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038-ドルシャさんの訓練開始


夜明けだな・・・・・・・・


「シュン・・・」『むちゅ~~~~~~~』 ステラ息が・・・・・・


「ぐは~・・・・・・」

「こんな朝は二度とないかもしれないからな」(*´ェ`*)ポッ

「そおだな ステラ」『チュ~ッ!』


「朝練に行くか」

「はい」



まだ皆は居ないか とりあえずいつもと同じ感じで柔軟体操をして

剣の素振りを軽くこなして体がほぐれてきたところで

奇獣《王族種》数対と対決するイメージを作り・・・・・・・・・・


2~3体ぐらいならまとめてこられても対応出来るが10体以上をまとめて相手するのはやっぱ厳しいな・・・・


みんなも練習してるみたいだな

彼らもやってるな ニーナ達3人・パル達3人 それとメグ達12人も

あれ? あそこで見学してるのって ドンさんだな朝練に興味あるのか?

それとも メグ達の動きを見て武具になんらかの細工をするつもりなのかな?


そろそろ 朝飯にするとしよう・・・


「お~い みんな風呂に行くぞ!」

「朝食は各自おのおの食ってくれ! じゃ~先にあがるからな」



ふ~ 風呂はいいな 朝から入れるってのは最高だな


「しゅ~~~ん」(`-´メ) プンッ

「おはよう アウラ?」

「どおっした 機嫌がわるそおだが?」

「あんた 昨日ステラと一緒だったでしょ」

「あ~ 一緒に寝てたが」

「やっぱり! ステラったら抜け駆けしたんだ」

「うん? お前達の取り決めがあったってことか」

「いや シュンには関係ないから気にしないで」

「そお言われてもな いまさら気にするなって」

「お前達が 険悪な関係になるのは俺が困るしな・・・・・」

「そこまで揉めることは無いからシュンは心配しなくて大丈夫」

「ただ ローテーションを変更するだけだから・・・・・」


アウラがステラの所に行ったが特に揉めてる様子でもないから大丈夫だったみたいだな

上がって 飯にするか


そおいえば飯の準備って誰がやってるんだろね?

宿時代の従業員をそのまま雇用したのかね? あとでジルさんに聞いてみるか


お~ジルさん 発見!


「ジルさん おはよう」

「シュン君 おはよう」

「今朝も 1人でもくもくと練習してたわね」

「最初はだれかと模擬戦してるのかと思ったけどシュン君のあの動きに対応出来る人てここには居ないから あれって1人でやってるんだよね?」

「あははははっ・・・・あれは空想の奇獣と戦闘してるんですよ」

「やっぱりね シュン君の練習相手ともなるとなかなか居ないからね」

「それより今朝は一緒に食べましょう ちょっと話もありますので」

「いいわよ じゃあそこで食べましょう」


窓際の外の景色が楽しめるテーブルで今朝の朝食をとることにきまった


「それで 話ってなに?」

「昨夜 ドギーさんから武具職人を紹介されましてね」

「ドンさんのことですね」

「知ってましたか それなら話が早いですね」

「彼がここに工房を移したいと言われたのですが 了承してもかまわないか聞きたかったのですが」

「その件でしたら 朝練の時直接ドンさんから話があり シュン君が私の了承しだいだと言われたとの事でしたので了承しておきました」

「それと シュン君が依頼したあの子らの武具の件ですが」

「ドルシャさんの訓練期間中の10日間で12人全員分の防具は仕上げる様言っておきました」

「武器は間に合わない場合代用品を準備するようにともいいましたので」


「なぜ そこまで急がせたの?」


「今回の訓練が終ったら私達はミームのコーラルをテルの町まで輸送して販売する事が決まりましたので」


「その間にシュン君にはあの子達の戦闘力を1段階は上げておいてもらおうと思いまして」

「それと アウラさん達も私達とテルに行ってもらい商いを体験させようと思ってますが よろしいですか?」

「それはありがたい話ですね アウラ達は嫌がるかもしれませんが是非お願いします」

「あと ニーナ達とパル達もあの子達と一緒に戦闘力を上げておいてほしいのですが・・・・」

「わかりました 一緒に鍛えておきますよ」

「ひと段落ついたときでいいので 私の戦闘力UPもお願いしますね」(*´ェ`*)ポッ

「喜んで そおさせてもらいますよ」(^^)ニコ


この後はドルシャさんの猛烈特訓がはじまることとなる・・・・・・

余談であるが ここの食事の準備などはやはり宿時代の従業員をそのまま雇用して行ってるとの事で彼らが働きたい間は雇うとのことだった・・・ジルさんらしい


ドルシャさんの特訓が始まった!


「きさまら! きさまらは人ではない家畜だ走れ!止まるな!」

「この豚ども! もっとはしるのじゃ~!」


これがドルシャさん式訓練か

ドギーさんが反対してた事がよくわかるね だがこれはこれでしばらく様子をみながら続行するか・・・・・


一日中走らされたな・・・・ 食事も野外か・・・・いきなりこれはきついかもな


「シュンに~ ・・・・・」


「ど~した 早くもギブアップか?」


「いえ ドルシャさんの訓練はキツイし腹がたつけで 頑張ります」

「そおだな あと9日頑張ったら終るってのがわかってるから それまでだしな」

「それで どおしたんだ?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「シュン・・・」

「アウラ? お前もどおした?」

「あんた あいかわらず いけずなんだから」

「その子達はシュンに甘えたいんだよ」

「そおか 甘えたいならそう言えばいいのに・・・」

「はぁ~~ だから ・・・・」

「じゃ~ 私はあっちに行くから」

「それを言いにわざわざ来ただけか?」


獣人の女の子6人が俺の回りに座ってるが・・・・・

どおしたら いいのかね? こまったぞ


「メグ・チラ・ケミ・フィー・チー・イーお前たち 俺に甘えたいのか?」


彼女たちの頭をやさしくなでてみた・・・・・


「あぅ~・・」メグ・・・(*´ェ`*)ポッ

「いぅ~・・」チラ・・・(*´ェ`*)ポッ

「うぅ~・・」ケミ・・・(*´ェ`*)ポッ

「えぅ~・・」フィー・・・(*´ェ`*)ポッ

「おぅ~・・」チー・・・(*´ェ`*)ポッ

「かぅ~・・」イー・・・(*´ェ`*)ポッ


こいつらかわいいな 小動物みたいだw


このあと彼女達と雑談をしていたがみんな疲れていたのかそのまま寝てしまった

おれは 今夜も眠ることなく朝をむかえたw


特訓2日目


本日は剣の訓練みたいで

ドルシャの部下達が18人と アウラ達にもいろいろアドバイスをしたりとしながら訓練をしている


今日も皆つかれたみたいだな 食事も自分達で作ってるな


「シュンに~ 私達が作ったものですが食べてみてください・・・」


「そおか お前達が作ったのか」

『モグモグ・・・・』 「ほ~・・・・」

「なかなか 上手に出来たじゃないか」(^^)ニコ


「そおですか よかった」(*´ェ`*)ポッ


「そおいえは お前達6人はよく俺の所に来るがあと6人はどおしてるんだ?」


「ロンくんは ステラさんにべったりくっついてます」

「ブブくんとダグくんは アウラさん達やニナーさん達とパルさん達のところを回ってる感じで」

「アンさんリンさんランさんは ちょっとなじめてない感じですかね?」

「たまに アウラさん達と一緒にいるみたいですが」


「そおか それでアン達は今はどこにいるのかな?」

「たぶん あの先に見える木のある場所だと思いますが」

「そおか ありがとうな うまかったよ」

「俺はちょっと3人の様子を見にいってみるから また後で甘えにおいで」

「あ・・・・・・はぃ」(*´ェ`*)ポッ


ちょっと アン・リン・ランと話をしてみるか

あの木の裏に3人共居るな


『アン 私たちこのままここでやっていけるかな?』

『リン まだ2日なんだよ やっとあの檻からも出られたのにもう弱音を』

『でもさ リンが言いたいのもわかるよ 私もこのまま頑張れるか自信ないし・・』

『ランまで もう少し頑張りましょうよ・・・・・』


リンとランの愚痴をアンが聞いてるのかこいつら仲いいんだな

3人仲良しなら寂しくはなさそおだし あとは鍛える目的でも持たせたら

自ずから頑張れる様にもなるだろうし とにかく少し話しをしてみるか


「アン・リン・ラン どおしたんだ?」

「あ~ シュンに~」

「3人で落ち込んでるとかかな?」

「うん~~~」


「いきなり聞くが 3人の夢ってある?」


「私は夢と言うまでの事ではないのですが とにかく他人に頼らなくても生きて行けるぐらい強くなりたいです」 アン・・・・


「アンがそお思って頑張たら近いうちに成れるよ 俺も応援するしな」(^^)ニコ


「リン・ランは?」


「夢ですか・・・・・・・」

「すてきな彼氏がほしいかも」 ラン・・・(*´ェ`*)ポッ


「ランは ステキな彼氏がほしいのか これから色んな人にも会えるからランの気に入る彼氏が見つかると思うぞ」(^^)ニコ


「リンには夢というか希望というか そおいうのは無いのか?」


「私は・・・・・特に今は・・・でもいまここでの生活を失うのが怖い・・・・」

「リンは 今回の訓練を耐え切れそおに無いってことかな?」

「頑張るつもりですが それでも・・・・・・」

「そおか なら頑張れる目的を作ることにするか」

「リン! ここで生活すること意外でしたい事とかしてほしい事 行ってみたい場所とかは 無いか?」


「え・・・・・いまの生活以上の・・・・・」

「それでしたら 私はシュンに~達が泊まってる本宅で生活したいです」

「シュンに~の部屋で一緒に寝たりしていっぱい甘えてみたいです・・・」

「あれ? 私なに言ってるの」(*´ェ`*)ポッ


「そおか それぐらいのことでいいなら残りの訓練が終ったら俺の部屋で一緒に寝て甘えさせてあげるし 別に場所を限定しなければこの場で甘えてきてもいいんだぞ」

「泣きたい時も怒りたいときもいつでも俺を頼っていいから」

「お前達の事も俺は家族だと思ってるからいつでもおいで」


「シュンに~~~ うわぁ~ん・・・うわぁ~ん」

「思いっきり泣けば気もはれるから 好きなだけ泣くといいよ」


このあと3人共俺にしがみつき気が済むまで泣きじゃくってそのまま眠りに落ちてしまった・・・・


3日目

本日は槍の特訓みたいだな みんなぐったりするまで練習してたな


4日目

本日は素手での格闘術みたいだな みんな体のあちこちにあざが・・・


5日目

前日に引きつづき格闘術それに護身術みたいなのをまぜ受身とかやってるな


6日目

本日は盾を使っての戦闘訓練みたいだ ガウがめちゃくちゃはりきってたなw


7日目

今までの練習を生かし模擬戦が行われ各自に向いた戦闘すたいるなどアドバイスされていた


8日目

本日は風術の練習みたいな?剣を振りその先の物を切るみたいな?

たぶん何かしらの技の伝授みたいだが

そおいえは 俺は何の気なしに水を出す事も出来るがあれって?


9日目

ドルシャさんによる 威圧と雷術を披露してるが ことは今回はその手の術の使い方などの特訓の様だ


10日目(本日が特訓最終日)

仕上げというかこれまでの成果確認なのだろう模擬戦が行われている

12人の子供達の中ではアンが一番強いな

アウラがステラに挑戦してたが 残念ながら今回も負けたみたいだ・・・・


こおして10日間のドルシャさん主催の訓練も無事全員やりとげる事が出来た


「シュンに~~~!」

「お~お前達よく頑張ったな偉いぞ!」


『ぴょん・・ぎゅう!』『むぎゅ~!』『ぎゅう!』『がっば!きゅ!』

『むぎゅ~!』『ぎゅう!』『がっば!きゅ!』『むぎゅ~!』『ぎゅう!』


「ぐ・・・・・・・・・・・・ぐふぁ~~~~~~~ ハァハァ・・・」

「お前ら 息が出来ないだろうが はぁはぁ・・・・」

「それと めちゃくちゃ におうぞ」


「え・・・・・」  「びぇ・・・・・」  「うぁ・・・・・」

「ひゃ・・・・・」  「うぁ・・・・・」  「え・・・・・」

「うぁ・・・・・」  「え・・・・・」  「ひゃ・・・・・」


9人が ハットした顔になり猛ダッシュで風呂を目指し走て行った


「嬉しいのはわかるが あいつら絶対アウラに毒されてる気がするな・・」


「シュ~~ン・・・・」(`-´メ)ガルルルル~!

「お~アウラお前そこに居たのか・・・・」(゜ー゜;Aアセアセ


「シュンさん」『ムギュ~~』

「ミュー・・・・・」「私もお風呂に行ってきま~す」


「シュンに~」『ギュ~~!』

「ミミル・・・・・」「私もお風呂~~」


「シュン!」『ムギュ・・!』

「ステラ・・・・・」「風呂入ってくる」


「シュン君」『ムギュ~~!』

「ジルさん・・・・・」「私も洗ってきますね ウフフフッ♪」


「シュン坊~」『ムギュギュ~~!』

「ドルシャさん・・・・・」「どおじゃわらわの香りは・・ウフフフッ♪  では風呂に」


「シュン!」『ガッバ・・・・ムギュギュ!』

「うぐぐぐぐ・・・・・」『ぐっは・・ハァハァ・・』「アウラ」『ちゅ~!』「行ってくるね」



なんか目まいが・・・・・・


「シュン 頑張れよ・・・・・俺達も先に風呂行っとくから」

「なむなむ・・・・・・・・」



俺も風呂に入って心の安らぎを取り戻すとしますかw

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