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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2.学園に潜む問題達
22/209

シスコンは吐き出した

詩音の個人的なイメージの声としてはうえしゃまかなーってなるちゃん辺りで書いてました

詩音の勝手な解釈をした家出で姉さんに迷惑掛けたのは分かってます、例えの話その事を差し引いたとしても金銭的な問題に直面するのでその問題をどうにかしないとなのですが

そんな事を浮かべながら毎日の如く購買で働いていたある日滅多に姿を現さないとある方が詩音の為に購買に訪ねて来ました。

「詩音?いらっしゃる?」

美空さんです。

本来ならお金が足りないなら入学は出来ないんですが詩音が入試の一位だったようでそれでアルバイトの件を持ち掛けられて今に至るわけなのです。

「美空さん?詩音に何か御用でしょうか?」

美空さんは何か紙を持って詩音の元に近付いて話始めました

「さん付けは要らないですわ詩音覚えておきなさいな、それと本題はこれですわ」

そう言って詩音に紙を手渡して来ました

そこに書かれていた事とは

「筑紫家の力で学費を全免除してくれると言う事ですよね?美空さん?けどどうして今更こんな事しようとしてるんですか、この案を持ち込んだの美空さんですよね?」

詩音の考えは図星だったようですね

「会長と仲違いをしてしまったと聞いてましてそれで詩音がまた会長と一緒に住めるのはどうすれば良いのかと私なりに考えたのがこの結果ですわ、そう言う事で詩音はもう学費の心配はいりませんわ!」

何で?何で?他人の詩音にここまでしてくれるんですか?おかしいですよ美空さんは普通他人にこんな手打ちしないです

「どうしてこんな事しようとしたんですか?美空さんに何か得でもありますか?」

詩音がそうやって美空さんに訪ねると美空さんは美空さんにしては珍しく大笑いしながら

「理由なんて在りませんわ?ただ私がしたいからしただけ。それだけです」

言い返せない

「けど後々になってから借金請求とか無いですよね?」

「そもそも詩音貴女は最初学園の方で学費を全免除すると言っていたのに断ったでしょう?何故断ってしまいましたの?それに無理があるのですアルバイトで生計を立てるだなんて成人している方ならともかく未成年である貴女がですわよ?」

「ただ単に当時は姉さんに今は出来るだけ会いたくないそう思ってただけでその気持ちで待遇を断りました」

美空さんは詩音の欠点を見つけ

「詩音は対人恐怖症とでも言うべき状態に陥っているのですわね?一目見れば分かりましたわ」

そう、詩音は人と係わる事に恐怖感を感じています。何でですかって?元々詩音は人見知りなんですけれども姉さんと仲違いしてしまい家出をしてから人が怖くなったそう言うしょうもない理由なんですけれどね

「そんなこんなで学園に籍は在りますので入学は出来ますわ?どうなさいますの?」

「姉さんに謝りたい、姉さんと一緒に暮らしたい詩音は…詩音は、姉さんと一緒に居たい

学園に入学したいです…よろしくおねがいします美空!」

詩音はつい美空さんの事を呼び捨てで呼んでしまいましたうぅ怒られそうです

「うふふ、分かりましたわ詩音来週より転入生扱いですが学園へ生徒として来ても宜しい様です」

「詩音、頑張りますね!美空!」


「無自覚シスコンが結局決め手になりましたわね、これで金銭問題は解決しましてよ後は詩音次第ですわね」

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