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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-2.体育祭
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人知れぬ来訪者は

体育祭、学年の隔てなどなく殴り合い頂点を目指すだけの簡単なお祭り、生徒は取り敢えず祭りと聞くとはっちゃける

去年は無かったらしく突然に今年から導入した行事らしく美空曰く


「お父様が急に体育祭だ!と仰いましてそう言えば有りませんでしたねと返してみたところ本当に体育祭をスケジュールに入れ込んだみたいですわね」

らしく別にスポーツが嫌いな訳じゃないんだけど出来ればあんまり動かないスポーツが良いかなって今もこうして有栖と一緒に行動するうちに体が鈍ってたお陰で足を怪我して保健室に居る訳だしちなみに先生は体育祭の打ち合わせやらで忙がしいらしく怪我したなら自分で手当てという養護の先生とは一体、みたいな状態ね


「誰も居ないわよね?それなら堂々とサボれるわ」


保健室に静かに誰にも気付かれないように気を付けて入ってきた女の子の声

今朝自己紹介を交わした京ちゃんだった

星花が言うには京は体育から進級出来ないと勧告を出されてるらしく


「こんにちは京、そろそろ体育祭だけど京も練習?」


取り敢えず挨拶をしてみる挨拶は大事だよ


「ヒッ…輝夜先輩ですか驚かせないでくださいよ、輝夜先輩だったからまだしも良かったものの他の人ならサボりがバレて終わってました」


あーサボりかにゃけどあたしは天使だから告げ口なんかしないけどさ

ちなみに本物の天使は有栖だから

もしかして京ってイジメられてる?けどなぁ星花が居る限りは有り得なさそうだけどどうだろうね


「ねぇ京、あんたもしかして誰かからイジメられてる?」


「え?いえ高校に進学してからはイジメを受けてませんよ?中学生の頃はしょっちゅう受けてましたけどそのせいですかねやけにメンタルが鍛えられた気がしますけど」


あたしの思い違いだったねけど中学でイジメって相当じゃないの?イジメられた事が無いから上から目線になるのは仕方無いんだけどさ


「何でイジメを受けてたの」


出た、あたしの物事をはっきり言うの、正直あたし自身もこれはあんまり好ましくないから改善したいんだけど中々癖ってのは治らないんだよねぇ、失礼な事を聞いたにも関わらず京は


「成績上位に居続けたお陰か迫害されかけたんです、私立で対抗意識が強い奴等でしたからだから私はあそこまで闇を抱えてもない雲仙を選択したんですが星花や琴羽と出会えたのでやはり正解でしたね」


あーそう言う事か


「京は体育祭もサボるの?それともちゃんと参加するの?」


明らかに嫌そうな顔をするも京は素直に答えてくれた


「中学までの私と出来るだけ決別したいですからそうすると必然的に参加した方が良いんじゃないですかね?今の現状思い切りサボってますが」


「それは置いといて輝夜先輩の足、凄く出血してますけど大丈夫なんですか?」


「それなら大丈夫大丈夫、他の皆は相変わらず練習に打ち込んでるけどちーちゃん先生が来てくれるっぽいからさ保健室の先生は忙しいのは分かってるけど普通保健室解放する?」


ちーちゃん先生と言うのは千尋先生の事で歳もさほど変わらない為クラス中で案を出しあった結果ちーちゃんに決まった、当の本人は思ったより嬉しそうにしてたけどあれで大丈夫なんかな


「輝夜さん!足大丈夫ですか!?遅れました!?」


駆け足で入って来て手当てを始めてくれるちーちゃん先生、こう見ると真面目なのは分かるけど慌てすぎて怪我してないところにも手当てされてる、いきなり担任ってのは重荷なんじゃないんですかね


「先生もう大丈夫だってば一応余分に手当てしたみたいだし」


彼女は胸を撫で下ろし溜め息をつく


「安静にしててくださいね!今動くと危ないですから!」


また駆け足でグラウンドへ戻って行った、少しくらいちーちゃん先生にはリラックスが必要なんじゃないの?


「体育祭出れるんですか輝夜先輩のその足で」


「ちーちゃん先生のお陰で治りそうだし大丈夫、京も体育祭頑張ろうね」


「はい!もし輝夜先輩と当たっても手は抜きませんから!お願いします!」


笑うと凄く可愛いじゃん京ってば

少し実験も兼ねて投稿時間変更しました

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