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月の少女と太陽の少女  作者: 雪麒すく
2-1.あたらしい春
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明乃観察

東城明乃、成績優秀、怠惰、ニート、裏取引による退学とこれまでに得られた情報を並べてみたんだけれどこのような初歩的な事しか浮かばなかったんだよね

メイドの癖にニートしてますとか本当だったら追い出してやるところなんだから


「うねちぃー暇なんだけど助けてよぉ」


何で死にかけてるのを拾ったらいつの間にか住み着いてるのさ、それも一応メイドって契約で住んでる筈なのに滅多にそれらしい事もしないでダラけて日を過ごしてる、それだけ、これは酷いと思うん


「居候してて暇ならメイドらしい事やったらどうなの?ねぇ暇なんでしょやろうよ?」


こいつまるで自分が関係無いような顔してるぅ…むっかつくぅ!メイドって契約なんだし働けよこのニート


「私にはやる事があるんだようねちー」


何真面目な顔してやる事があるとかほざいちゃってるの?やる事は働く事でしょその頭脳は何に使うのよ


「やる事って何?別にふざけても構わないけどもし不真面目な事だったら即この家から追い出しますからちゃんとそこら辺を考えて発言してね」


取り敢えずこれくらいは釘を指して置かないとね爆弾抱えてるようなものだから上手く対処しないと私の方まで巻き込まれるのです

前も口車に乗せられて無理矢理料理を作らされた事だってあるし…ニートに食べさせる料理はありませんってのに


「土日にある雲仙の体育祭を見に行くんだよ?まぁ勿論女の子の脇とか盗撮して高値で売り付けるんだよぉちゃんと競技も観戦するけどねどううねちーも行かない?」


待ってもしかして明乃はそんな汚いやり方してるからもしかして家から出なかったの?

な訳ないよね今までニート同然に暮らしてたんだし


「多分うねちーの知り合いも何人か居るんじゃないかなぁ?あーそうだそうだ有栖ちゃんとか輝夜ちゃんはぁ?」


人を人で釣る、多分これが明乃のやり方なんだと思う

と言っても実際その誘いを断る訳は特に無いし雲仙学園がどういうところかってのを視察する目的も含めてなら損は無いと思う、そう言えば何よりあいつが居たし


「有栖さんと輝夜さんも居るんだねまぁ別に行っても良いかな」


やーりぃーとでも言わんばかりに自己主張して喜び始めた、まぁ良いや電話しとこ


「明乃、ちょっと私電話してくるから」


明乃は了解と言った素振りで手を振っていた、私が携帯電話を使わない理由と言うのはまず私はそこまで携帯電話を欲していない、それこそお母さんには意地でも持っとこうよと毎回毎回言われるが高校生になるまで携帯電話は私は必要ないと思ってる

そんなこんな理由がありながら家にある備え付けの電話しか使わない、お母さんが居れば携帯電話は借りる事があるけど仕事ばっかりだもんねまぁ仕方無いよ


「もしもし私だけどさそろそろ体育祭でしょ?そっちの方行くから」


話してみたところ大声で驚いていた千尋は可愛いなぁそれはそれとして千尋が先生になれた事が驚きなんだよね


「うん、そうそうじゃあ頼むね千尋」


適当に恵とか亜利沙も誘っときましょうかね

体育祭に入る前の前フリ、正直スポーツの表現とはどうすれば

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