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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-3.夏は再び
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雨の音の真意

「何辛気臭い顔してんだよ?お前らしくねぇじゃんかよ前はもっとそんな暗い顔してなかったろうが」


窓から雨が止まないか見ていると後ろから掛けられた声、誰かと言うとそれはこの店の従業員で知ってる声、店長だよね


「お久し振りです店長、リストラ祭りしてから従業員の人は集めれたんですか?」


さっき雨音ちゃんに聞いた話によると男手も必要な事に気付いてやっぱりリストラそして改装してケーキ屋を始める、そこに至ったは良いが男手はみどり先輩と栄司先輩しか居ないらしくて、とは言っても実質ケーキ屋で男手が必要なのかはどうなんだろうね?ケーキ屋の核に当たるであろうケーキは店長しか作らないしウェイターは居るのかな


「片手で数える位しかいねぇっての、もしかしてあれか?お前さんがちゃんとサボらずに働いてくれるってのか?そもそも最低限私だけでやりくり出来るからなケーキを先に作って日中は私がレジに立ってりゃあそれで成立だろ?」


思った通りの暴論、いや暴論じゃないんだけどさ確かに店長が言ってる事に間違いは無いけど本人はまだ何か言おうとしてる


「それならそれで従業員を雇う必要なんてねぇけどほら出来るだけ新鮮な美味いもん食って貰いてぇしな……だから私は作る方に専念してんだよ」


どうしよう思った以上にちゃんとした答えが返ってきてどう反応すれば良いのかな……もう少しふざけた答えを予想してたんだけどね


「何か恥ずかしいな……私は厨房に戻るからな居座ってても良いぞ?お前はお客様だからな」


物陰に隠れていた雨音ちゃんがこっちの方に戻ってきた、雨音ちゃんは店長の事が怖いのかな?見るからに逃げてたっぽいし


「有栖さん、店長良い人でしょう?ぶっきらぼうだけどちゃんと人の事を考えてるんですよあの人はあの人なりに」


雨音ちゃんは知った風に喋ってるけどやっぱり雨音ちゃんと店長は知り合いなのかなぁ


「雨音ちゃんと店長ってやっぱり知り合いなの?ちょっと雨音ちゃん詳しそうに話してたから知ってるのかなって思ってさ」


僕の言葉に対して雨音ちゃんは少し悩んだ顔を見せたけれどちゃんと答えてくれるのかニッコリとした笑顔で答え始めた


「私の母親と店長が知り合いなんです、今回のバイトの件もそれで呼び出されたんです」


雨音ちゃんのお母さんもあんな感じの人なのかな?ふと見たら雨がいつの間にか止んでるね


「それじゃ雨音ちゃん!店長にもよろしく言っといてね!」

夏休みとは宣言したもののどうすれば

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