はじまり
初めまして!鼬と申します!
この小説は、中学生の少年少女が異能力で怪奇を探す様な話です!なお、妖怪とかそんな出てこないかと思われますので、そこら辺は期待しないでください
※R15は保険です。
【プロローグ】
『 どこに看板置こっか?』
『 えー、そこら辺にぽぽいでいいんじゃない?』
『 いや、駄目だろ……』
『 それじゃああそこらへんはどうでしょう?』
『お、いいね 』
『 んじゃ、俺看板立ててくるわ』
『 んー』
『 じゃあ円陣?考えとくわw』
『 わかったw』
『 …………これでよし、と』
『 団長ー!決まったよー!』
『 はいよー』
『 うん、位置もバッチリ!』
『 団長ー!!』
『わかったわかったww 』
『んじゃあ、団長!掛け声っぽいのは任せた! 』
『 ええ!?』
『 えーっと……』
『 !!』
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【1話】
「最近の生徒の失踪は実は誘拐されているといる噂が流れているので先生達もパトロールはしていますが気をつけて下さい。
おわりまーす、日直」
「気をつけ!これで朝の会を終わります」
「はい、朝読書してくださーい」
(……失踪、ねぇ…)
窓の外を見上げながらそう思ったのは、千日紅 時雨。
怪奇探偵団の団長である。
《部室にて》
時雨「つーわけでさ」
律・藍斗「「どういう訳だよ」」
副団長の律、団員の藍斗がそうつっこむ。
時雨「いや、あのね?」
竜樹「続けるんですねw」
時雨「最近、失踪だかなんちゃらだかがあんじゃん?」
夏鈴「そうね。」
時雨「なんか怪しいんだよ……」
下を見下ろしながら、顎に手をあて、時雨は言った。
藍斗「え?」
時雨「失踪とか、そんなんじゃない気がするんだよね」
律「……根拠は?」
律が訝しげに言う。
時雨「カン☆」
律「そんなこったろーと思った……」
時雨「ま、そんなわけだから、20時半に学校前に集合ね!」