無言の圧力
今回は有栖視点では無い(無言の腹パン)
一学期が終わり世間的には夏休みに入る、のだけれども私はこの夏休みを使って新しい作品を書き上げるわ
その為に呼んだ特別ゲストの神楽坂先生のお力をお借りして……
「あの浅葱先生、わたしを呼んだ必要って何かありましたでしょうか?」
「えぇ、その事なのですが神楽坂さんに今書いている作品を音読して頂ければ予想以上に進行するかと思いまして、もし読みたくないのなら私の勝手で呼んだだけですので帰って頂いて大丈夫です……」
そこはそこで有栖と長い間一緒に居たらお人好しが移るのかしら私と言い、輝夜と言い、神楽坂さんと言い、有栖だしその可能性は大いに有り得るわね……
「い、いえ!やらせて貰います!ですけど浅葱先生?わたしは声優の神楽坂七星としてで良いんですよね、なずな先輩の後輩神宮寺星花ではなく」
やっぱり神楽坂先生のプロ精神は流石ね私も頑張らなくちゃ……
それで新しく書こうと思っている漫画は日常系の漫画かしら
「えぇ、そうなのですけど話し相手になってくださるだけで大丈夫です、本職の声優の方をわざわざお呼びしてこんな雑務させるのも失礼なのですが」
不満な顔をせずに好意的に受け取ってくれたのか私に漫画を書く事を促して来た、まぁ私が書いてる間の神楽坂先生は暇そのものに当たる訳だし仕方無いとは言え、神楽坂先生は誰かに連絡を取り始めた
「そうですアリシアそれではー」
気になるけど聞いても良いのかしら?けどプライベート?
「あ、そうですー浅葱先生、今からわたしの知り合いの声優の女の子を呼びたいと思うんですけれど失礼でしょうか?」
まさか、それこそ神楽坂先生一人に朗読させるのは失礼に当たる、そう思っていたところだったし先生が声優の方を呼んでくれるのならこちらも好都合
数十分後家にチャイムが鳴り響く、ちなみに双子も睦実も今は用事で学園の方に出向いているみたいで私しか居ない、それこそ部屋に入って来られると集中力が散るから入られても困るのだけれどね
「セーカ、来たよ?この人が浅葱先生だよね?女の人だったんだね先生ってあんな画風だからずっと男の人だと思ってたよ、ミナミも呼んどいたけど忙しいってね」
部屋に入って来たのは銀髪の小さな女の子、言うなれば小さい有栖かしら?この年頃だった有栖は女の子じゃなかったけどね
「アリシア・ステイワズ、12歳です、セーカと同じく声優をしています、よろしくです浅葱先生」
アリシア・ステイワズ、小さな女の子の声を得意とする声優さんであまり情報が無かったから詳しくは知らなかったけど本当に小さな女の子だったのね
「それじゃあ浅葱先生、アリシアとセーカが退屈しないように早く書き上げて下さいね?」
小さいながらも伝わってくる圧力、早く書き上げなきゃ死ぬわね
設定回収していくスタイルです多分学祭の辺りで出した気がするどうでしたっけ




