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009-★レッドの町

『・・・・眠れない・・』

『羊が一匹・羊が二匹・・・・・・・・・・・』

『・・・・・・・・羊が八百十六匹 はぁ~』

ここまで眠れないのって?

俺・・病気なのかな?

この世界に来てから ほとんど疲れないし寝なくてもへいきだしw

皆が言ってた様に俺ってやっぱ変だよな( ̄□||||!!


すこし明るくなってきたか

そろそろ夜明けなんだろ~な・・・・・

それにしても二人ともかわいい寝顔だな(*^-^)

昨夜は食事もとらず寝たから朝は二人とも腹すかせて起きると思うから

今朝は俺がなにかご馳走してみようかな?

あのパサパサのパン・ゴムみたいな肉?・それにラード??(脂肪)

あれが主食ってミューさんが言ってたから

ハンバーガーとスープあたりが いいのかもね?

ま~朝 二人が目覚めたら試してみますか


『もーかなり明るくなったのだが

  今だ二人とも起きないなw』

起こしてみるか


「アウラさん・ミミルさん 朝ですよ~~」


「うぅ~~~ン・・」


「ムニュムニュ・・・」


やっぱり起きないかw

「アウラさん・ミミルさん 朝ですよ~~」

「二人とも今日は商人に交渉するのじゃなかったのですか?」

「はやく起きてくださいよ!」

「さっきからかなりの商人が町に入ってますよ!」



『がばっ!』

「シュン おはよう!」

「しまった><」

「ミミル早く起きろ 交渉に出遅れた!」


ハシバシ・・・ゴロゴロゴロ・・・!


「きゃ~!」

「敵ですか?」シュッパ(`ー´)


「ミミル! 敵じゃなく 商人・・・・・・」

「私達は出遅れたみたいだ すでに商人達が町に入ってるみたいだ!」


「あ~~~!」

「急ぎましょう!」


  スタタタッタ・・・・・

      スタタタッタ・・・・・




「お~! アウラじゃね~か」

「遅かったな」

「俺は なんとかそれなりに儲かったぞ」

「そっちは どおだったんだ?」



「・・・・・・・・」

「出遅れた・・・」

「いまから私達は交渉する・・・」(ノд・。)


「アウラ・・・・」

「いまさら 遅いんじゃないか」…c(゜^ ゜ ;)

「ま~ がんばってくれ 俺は帰るが」

「幸運を祈っとくぜ!」


「・・・・・・・・」



「ちょっと これみていってくれ!」

「上物の薬草とか毛皮とかもあるぞ!」

「おぃ!そこの旦那 安くしとくから見てかないか」


「・・・・・・・・・・」

「わるいね」

「ここでの仕入れは 終わたからな」

「ここで持ち込まれる物ってみんな同じものが多いし

 その中で必要な量も十分にあるから

 毎回だが安く買い叩かせてもらったから も~いらないよ!」


「・・・・・・・・・・・」

「そおか・・・」

「今度着たときは できるなら私の商品を買ってくれたら助かるのだが・・・」


「あ~ また今度会えたら考えておくよ」



「ミミル・・・完全に出遅れたな」(ノд・。)


「そのようですね」(ノ◇≦。)


やっぱり遅かったのか もっと早く起こしてあげるべきだったか「(´へ`;ウーゥ~

つぎがあったら 今度は早く起こすとしますか・・・

「アウラさんミミルさん 売れなかったみたいですね」

「つぎの交渉て 何時になりそうですか」


「・・・・・・・」

「10日後ぐらいだと思う・・・」

「それまで文無しだな・・・・はぁ~」(ノ◇≦。)


そおしてると最後の商隊らしき人たちと檻に入れられた人が近ずいてきた

よくみると最初の檻が男達が入れられていて後ろの檻に女性達が

みんな 一糸纏わず生まれたままの姿で・・・呆然としてる感じかな?

「アウラさんあの檻に入れられた人達って 犯罪者とかですかね?」


「あ~ あれか・・」

「あれは みんな奴隷だよ」

「借金やら税を払うためとか?」

「身売りされたり 借金のカタに取られた者達だ」


「奴隷にされると服も着れなくなるのですか?」


「そおだな」

「自分では服も買えないだろうし」

「買い取られた先の主人が服をあたえないかぎり着ることはないだろうな」


「買い取られないと自分では何も出来ないてことですか」「(´へ`;


「しかたがないさ 自分で出来てたら奴隷になる必要もなかっただろうし」

「奴隷にされるまでに自分達の力でどおにも出来なかったのだから仕方ない」


「あの人達は この町の中で売られていくのですかね?」


「たぶん この町の貴族達が全員 買うんじゃないかな?」

「これまでに この町から檻に入った奴隷が出てくるのはみたことないからね」


「そおですか」

あれだけの数を買い取るてこの町の貴族はかなりの金を持ってるんだな

それにしても借金の代わりにとか?いくら借りたんだ?

そおいや 税金の代わりとかもいってたな!


「いくらぐらいの借金で奴隷にされてるのですかね?」

「税金の代わりにってことなら 4人家族でこの町なら 4人×50万?

 200万ぐらいで 奴隷とかにさえちゃってるのですか?」


「そおだな 獣人の♀で小金貨数枚てとこかな

 子供とかなら大銀貨数枚程度だったような?」

「一番高値なのが シュンお前だな」(=v=)ムフフ♪

「原人の♂なら最低でも中金貨1枚はすると思うぞ!」

「前回のオークションでお前みたいな若い原人の♂が

 大白金貨 数枚で落札されたって話も聞いたし」

「いまにも逝きそうな原人の♂でさえ中金貨1枚で売れたとかw」

「昨夜の事を思うと その価値も納得できるけどね」(*´ェ`*)ポッ



「・・・・・・・・・・・・」

「・・・昨夜は すごく良かったですよ」

「アウラさん 初めてだったみたいで ちょっと戸惑いましたがw」

「二人とも すごくよかったですよ」(*^-^)ニコ


「・・・・・・・・・・」(*´ェ`*)ポッ

「なんか お前と話してると人前で恥ずかしい話も・・・

 恥ずかしく感じないような?」(*´ェ`*)ポッ



そんな話をしていると・・・・


「そこの 獣人達と一緒にいる君!」

「ちょっと話をさせてもらえませんか?」


「・・・・・・」

まわりを見渡し・・・『獣人達と一緒にいる君!』て・・

獣人は ちらほら居るが てか獣人しかここらには居ないんじゃ?

・・・・『君』=俺のことかもな?


その商人らしき人物をみながら自分で自分を指さし

「僕のことですか?」


「そおです 君のことですよ」(^^)ニコ

「ちょっと話をさせてもらってもかまわないかしら?」


「え~かまいませんが?」


「君は みたところ 原人の♂ですよね?」


「はぃ そのとおりですが?」


「この町で君を見るのは初めてだと思うのですが」

「この町で生活してるのかな?」


「まだ町に入ったことはないですよ」

「金も無いので しばらくは ここらで生活しながら

 資金稼ぎをして町に入ろうとは思ってますがね」


「そおでしたか」(^^)ニコ

「それでしたら私達と一緒に町に入りませんか?」

「ラルック商会の臨時職員 として・・・それより

 私たちの従者として入ることで問題ないでしょう」

「あなたに商売を手伝ってもらえるなら 

 今回の商談でかなりの利益を出せそうなので 給金は奮発しますよ!」


金が手に入るうえ町にも入れる!

これって一石二鳥じゃね?

「ラルック商会での臨時職員の仕事とは?・・従者の仕事て?」

「僕にも出来そうなのですよね?」

「仕事内容と報酬を聞いてから決めたいと思うのですが・・」


「仕事の内容は そこの奴隷もですが

 ほかにも高価な商品があります それらの物を私達と一緒に

 売り込むことですかね? 商品の説明とか値段交渉とかは

 私がしますので 私が振った話にそれなりに合わせる感じで

 交渉を一緒に進めていってもらう感じの仕事になります

 あと荷下ろしとかですかね」

「報酬のほうですが 今回この町には3日滞在して商いを行う予定で

 私があなたを使って思った商いができたら 3日×小金貨1枚で

 3百万シール   逆にあなたが役に立たなかった場合でも

 一日 大銀貨1枚は支払います

 なんでしたら前金で本日の分の

 最低報酬の大銀貨1枚渡しますが どおされますか?」


彼女が俺に望む仕事が出来ない場合でも1日で10万か

うまくこなせば日当100万・・・・今の俺なら大丈夫だ!・・・たぶん?


「問題なさそおですね」

「宿とかは どおしたらいいですか?」


「食事も宿も 私の方で準備しますので 大丈夫です」(^^)ニコ


「それは ありがたいですね」

「では その仕事請けさせてもらいます!」


「えぇ~~!」

「シュン あまりにも条件良すぎだ」

「やめといたほうが いいよ」

「町に入ったのはいいが 出られなくなったらどおするんだ」(`-´メ) プンッ

「おまえと離れるのは いやだ!」


「シュンさん ミミルも反対します」(ノ◇≦。) ビェーン!!

  


「・・・・・・・・」

「心配しないで待っててください 3日後にはまた会いにくるので」

「この仕事がうまくいったら3百万シールも稼げるし」

「3人で街中で暮らすにして 税を払ってもまだ

 百五十万シール残るし おいしい話だとおもうのですが」(*^-^)ニコ


「もぉ~ 好きにしたら!」(`-´メ) プンッ


「シュンさん・・・・・」(ノд・。)


「二人とも心配しないで」

「仕事がおわったら 絶対会いに来るからさ!」


「僕はシュンといいます! 3日間よろしくおねがいします」(*_ _)



「私は ジルと言います よろしく」(^^)ニコ


こおして俺はレッドの町に入る事ができた

町に入ると畑とか家畜らしきものがみえ

しばらくは のどかな風景ばかりでそこで生活してる人々は

かなり厳しい状況だと うかがえる

服もぼろぼろで いたるとこが裂けて裸に近い感じだな

大人も子供も同じ感じで ただ生き残るためだけに働いてる様にみえる

『この世界では これが一般人の生活なのだろうか?』

『この世界に来る以前もあそこまで 哀れな姿はみたことないが

 似たようなイメージを受けた人たちは身近にもいたしな』

『それぞれの人生だから それはそれで仕方がない事なのかもな?』



「シュン君 この先が商業地域でその先が 今回の商いの相手の貴族街です」

「ここの貴族は 4家が町代表でもあります

 それに連なって準貴族と成られた方々が権力を持っています」

「その4家の代表達と今回は商談する予定です」


「わかりました」

「自分に話が振られたらジルさんの話に合わせた感じで

    受け答えすればいいのですよね?」


「そおですよ」(^^)ニコ

「どんな話になって どんな事を聞かれるかとか?

 不安とかは無いみたいですね」


「あぁ~・・そおですね」

「不安とか 無いですね」

「基本的に そこまで重要な事を

 ”臨時職員”兼”従者”?の僕に聞くとは思えませんからね」(*^-^)ニコ


やっぱり い~わこの子 

それなりに理解してるみたいで 今回の商いは大勝利の予感が(^^)ウフッ♪



「ここが 商業区ですか さっきよりは賑やかですね」


「農業区の人達よりは ここの人達の方がかなり生活も豊かですしね」

「農民でも地主になれは豊かな生活をしてますが 農夫はきついでしょうね」

「税を払うのにも困て追放されるのも珍しくないですしね」

「ここが 今回の商談場所です」


かなり立派な建物だな

ここでこの町で最高権力者達と会うことができるんだな

どんな人達なのかな?

最初から気にしてたら負けだ 会ってみて それからだな 楽しみだ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ジルさんの情報

=============================

ジル 原人 ♂ 《30才 》

【称号】 元貴族・マール都市の民・商人

【状況】 ***

【戦闘力】 Cp19,600《E+1》

【スキル】8 火術・水術・土術・雷術

       強化術・格闘術・盾術・剣術

       《従者種》


挿絵(By みてみん)〔見た目〕

身長:165 体系:アウラに負けないナイスバディー

髪:ロングダークシルバーで上品なUP 顔:セクシーでやさしい美人

服装:黒の胸元が見えるセクシードレスで赤色アクセント

    ブーツ:黒で足先しか見えない

    グローブ:無し

    ローブ:無し

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