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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-2.体育祭
112/209

冷殺ゲーム

二回戦で相手が浅海君のデッドボールに当たりたくないと判断したのか二回戦を棄権しまともな戦いをしないまま僕らは決勝戦に来てしまった、ちなみに二回戦の相手の1組は野球の優勝候補らしかったけど宗像さん曰く、「奴等は優秀だが根が貧弱だからなそれだから敵前逃避に至ったんだろう」との事で


「お前らこれから決勝戦が始まるぞ、決勝戦のルールは通常の野球と同じだ、それに加えてコールドは7点、デッドボールは合計3回まででアウトだ相手の主力にのみ当てて的確に戦力を殺すぞ」


栄司監督がこうも真剣に会議を始めたのは相手が一回戦で死球コールドで敗退させた4組なのだ、何故決勝戦の相手が4組かはと言うと4組が純粋に実力で上ってきたからな訳でその事は想定外だったのか栄司はこのように焦っている

例のバスケ部エースの山崎君からも決勝は正々堂々とした試合をしようとイケメン特有の爽やかな笑顔で言われてしまった為心が汚い栄司は追い詰められている、日頃の報いです


「それではこれより男子の野球決勝を開始します」


いつの間にか決勝戦が始まりこっちの攻撃から


「野球部のチャラ男!まずは三振前提でお前に任せるぞ!」


チャラ男は任されたのが嬉しいのかバッターボックスに向かっていった

3ボールか、やっぱり相手の様子を見てるんだよね、一回戦はこっちが不穏な動きをしてたからね


「フォアボールだ一塁へ迎え」


素直に一塁へ向かっていった、続く野球部二人もフォアボールで敬遠された

栄司が不気味に笑い始めた何なのさ


「碧、塁を見ろ、あの状況どう思う?」


塁を見る?一塁から三塁まで全部埋まってるけどそれが何なのかな…あ、もしかしてこれって


「あぁお前も気付いた通りに満塁ホームランだ、次の4番は浅海だあいつは打者の方も優れていた筈だ場外ホームランで活路を切り開くぞ」


浅海君がバッターボックスに立ち栄司に似た不気味な笑いを始めた

あれこっち側だから何考えてるか分かるけど相手側からしたら怖いにも程があるよね


「浅海ィ!ぶっ飛ばせ!コールドで終わらせんぞ!」


ちなみに体育祭は1位は60ポイント、2位は50ポイントと言うように10ポインずつ下降していき最下位である6位は10ポイントしか貰えない、と言っても一日目は所謂前菜みたいなものだからあんまり意味があるのかどうなのか


あ、いつの間にかコールドで勝って優勝してたんだけど正々堂々って何なんだろう


「次はサッカーだ殺人シュートで行くぞ!」


何だかなぁ戦法に文句がある訳じゃないんだけど

野球の表現難しいお陰でガバガバです

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