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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
1.姉と妹の邂逅
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あたしが瑠璃宮輝夜になった日

眠さと戦って書いたので誤字、設定無視などがあるかもですが本日二話目となります

喋れ動け働け言え刻め休むな死んででも立ち上がれ

あたしはあたし自身の口を何とか動かそうとどんなコマンドを命令してでも動けと問いかける、そんなあたしの思惑とは裏腹に言葉を紡ぎたくても紡げない口、じゃあどうすれば良いのよ?あたしはどうすれば喋れる?そんな時黙っていた有栖が場を掻き回す発言を始めたけどもしかしたら五分五分ねこれで


「あのむっちゃん、聞いて欲しいんだけど僕はむっちゃんとも一緒にくらしたいしけれども唯一の僕を守ってくれた血縁の輝夜とも一緒に暮らしたいから提案なんだけど結子さんに輝夜も引き取って貰いたいって考えてるんだけどどうかな?」



は!?嘘でしょ!?有栖は私の味方じゃなかったの!?どうしてそう言う発言をしてしまうのよお姉ちゃん一人で良いのに、例え血縁でも義理でも姉は一人で良い、二人も要らないのよそもそもその話で行っちゃうと園原輝夜が瑠璃宮輝夜になって結果私の妹になっちゃうじゃない…園原輝夜は有栖と一卵性だと思うし髪色以外はまったくと言っても良い程に有栖と見分けがつかないけれども断固拒否よ、溺愛するの有栖だけで良いのよ


「駄目よ結子さんはもう社会人だし常識は身に付けてるもの、そんな無理を通せそうに無いわよ」


当時学生だった結子さんは瑠璃宮の家が運営する孤児院で問題が目立ち誰にも引き取られなかった三人、私、祐吾、そして有栖、実際にはまだ居るけれどその子たちも加えて私たちをお父さん、結子さんのお父さんね、結子さんは彼に無理言って孤児を養子にしてもらったのねあの頃の彼女はまだ学生でそこまで詳しい事を知らなかったから無理強いでどうにかなったけども常識人、それも学校の教師なんだから流石に常識は足り得てるはずよね


「結子さん?もしもし、有栖です僕のお姉ちゃん、輝夜と今会って話してるんですけど結子さんさえ良ければ瑠璃宮の家で養子にして貰えませんか?僕の我儘なんですけれども……え!?本当ですか?ありがとうございます!結子さん!」


この話した内容からすると…もしかして



あたしを蚊帳の外、有栖と有栖を引き取った家の有栖の義姉との電話が始まっていた、未だにあたしの声はまだ出ないけど多分勝ったっぽい


「あの輝夜聞いて下さい、もし輝夜さえ良かったら瑠璃宮の家に来ませんか?」


圧倒的大勝利!瑠璃宮睦実が唖然とした顔をしている。ざまぁ


「ピャアアアアア!?ハァアアアアアアア!?ウビャアアアアアアア!!」


うるさい高音ね何瑠璃宮睦実叫んでんのようるさいいやこの声あたしだぞ…変な奇声と共にあたしの声は今やっと仕事を始めたわね、さて白黒決着つけましょうか?あたしは瑠璃宮睦実の元に歩み寄って言ってやった


「これからお世話になる有栖の双子の姉の園原改め本日より瑠璃宮輝夜です、宜しく御願い致しますね、親愛なる睦実お姉さま?」


精一杯喜びと瑠璃宮睦実への怒りを込めてぶつけてやった後悔も反省もあたしはしない、こんな嬉しいのに怒れるかってね


「有栖の劣化風情が有栖と同じ声を喋らないでよ……」


酷くない?そう思ってると突然の一声が


「むっちゃん?輝夜にそんな事言うなんて僕むっちゃんの事嫌いになるけど?それが嫌なら輝夜に謝ってよ、僕の姉なんだよ輝夜は」


有栖マジ聖天使様、ってね


「ごめんなさい、輝夜、睦実お姉ちゃんは貴女を妹として迎えます宜しくね……」


凄く誠意の籠ってない歓迎ありがとうねお姉ちゃん


「さてむっちゃん、輝夜?家に帰りましょう!」


有栖の案内で瑠璃宮家へ到着したこうなれば言う事は一つよね

不機嫌そうな顔の睦実、ニコニコ笑顔の有栖を差し置き歩く

あたしは扉に手を触れるそして…


「瑠璃宮輝夜です!今日よりお世話になります宜しくお願いします!!」


当話で当初の目標としていた有栖と輝夜の再開を果たしたので次回よりゆるゆる学園編を書いてこうと思います!まだ続きを考えていてで決して最終回では無いのです


因みに有栖が月なのは女の子に成り立ての頃のあまり喋らない設定より

輝夜が太陽なのは本編でも出ている通り元気、うるさいなどの設定からです



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