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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-2.体育祭
122/209

卵焼きを巡る戦

メシマズとかどこか典型的なヒロインか何かに思えてきた

見るから見るにデジャヴしか漂わないむっちゃんが作ったお弁当、作ってくれたのはとっても嬉しいんだけどやっぱりあれだよねそれはもう美味しいのは美味しいんだけどやっぱり見た目からして、ね?


「何でだろうな?ちゃんと作ってあって良い臭いはするけどどうも口に運んだら死にそうな気がするんだけどそこら辺は本当に大丈夫なんだよな?私ここで死にたくねぇからな」


そんな結子さんの複雑な心境を分かってるのか分かってないのかお弁当の中の卵焼きを無理矢理結子さんの方に押し付ける、見た目はゴミみたいな感じになってて食べるのにそれなりの覚悟が必要になるんだけどこの前はむっちゃんの料理で誰も犠牲者が出なかったからセーフ、だよね?


「じゃあ睦実、食べろよ?それで上手いなら食うけどやっぱ睦実の料理ってのはこの何を作ろうが黒焦げになるからな簡単に食える訳ねーだろ」


「……結子さんは間違ってるのよ、普通義理とはいえ妹が精一杯姉の事を考えて作った弁当なのよ?普通食べるでしょ」


出来るだけ速く終わらせたい様子が目に見える結子さん、それに対してどうしても自分がメシマズじゃないって事を証明したいむっちゃん

さてどうなるのかなこれ

見てる限りはむっちゃんが結子さんに無理矢理力で挑んでるけど最近気付いたけどむっちゃんは身体は細いのに馬鹿力なんだよね、どこにあんな力があるんだろうね


「ッ……お前のどこにそんな力があるんだよ!?って言うか無理矢理口に入れんな!」


梓たちが虚ろな目で見てる、まぁ一度犠牲になったもんねやっぱりデジャヴは感じ取れるよね


「うっわぁ……結子さん可哀想」

「そ、そうよね……睦実ちゃんの料理を口にするだなんて」

「つみつみの料理は人に出しちゃいけないものだしねぇ~あの時は死ぬかと思ったよね~」


「なぁ有栖、結子さんが来てるって聞いてから来てみたけどこの美味そうな弁当食っても良いのか?」


「お疲れ様、祐くん食べたいなら食べても良いけどどうなっても僕は責任取らないから自主責任でね?」


あ、祐くんが口にしようとした瞬間に倒れた……元々祐くんもむっちゃんの料理とは相性最悪だからねまぁ予想通りそうなるよね


「放せぇぇぇぇ!!!」


抵抗する結子さんにむっちゃんが無理矢理卵焼きを口の中へと入れ込んだ


「うまい……けどこの見た目で大損じゃねぇか……改善しとけよな睦実、美味かったぞ思ったよりはな」


いつの間にか笑顔になってたむっちゃん、そこまで嬉しいものだったんだ

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