037-武具職人ドン
練習の後皆で風呂に入ると・・・・・・・
「ご主人様 私が背中を流させてもらいます」
「お~メグか わるいなそこまで気を使わなくてもいいぞ」
「いえ! 私がご主人様の背中を流して差し上げたいのでさせてください」
「そおか ありがとう お願いするよ」
「はい」(*´ェ`*)ポッ
「あら メグ あんたシュンに惚れた?」
「あ! アウラ様 そんな 私みたいな者がご主人様に惚れるなど・・・・・」
「へ~ メグは シュンのことただのご主人様てだけなんだ」
「あ~~その~~尊敬してますし・・・・・」
「アウラ メグが返答に困ってるだろ あんまりいじめるな・・・・」
「え~~~いじめてないよ~ だってシュンに惚れたとしても仕方ない事だし・・」
「え? 私がご主人様のことを好きになってもいいのですか?」
「好きとか嫌いとか その人が抱く感情だからいいんじゃないの?」
「私も貧困街でシュンに迷惑かけた時は私なんかの身分でシュンに惚れるのは間違いだと思った時もあったけど シュンはそんな人じゃなかったし こおして今も私のこと大事にしてくれるし シュンは いけずだが大好きなんだ」『チュ~!』
「アウラ・・・・俺もお前達のことは好きだよ」
「アウラ様 私もご主人様のことを好きになってもいいので・・・・・」
「たぶん 大丈夫だと思うよ メグはシュンが選んでここに連れてきたんだから」
「ご主人様!」 『むぎゅ~~!』
「ぐっは・・・・・メグ・・・」
「お前の行動は アウラに似てるが お前達打ち合わせしたんじゃないよな?」
「え? わたしが アウラ様の行動と似てるって?」
「いや 打ち合わせしたわけではなさおおだな ならいいが」
「それと ご主人様と言うのは やめないか?」
「ど~もその呼び方は俺には なじめなくてね・・・・」
「では なんとお呼びしたら?」
「私は シュンてよんでる」 アウラ・・・
「私は シュンさん と」 ミュー・・・
「私は シュンに~ て」 ミミル・・・
「私も シュン と」 ステラ・・・
「私は シュン君 と」 ジル・・・
「わらわは シュン坊~ と」 ドルシャ・・・
「俺も シュン て呼んでるな」 ガウ・・・・
「俺は シュン と」 ドギー・・・・
「私達は シュンさん と」ニーナ・・・・(ルー・ミルも)
「私達は シュン様 と」パル・・・・(ピル・プルも)
「では 私は シュンに~ にさせてもらいたいのですが・・・・・いいですか?」
「かまわないよ」
「え~ 私の シュンに~ だったのに・・・・」 ミミル・・・
「みんな 洗い終わったか 俺は上がるから みんなそろったら夕食にしよう」
風呂から上がり全員そろったところで 夕食を食べはじめた
「シュン 飯を食い終わったら飲みにいかないか?」
「ドギーさん いい店でも見つけたんですか?」
「そおだな ま~店自体は小さな飲み屋なんだがそこに来る客がな」
「その客に僕を会わせたいと?」
「そおいうことだ ちょっと変わってはいるが彼の作った武具を見せてもらったのだが 作りが良くてね シュンも知り合いになっておいたらこの町では何かと役に立つと思ってね」
「そおですか それはぜひお会いしたいですね」
「食べ終わったら 行ってみましょう」
食事を終え ドギーさんとガウも誘い3人で飲み屋に・・・
「お~~~ドギ~今夜も来たか・・・うぃ~!・・・」
「あいかわらず 飲みきってるな・・・・・」
「あたりめ~~だ このために俺は武具を作ってるんだ」
「お~そっちのは 新顔だな?」
「お~ おれは ガウて言う よろしくたのむ」
「俺はシュンです それで あなたは?」
「お~わりいな 俺はドンだ 武具を作らせたら俺以上の物は無いというぐらいだ ぐわっはっは!」
「そおですか ドンさんの作った武具を今度見せてください」
「今度だと いまみやがれってんだ!」
「これが 俺が作った武具の一つだ うぃ~~!」
彼が身につけてる装備も彼が作った物らしいな どれどれ
素材はたいした物ではないが作り自体はかなり念入りに仕上がってるな
「その腰の剣を見せてもらってもいいですか?」
「お~~あたぼうよ! しっかりおがみやがれ・・・うぃ~!」
これも素材は安物だが素材の使い方や刃の研ぎ方に握りの作りどれもきちんと考えた上で作られてるな これはドギーさん 大手柄かもな
「さすがに ドギーさんが認めるだけの事はありますね」
「坊主 てめ~なめた口たたいてると なかすぞ うぃ~・・」
「馬鹿にした覚えはないのですが?」
「それが なめてるって言ってんだ・・・」
「小僧の若さで俺の作った物の良さがわるわけがね~んだよ」
「そおですか・・・・・」
「服の方は 素材はウルフで安物ですが作りはしっかり作ってるし動き良さも考慮した作りに見えるのですがちがいますかね?」
「剣も素材は鉄に少量特殊鉱物を配合した物を鍛え上げ粘りと強度を高めた上で刃の研ぎ方を3回に分けて行い切れ味と刃こぼれの両立をめざし 握りは両手で握った場合と片手で握る事を考慮しながら改良した感じに見えたのですが違いましたか?」
「ドギー ・・・・この小僧は 何者なんだ?」
「彼は ガトウ商会代表の シュン ですよ」
「先日から 俺があんたに合わせたいと言ってた」
「・・・・・・・・・」
「そおか この小僧が ガトウの代表か・・・・・・・・」
「ドンさん 俺の言ってたこと信用してもらえましたか?」
「あ~ ドギー お前の言ってのは本当だったみたいだな・・・・・」
「と言う事は 私の勝ちって事で納得したということでいいですかね?」
「あ~~ おれの負けだ・・・・・」
ドギーの奴 俺に内緒でドグとなにか賭けをしてやがったな・・・・
「ドギーさん 勝った 負けたて?賭けですよね?」
「お~代表 俺はドンさんに作った武具の販売をガトウ商会に任せてもらえないか交渉してたのだが 見る目の無い代表の商会に作った武具の販売はして欲しくないて だだこねるもんで うちらの代表なら問題ないと言ったんだ」
「それで ドギーが勝ったと なるほどな」
「ドンさん ちょっと俺からも頼みたい事があるんだが いいかな?」
「なんだ 言ってみろ」
「今日購入した 奴隷12人の武具を作ってもらいたいのだが」
「お前が買った 奴隷の装備をか?」
「あ~ そおだ 素材はあるから 一人分をいくらで作ってもらえる?」
「ちぃ・・・ 使い捨ての奴隷の装備を俺に作れだと なめんなよ」
「そおか お前の底はしれたな・・・・」
「小僧 いくらドギーの知り合いでもそこまで俺を侮辱するなら てめ~を切る!」
「切れるもんなら 切ってみろ 馬鹿にしてるのはお前のほうだろ!」
「おれの 奴隷を使い捨てといいやがって」
「この小僧は本物の馬鹿みたいだな 奴隷が使い捨てじゃないと言ってる様に聞こえるのだが?」
「そおだ 俺の奴隷達は苦難を乗り越え進む事が出来たら過去の英雄より偉大にも成れると信じて育てるつもりだが それは馬鹿のやる事かもしれないな」
なんなんだ この小僧完全に頭いかれてるのか?
ま~素材は こいつが提供する物を使って12人分作るだけなら
一人分1~2日あれは作れるだろおし
12人分の製作費で 40万シールと言ってみるか
「お前がそこまで言うなら 12人まとめて40万シールで作ってやる」
「ただし 素材はお前の持ってる物で作らせてもらうぞ」
「製作には 何日かかりそおだ 12人全員の防具1式と武器は剣のみでいいが」
「そおだな 20日もあれは作れるとは思うが念のため 30日といったところだが」
「そおか それで作ってくれ」
「わかった 素材と製作費を今貰いたいのだが」
「まず 製作費の40万シール 大銀貨4枚渡す」
「あ~たしかに貰い受けた」
「素材は ウルフでいいかな?」
「お前が持ってるものでかまわない ただ普通のウルフなら1人分に3匹の皮は必要だな」
「あと 剣の素材に牙を加工して製作は可能か?」
「あ~ 牙の大きさで 剣じゃ無く短剣になるかもしれんが作るのは問題ない」
防具は守護ウルフの皮1枚でいいよな?どおみても一般ウルフの数倍あるしな 剣も守護ウルフの牙なら片手剣になるだろうし とりあえず出してみるか
「これで たりるかな?」
ドンの目の前に守護ウルフの皮と守護ウルフの牙12体分出してみせた
「これは奇獣ウルフじゃね~か」 ドンが・・・・
「シュンこの素材を彼らの装備にまわすのか?」 ドギーが・・・・・
「おいシュン お前いつのまに素材集めたんだ?」 ガウが・・・・・
「これは 奇獣しかも俺が知るでかさじゃないが・・・・・」 ドンが・・・
「これをどこで手に入れたんだ」
「この素材は ガウ達と会う以前に樹海をさ迷ていたとき俺が狩ったものだが?」
「一人でか?」
「そおだ それが どおした?」
「守護獣の素材なら まだ沢山あるぞ ベアー・ファルコン・コブラ・タイガー他にもあるが それがどおした?」
「お前 従者種の素材とかも持ってたりするのか?」
「なんで知ってる?」
「ガウ達も持ってるぞ それがどおした?」
「お前が今出した守護獣の素材でも一体分で2千万シール以上なんだぞ」
「高値で売れるのか 金に困ったら売ればなんとかなりそおだな」
「そんな事より おれの奴隷達の装備は作ってもらえるんだよな?」
「約束した事だ 作るから安心しろ」
この後はドンも酔いがさめたのか なにやら深刻な顔をして酒もすすまない様なので 屋敷にドンを連れて帰ることにした
「お~い 帰ったぞ みんな寝たのかな?」
「シュン はやかったな ドギーのおすすめの酒場は楽しくなかったのか?」
「いや 普通に楽しめたが なぜかドギーもドギーの知り合いのドンさんも難しい顔して酒が進まなくなったので 帰ってきただけだ」
「アウラ メグ達は も~寝たかな?」
「いや まだ起きているが どおした?」
「ドンさんに 彼らの装備を作ってもらえることになったから」
「明日からは ドルシャの訓練もあるし起きてるなら採寸してもらおうかと思ってね」
「じゃ メグ達をつれてくるから」
「ドンさん いまから俺の奴隷の採寸をお願いしますね」
「あ~わかった」
アウラがメグ達を連れて戻って来たな
「シュン お前こんなガキに守護獣の素材で装備を作ってやるのか?」
「そおだよ 彼らが俺の奴隷達だからな 採寸頼むね」
「・・・・・・・・・・」
「シュンに~ 私達に装備を作ってくれるって本当ですか?」
「そおだよ 俺が狩った獲物の素材を使って ドンさんに作ってもらうことにしたから 採寸してもらってこい」
「はい ありがとう シュンに~」
「ドンさんそれで この子らの装備っていくらなの?」 アウラ・・・
「シュンが彼ら一人分として渡された素材だけで2千万シール以上の物だ」
「へ~ 2千万シールか・・・・・」
「私達のより高価みたいだが シュンが狩った獲物の素材ならタダだしね」
「明日から私達も特訓に参加するから先に寝るね おやすみ ふゎ~~ぁ・・・」
こいつら2千万シールて言っても顔色ひとつ変えないってのは大物なのか?
それともたんなる馬鹿集団か?
ドンさんがなぜか呆然としているうちに
アウラは自室に戻って寝るみたいだな
このあと採寸も終わり ドンさんを部屋に案内した・・・・・・
「ドンさん この部屋で今夜は泊まって行ってください」
「俺がここに泊まっていいのか?」
「え~かまいませんが?」
「俺は 平民だぞここは貴族専用の宿のはずだが」
「なるほど 確かに数日前まではそおでしたね」
「今はこの宿は僕の屋敷?いや ガトウ商会の宿泊所て感じかな?」
「とにかく この宿の所有権は今僕になってるみたいなので 大丈夫ですよ」
「それに 僕も平民というか 風来坊ですからね」
「ガトウの代表はかなりの変わり者のようだな 気に入った!」
「ここに おれの工房を移してもいいか?」
「そおですね 明日ジルに相談してから正式に返答しますが たぶん大丈夫だと思いますよ」
「お前が決めることが出来ないのか? お前が代表なんだろ」
「商会の運営は ジルさんに任せてますので彼女抜きで決めるのは出来るだけ控えてるんですよ」
「ここ2日だけでも俺の独断で18人増やしてしまいましたしね」
「あぁ~ 正確には独断では15人でしたか」
パル・ピル・プルさんは ジルさんがしばらくここで働かせるって決めたしな
「そおか なら明日正式な返事を聞かせてもらおう」
「朝練後の朝食の時にでもジルには聞いてみますから」
「朝練? それはなんだ」
「こっちじゃ 戦闘訓練とか鍛錬とか言うのですかね?」
「日の出と共にほぼ毎朝僕達が行ってる事なんで」
「それではまた明日 おやすみなさい」
このあとはいつもと同じで自室に戻り眠れない時間を過ごしていた
うん? ステラがここに向かってるな なにか用事かな?それとも
『コンコンコンコン!』
「ステラ 開いてるから入っていいよ」
「あいかわらず シュンはすごいなノックで私だとわかるとは」
いや それ以前にわかってるのだが・・・・・・
「どおしたんだ?」
「明日はステラも訓練に参加するんだろ寝なくていいのか?」
「訓練には参加するがそこまで体調をととのえなくても問題ないだろうし」
「ちょっとシュンに話があってな・・・・・」
「話って なんだ?」
「私がレッドにシュンの旅の状態報告を行ってる事は知ってると思うが」
「あ~ その事なら了承済みだから知ってるが」
「ここ首都ニーヒに着いてからお前がしばらくここに滞在する感じだと報告したら」
「レッドの代表から色々と質問がきてな どお返事してよいかこまったので直接お前に聞きに来たのだが・・・・・」
「なるほど それで質問の内容は?」
「まず このまま首都ニーヒにお前の拠点を置く予定なのか?」
「2点目に ガトウ商会をもっと大きくする予定なのか?」
「3点目に レッドにはいつ頃戻るのか?」
「ほかにも レッドの代表達のことを今も以前の用に慕ってるかとか質問はあるがそこらは適当に書いておくがいま言った三つの内容はあまりいい加減に答えたらまずい気がしてな こおして聞きにきたのだが・・・・」
「そおだな・・・・」
「ここを拠点とするかってのは すでにそおなってるしな」
「ただここが本拠地て事はまだ無いな 俺がこの世界をまだ回り終わってないからな」
「ガトウ商会を大きくする予定かってのは 俺がそおしたいというより」
「俺を中心にみんなが大きくしていくなら大きくもなるだろおし お互い揉めて離れて行けば縮小されるだろう 俺自体は今までと同じ個人商店の集まりみたいな感じで行こうと思ってる」
「レッドに今度いつ頃行くかってのは 現時点では旅の予定地には入ってないし商いでレッドに行かないと行けないてこともないから しばらく先の事になると思うな?」
「こんな回答でいいかな?」
「あ~ わかったその回答でいいよ その様に書いて報告しとく」
「そおか それならよかった」
「うん? どおした用事は済んだのでは」
「いや・・・その・・・・なんだ・・・・」
「あ~ 今日はアウラ達も居ないからなここで寝ていくか」
「うん」(*´ェ`*)ポッ
二人っきりで過ごす夜って初めてだな
これが普通なのだが妙にドキドキして新鮮だったな
完全におれこの世界に毒されてしまってるようだなw
このあとは いつものごとくステラを美味しくいただきました・・・・ごちそおさま!




