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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-2.体育祭
113/209

軽い口の嘘

千尋からの連絡によると3組がデッドボールを駆使して優勝、ねぇ

どうやら今年から導入したっぽい体育祭だけどやるならクラス別の方が良いんじゃないの?縦割りじゃなくてさ

私は今は教師じゃないから意見じゃなくクレームに当たるんだろうね

取り敢えず千尋に呼ばれたから雲仙の体育祭に来てみた、邪魔なのも一緒にな


「ゆゆゆ、結子さん! ここが有栖となずなが居る学校な訳!? 早く行こうよ私高校なんて入るの初めてだよぉ!」


この隣で喚いてるのは孤児院のクソガキの一人、梓

何で私がクソガキって呼んでるかはまぁ後々語る機会があったら語ろうか

取り敢えず梓の奴が居るのは私が千尋と話してるのを盗み聞きされてたのかあまりにも嘘って言葉を知らない純粋な顔でお願いされたからな

結果的に言っちゃうと梓は本当に嘘をつけないし嘘を嘘と見抜けない、社会経験が無いとかそこら辺もあるけど

どうすっかな高校行かせた方がこっち的にも梓的にも経験になるし行かせた方が良いよなぁ


「なぁ梓お前って学校行きたいか?」


半分冗談混じりで聞いてみる、いつもいつも梓は自らを犠牲にするような行動ばかり取ってるし辞退するかななんて思ったら思いっきり予想外の言葉が


「良いの!? ありがとう結子さん!」


梓の年齢は今年で16、つまり高校一年生になる訳だがそれこそ中学生の時に引き篭もってからずっと孤児院を出てないと親父から聞いてる

ちなみに親父は入院する事になった、医者曰く、過労死寸前だったとな

仕方がないところもあるけどそれでも無理矢理体を動かして仕事に勤めようとすんなよな


「あぁ、雲仙に知り合いの奴が居るからそいつに無理矢理頼み込んどくか」


「あ、結子さん!もう雲仙学園に着いたみたいだから渡し先に行くからね!」


嘘がつけないってのも面倒な事だわな何でも素直に言っちゃうんだからな周りの生徒との関係がギクシャクしなければ良いけど予想は少なくとも問題行為は絶対に引き起こす、子供を信じてやらないのも大人としてどうかと思うけどこいつはこう言う奴だしな


なんて頭を抱えながらも考えてる内に雲仙に到着した、たった数ヵ月の間居なかっただけとは言え、懐かしいものは懐かしい

誰かが私の事を見つけて騒ぐまでは予想するそこまでは予想出来るんだ


「あ……梓の奴どこ行ったし」


考えすぎで梓の存在が途中から頭から抜けていた、保護者としてさすがにこいつはヤバくないか?まぁ適当に教師取っ捕まえて協力させりゃあ良いか?


「卯月ー私だーちょっと手伝えよ」


体育祭だからかジャージ姿の卯月、あの様子だとゲームの記録してたっぽいな、例え忙しそうだろうとあいつが消えたのは本当に問題だなやっぱ無理矢理協力させっかね


「結子先輩ですかお久し振りですね、何の用でしょうか?有栖ちゃんの様子を見に来たとかでしょうか?」


「それもあるけどさぁワンピース着てる金髪見なかったか?孤児院のガキでさ私が気付かない内に消えてたんだよ」


卯月からの情報提供を元に体育館の方向へ向かったと聞き梓を探す、マジで迷惑も何も掛けんなよなー

懲りずにまた新キャラ増えました暫く出さない方向で行きます

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