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021-ユークの朝


最近一人になる事が少なくなったからか 一人の朝練が寂しく感じるな(ノ_-。)


とぼとぼと宿の裏庭に朝練しようと歩いてたら・・・


『おい! このクズ獣人やろ~が 持って来いって言っただろ 何で持ってこね~んだよ』


  ズッゴ!・・・グッハ!


『あんた! ちょうしこいてっと もっと痛い思いさせっから!』


パッシ!パッシ!パッシ!パッシ!パッシ!・・・


『ごめんなさい ゴメンナサイも~痛いことしないで お願い』ぐぅぅぅ~ジュジュゥ


『ふざけた事言ってんじゃね~よ お前が悪いんだろ!』

『明日は 絶対持ってこいよ!』

『もし明日も持ってこなかったら 明日は倍の仕置きをするからな!』

『みんな 行こうぜ~ また明日出直しだ』


グスン・・グスン・・ウ~ウゥ・・ジュルジュル・・・



この塀の裏か・・・・    ヒョイット・・スタ!


「ね~君どおしたんだ?」


「・・・・・・・・・・・・・」

「ごめんなさいゴメンナサイも~痛いことしないで・・・・」(ノ◇≦。)ゴメンナサイ”


「大丈夫だよ 僕は何もしないから安心して」(*^-^)


「ほんと? ほんとに痛い事しない?」

「じゃ~どうしてここに?・・・あんたは誰?」


「何もしないよ それと僕はシュンて言う商人だよ」(^^)ニコ

「酷く殴られたみたいだが何があったんだ?」

「ちょっと 怪我をみせて」


腫れ上がった頬にやさしく手を当て撫でようと そのとき・・・・

足の骨も折れてるのか・・・この子の怪我の状態が感じ取れた・・

痛かったらろうな・・・くやしかったろうな・・・・

そんな事を思いながらやさしく撫でていると 薄っすら光り・・・・

腫れた頬や外傷が一瞬で回復をした!


「・・・・・・・・・・・」

「え~!・・・怪我が・・・」


「よかった 見た目には怪我は治ったみたいだね」(*^-^)

「家まで送るから立てるか?立てないなら抱っこして行くが どおだ?」


「あ・・うん大丈夫 立てるから」

「それに一人で帰るから ありがとう」


「そおか それなら良かった」(*^-^)

「でも 俺が心配だから送っていくよ 一緒に行ったらまずいか?」


「・・・・・・・・・・・」

「うぅ~・・・来てもいいけど お礼は出来ないし・・・」


「礼とか要らないし気にしないでくれ」

「付いて行っていいなら一緒にいくか で家はどっち?」


「・・・・・・・こっち」


テクテクテク・・・・・トボトボトボ・・・・・


またここも貧しい人ばっか集まって暮らしてるみたいだな

アウラ達が居た所より酷い感じだな・・・・・


「ここ・・・・」

ガサガサ・・・・


「失礼します」


「ユーラまたお前あいつらに呼び出されてたのか?」


「うぅ・・・・・」

「でもこの原人の商人さんが怪我を治してくれたから・・・・」


「そおか・・・」

「娘の怪我を治してくれてありがとう で俺に何をしろと?」


娘って女の子だったのかw 男の子だと思ってたわ

それに・・『何をしろと?』 何も望むことはないが・・


「いえ 特にしてもらいたいことは無いですが・・・」

「あ~ もし良かったらその子がなぜ彼らに殴られたのか聞きたいですね」


「あんた 貴族から何か頼まれて来たのか?」


「この町には昨日来たばかりで この町の貴族とも面識も無いです」


「そおか・・・・・・」

「娘が彼らに殴られたりするのは 俺達が獣人だからだよ」

「なんで あたりまえの事を聞くんだ?」


「この町では獣人だという事で 殴られたりするんですか?」


「彼らは 原人の貴族だ この町じゃ原人以外貴族は居ないし彼らにさからえばこの町から追い出される そおなったら生きては行けない・・・」

「この町じゃ それが当たり前なんだよ! 悔しいが仕方ないんだ・・・」


「そおでしたか・・・・それが真実だとしたら僕はこの町は嫌いだな・・・」

「それと 彼らに何を持ってくる様に言われてたのかな?」

「差し支えなければ 教えてもらえませんか?」


「たぶん 俺が作った武器だろうな」

「この町でまともな武具を作れるのは俺ぐらいだからな・・・・」

「そおなんだろ?ユーラ・・」


「うん・・・でもタダであいつらに渡したく無い・・」


「もう少しで献上品が出来上がるから その後残った素材で彼らの分は作っておくからユーラ それまで我慢してくれ・・・」


こんな状態でも生きていたいのか・・・俺だったらこの町を出ると思うんだが・・・ま~人それぞれだから何も言う事は無いが・・・この町は好きになれそおにないな


「話は変わりますが ここに住んでる人達は貴族達から迫害を受けてる方ばかりなんですかね?」


「そおだよ ここいらで生活してるのはそおいう者だけだ」

「あんた 首都から来た査察者か?・・・もしそおなら俺達を助けてくれ この町の・・・いや俺達ユークの民の状況を王に伝えてほしい」


「わるいが俺は ただの商人ですので あなたの要望に答えることは出来ないと思います」


「そおか なら首都に行った時王族の方達と会う機会があったら俺達ユークの民の状況を話してもらえたら助かるが・・・」


「そおいう機会があったら話してみましょう」


「お願いするよ・・・ほかに聞きたい事とかはあるのか?」


「特に無いかな?」

「それより朝飯はまだですよね? 朝飯にしませんか」

「この町の一般人の食事って どんな感じなのかみてみたいな」


「わるいが ここじゃ夜に一食しか食えないから朝食を出すことは出来ない」


「一日一食ってお腹すきませんか?」


「食いたくてもこの町じゃ貴族以外は満足な食事はとれないんだよ」


この町の貴族達と会ってみたいな

レッドの町の貴族達は そんな悪い人たちには見えなかったし

彼が言ってる様な人達なのか確かめてみたくなったな!


イメージ収納から炊き出しのイメージで取り出してみるか

もし出せたら彼らに一食だけでも腹いっぱい食ってもらえるだろう!


「ちょっと この近くで広い場所はないですか?」


「その先に空き地があるが いきなりどおしたんだ?」


「その空き地に一緒に来てもらえませんか」


「かまわないが?」


3人が空き地に着き

「あ~これぐらいあったら 大丈夫そおですね」

「スープとか入れる容器は持ってますか?」


「あ~あるが それがどおした?」


炊き出しをやった時の豚汁とおむすび それらを思い出しつつイメージを膨らませ

直径5mぐらいの大鍋・・・・・長テーブル・・トレイにおむすび・・・

イメージが・・・・さ~食うぞ! 


『どどどどどど~~~~~!』


空き地に大鍋に入った豚汁と長机の上にトレーに乗せられたおむすびが空き地の1/3ぐらいを占領した


「ふぅ~・・ 成功したな!」(^^)ニコ


二人とも固まったかw

「・・・・・・・・・・・・・・・・」(゜◇゜)~

「・・・・・・・・・・・・・・・・」(゜◇゜)~


「腹いっぱい食べてください」

「口に合うかわかりませんが ここに出した豚汁とおにぎりを腹いっぱい食べてください」


2人がおそるおそる おにぎりを口にした・・・・


「うめ~~! なんてうまいんだ! ガブガブ・・・・ガブガブ・・」

「うぐっ~~グ・・・・ ガブガブ・・ ぐま~ぃ!」


「あわてず食べてください これ全部食べていいですから 」

「あと そっちの鍋に豚汁ていうスープみたいな物もあるので そっちも食べてみてください」


いつのまにか沢山の人が集まりみんな一心不乱に豚汁とおにぎりをほおばっていた

腹いっぱい食えたかな いま俺に出来る事はこれぐらいだから

そんな彼達を眺めていると・・・


「シュ~~ン!」

「あ~~~~~~~いた!」

「しゅ~ん!」


おぉ~あれは・・・・・アウラ達だな なにさわいでるんだ?


「シュン! むぎゅ~~~!」


「うぐぐぐっ! ハ・ナ・・セ・・ぐぅ・・グハッ!」

「どおしたんだ アウラ? お前達も?」


「どおした? あんたを探してたに決まってるでしょ」(`-´メ) プン!プン

「シュンが黙って消えるからみんな心配して探してたんだよ!」

「も~シュンたら 心配させないでよも~」


「あ~それはわるかった ごめんよ」


「まじ はらたつ ごめんよて全然気持ちがこもってないじゃん」

「でシュンは ここで何してるの?」


「朝錬しようとしてたら あそこに居る子が貴族の子供らに殴られて怪我してたから家まで送ってきて・・・・聞きたいこと聞いて・・・・あの子も親もこの町で腹いっぱい食った事がないていうから・・・・・腹いっぱい食える量を準備した」

「わかった? そんな訳で俺はここにいたんだが?まずかったか?」


「シュンやっぱ おめ~は変な原人だな」


「ま~シュンらしいじゃん」(^^)ニコ


「ガウ お前さ~おれを変人扱いするのは変わらないんだなw」

「お前達もよかったら 俺が出した豚汁とおにぎり食べてみてくれ」


こおしてアウラ達5人もユーラ達と一緒に食べはじめた


「シュン! すごく美味しかったよ 毎日食べたいよ~~」

「しゅん~~私を毎日食べさせてあがうらか 豚汁とおにぎりを毎日作って」(*´ェ`*)ポッ


「毎日おなじの食べたらあきるでしょ?」

「たまに気が向いたら出してあがうから 毎日は簡便してな」


「そおなんだ ジュンは毎日おんなじの食べるのは飽きちゃうんだ・・」

「わかった じゃ~4人でシュンが飽きない様に交代するね」(^^)ニコ


なんか勘違いしてますなw 放置しましょ・・・


「はぃ はぃ わかたよ アウラ」(  ̄っ ̄)


「ちょっと皆さん食べながらでいいので僕の質問に答えられる方はお願いします」

「貴族以外はこの町では みなさんの様に貧しい生活者なんですか?」


「・・・・・・・・・・・・・・」

「てめ~俺達を馬鹿にしてるのか!」

「いくら 原人だといえ貴族でも無いお前にバカにされる覚えはない!」


「失礼しました バカにするつもりで聞いたのではなく貴族街近くの民もこおいう状況なのか聞きたいだけですので 誤解させたみたいで 申し訳ありません」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「おなじ状況ですよ この町では貴族以外は奴隷あつかいされますから・・・」

「貴族以外なら あんたら商人とかこの町に長く滞在しない方達だけかと・・・」


「そおですか・・・・・質問に答えていただき ありがとうございました」

「僕は これで宿に帰るので 片付けはお願いします」


   ・・・テクテクテク・・・・・


「ステラ 俺ちょっと貴族街に行ってみようと思うから アウラ達のこと頼む」


「シュン! 私達もシュンが行く所に行くし」

「ステラじゃなく 私に今のセリフ言ってほしかったな~」


「アウラがステラみたいに強くなったらな」

「時間がもったいないから俺は走っていく!」


スタタタッタ・・・・・

      スタタタッタ・・・・・

            スタタタッタ・・・・・


ここから貴族街みたいだな門番も居るし

ここまで見てきたが 彼らが言ってた通りのようだ・・・・・・・・・・


「貴様! 昨日ユーリア様を連れて来た商人だな」

「ちょうどよかった ここでしばらく待っていてくれ」


俺を探してたみたいだな貴族街に入り込む手間が省けそおだな


「ハァ~ハァ~・・・  シュン・・・」


「お~早かったな ステラ」

「アウラ達は? だいぶ後方だな」



「ゼェ~ゼェ~」

「ハァ~は~」

「ゼェ~ゼェ~」

「グハァ~ハァ~・・・ゲホゲホ」


「まだまだ鍛えないと ステラに追いつくのは無理みたいだな・・」


門番が戻ってきたな・・・・・・


「門番が戻ってくるみたいだ お前達の武器とバッグを俺に渡してくれ」


「え?なんで??」


「アウラ質問はあとだ 早く全員渡してくれ!」


みんなの武器とカバンを受け取り自分の武器も一緒にイメージ収納にしまった


「待たせたな 君の名は何と言う」


「僕は シュンです」


「商人のシュンか・・・」

「ユーク様がお前を連れてこいとの事なので 一緒に来てもらうがいいな! そこの者達も一緒にきてもらう 俺に付いてきてくれ」


なんだ?この態度歓迎されてる感じじゃないが付いて行けばこの町の代表とか貴族達に会えそうだから付いて行くとしよう


  ・・・テクテクテク・・・・・


広間に連れて行かれ そこで待つ様言われ俺達だけで待っている状況で


「ステラ この町の貴族ってどんな感じなんだ」


「そおですね・・・さっき彼らが言っていた通りの方達だと私も思ってます」

「私はこの町の貴族は嫌いですね」


「そおか」

「それと もしこの後貴族達に俺達が危害を受けそうになって反撃したらどおなる」


「全員倒せたなら特に問題になる事は無いと思いますが この町の兵士は強いので捕まって殺されるか従属具を付けられ死ぬまで彼らの為に働かされると思います」

「この城内で彼らに嫌われたら 死か生き地獄の二択だと思います」


「そおか それなら心配はいらないか」


シュンは何か考えがあるのだろう 今の話を聞いて心配ないって言った

普通なら不安になると思うが・・・・・



・・・カタッカタッ・・・・・・



「またせたな お前が商人のシュンか?」


「はい はじめましてシュンと言います」(*_ _)


「昨日はユーリアを賊から取り戻してくれたそおで 礼をいうぞ」


「ユーリア様が無事で 本当によかったです」


「そおだな あの様な姿にされて無ければ良かったのだが・・」

「昨日の事が買い手に知られたみたいで商品価値が下がってしまったわ」


なに言ってるんだこいつ!


「お前は強いみたいだな うちの兵士2人を捕えた賊を倒すとはたいした腕だ」

「その腕を買って お前達をこの町の民にしてやろう」

「ありがたく思うことだな アッハッハッハ~」

「これから貴族会議を行うので終わるまで お前達は牢に入っていろ」



ダダダッダッダ・・・・・・

        ザザッザッザッザ・・・・・・・・・・・



10人か・・・・・

  【戦闘力】 Cp25,000~ 【スキル】5 ~ か・・たいした事はないな


「ステラ!アウラ手を出すな おとなしく牢に行くぞ」


「シュン!」「なんで!」


「シュンとやら お前はかしこい奴じゃ おとなしく言うことを聞いてりゃ痛い目をみず済むからな アッハッハッハ~」


こおして牢に入る事となった

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