有栖と言う少女
月側1-1
あぁ朝の光が眩しい浄化されてしまいそうです
何て馬鹿を言ってるうちに僕の部屋に入ってきた彼が喋り始めた
「有栖、朝だぞ起きろよ」
まだ寝てたいし狸寝入りが一番だと思うんだよねこう言う時は
「今日高校の入学式だぞ寝坊するぜ?」
そうでした今日は僕が通い始める高校の入学式だよねそれは面倒だけど起きないといけないもんね遅刻したくないし
「おはよう祐吾、起こしてくれてありがとうね」
取り敢えず彼に起こしてくれた礼をしてみた
彼はまんざらでもないように言い放つ
「睦実はもう学校行っちまったし結子さんも仕事だしな俺しか居ないだろ起こす役目は」
「むっちゃんてば僕の事待ってくれなかったの?うっわ昨日はワクワクしてた癖に」
彼女が生徒会で忙しいのは僕も承知の事ですけどねまぁ
ちなみに彼は瑠璃宮祐吾と言って僕の弟ですね
取り敢えず着替える為にも、遅れない為にも、ベッドから降りますかね
「ねぇ祐吾、僕の制服どこにあるか分かる?」
祐吾は辺りを見回して
「リビングだろ多分昨日睦実姉が触ってたし」
彼の言葉を受けて制服を取りに行く
「ちゃんとした女の子に見えてるかなぁこれって」
そうなんです僕はちゃんとした女の子ではないんです、数年前とある病気を患わった時自分の体が元々女の子だって宣告されてそれから病気で体の変化が始まったんです
自暴自棄になって体を傷付けて死のうと思った時もありましたが家族である祐吾、むっちゃんのお陰で今の僕があるんです
考えすぎたかな……急いでスカートに足を通してニーソを履き指定のシャツを着てからリボンを付けて最後にブレザーを羽織るそして長くて鬱陶しい髪をサイドテールもどきに縛るこれで完璧、僕かわいい!
弟ともっと戯れたいと思う気持ちもありながら僕は家を飛び出したこれから起こる事も予測出来ずに。
取り敢えず本編です書いてみました。更新は基本不定期前提で更新されてればラッキー程度に思って頂ければ←
(語彙力が足りない)