020-ユークの町でミューとステラを・・
あ~よかった ユーリアさんの説明で門番の兵士さん達も納得したみたいで
事無く町に入ることが出来た ただ馬車と彼女達とはその場で別れる事となった
「身分証見せる時 なんかドキドキしたな」
「シュン あんた何か悪いことしてたんでしょ」
「してね~よ!」
「じゃ~なんで ドキドキするかね?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ステラさん おすすめの宿とかは ありますか?」
「そおですね 貴族方が使う宿なら知ってますが」
「そおですよね・・・・とりあえず商人組合に行ってみましょう」
しばらく歩いて行くと商人組合と書かれた看板が この建物みたいだな
中に入るとホテルのロビーの様な感じになててカウンターの
受付には2名の女性がこちらを見ていた
「こんばんわ 組合員のシュンと言いますが」
そお言いながら身分証をカウンターの上にだした
彼女は身分証を受け取り確認し
「シュンさん ユークの町に ようこそ」
「今回は どのような用件で来られたのですか?」
そおなんです商人として仕事でこの町に入ったから
免税されてるので 何となく来たとか言ったらまずいしね
・・・・・仕入れや販売の市場調査て事にしとくか
これなら大丈夫だろう? 実際そおする予定だしね
「今回は、この町での仕入れや販売の市場調査で来ました」
「調査だけじゃなく よい品があれは仕入れの交渉などもする予定です」
「そおでしたか この町のためにも色々調べて行ってください」
「商人のみなさんが頻繁に出入りする町は経済豊になりますからね」
たしかに貿易に弱い地域じゃ経済は豊にならないかもな・・・
「それではまた町を出る前に寄らせてもらいます」
「話はかわりますが お勧めの宿とかありますかね?」
「今回 初めて来たので知ってたら教えてもらえませんか?」
「ここの先を少し行ったあたりにも 手頃な値段の宿はありますが
いろんな組合員も利用してるので揉め事に巻き込まれない様
注意が必要です ちなみに一人一泊2食付で4~5千シールかと」
「貴族街の近くの宿ならそれなりに地位のある方達が利用されてるので
揉め事とかはあまり心配はいらないと思いますが
一人一泊2食付で最低でも1~2万シールかと」
「ありがとうございます 参考になりました」
ロビーの空いてるいすに腰掛け
「どおする? とりあえっず近場の安い宿を見にいくか?」
「私は 高級宿に泊まっても問題ないぞ!」
「ぶぅ~!ステラはい~よね」
「私達は な~~んも持ってないし」
「あぁ~ シュン! あれ早く私に頂戴よ! あれ売ってお金に買えるから」
「そおしたら 私達も高級宿にも泊まれるかもしれないし!」
「お前な・・・・稼いだ金をそんな使い方してるから・・・」
「これ以上は言わなくてもわかっるよな?」
「安い宿を見に行くぞ!」
「ふぁ~ぃ・・・」
ここらがそをだな 一軒の宿に入ってみると居酒屋みたいな感じで
厨房からこっちを見てたおばちゃんが出てきて
「泊まりかい?」「そてとも食事?」
「泊まりの予定なのですが」
「6人か ちょっとまてね」
「1人用が1室と2人用が2室しか空いてないね」
「広間は あいにく全部入ってるね」
「どおする お客さん?」
「ちなみに一泊の料金はいくらですか?」
「一人2食付で4千シール 今回は一人分は値引きしとくよ」
「二人部屋のベットをくっつけたら
3人でも余裕で寝る事は出来るがどおするね?」
「みんな? どおする」
「まかせる」「・・・」・・・・
「お願いします」
「一泊でいいのかな?」
「とりあえず一泊でお願いします」
「それなら前払いで 2万シールもらえるかな」
中銀貨2枚を渡し
「部屋は2階だから これが鍵だよ食事は食べたくなったら
降りてきて声を掛けてくれたらいいから 洗い湯が使いたい時も
言ってくれたら 1回分は渡すから」
「はい わかりました」
部屋の前で
「ガウ 一人部屋でいいよな?」
「あ~ そおさせてもらうと助かるな」
「じゃ~ 鍵わたすな」
「ステラ これ ガウの隣の部屋の鍵わたすからミューとな」
「俺は その隣で・・ アウラ ミミル行くぞ~」
「・・・・・・・・・・こんなにあっさり部屋割り決まるものか?」
「シュン!まて お前とアウラとミミルで泊まるとは 何を基準にしたんだ!」
「・・・・・・・・・・なんと答えるべきか・・・」
「ステラさん やぼな事を聞いちゃだめだょ~ぉ♪」
「シュン 早く部屋に入るよ」
『カチャカチャ・・・ギ~ィ・・バッタン!』
部屋に入ったはいいが 着替えるでもなくやることも無いので
「アウラ 飯でも食いにいくか?」
「そおだね!」
「ミミルも いいか?」
「うん おなかすいたしね」
部屋を出て 3人に声を掛け食堂に・・・
「すいませ~ん 食事をお願いします」
「あぃよ! 準備するから空いてる席に座といて」
俺が席に着くとなぜか隣のテーブルに女性陣が座り
それを見ていたガウさんが俺の前に座った
「アウラ お前達も酒とか飲むか?」
「うん 飲んでもいいなら飲みたいな~!」
「じゃ 中銀貨1枚渡しとくからこれで足りる範囲手楽しんでくれ」
「シュン ありがと」
「ガウも酒飲むんだよな?」
「あたぼ~よ 飲ませてくれるなら ありがたく飲むぜ!」
「最初に何頼もうか?」
「普通はビールからだろうが 俺は最初から酒を飲むぜ」
「シュンは どおなんだ?」
酒の種類って言うかこの世界でもビールに酒とか言うんだな
「俺は ビールから飲んでみるか!」
いままで飲んでたビールとはちょっと違うが
外国のビールと思って飲めば違和感なく飲めるな
「ガウ ちょっと変な事聞くが お前・・・・女に興味ないのか?」
「ぶー! ゲホゲホ・・・・・・シュン お前その質問て ゲホゲホ」
「いやな あの3人と俺が来るまでガウは一緒にいたのに3人との関係が
男女の関係に成ってなかったから聞いてみたんだが・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」(?_?)
「シュンお前なに質問してんだよ?」
「お互い異性としての魅力を感じなかったて事じゃねえのか?」
「そおだな そお言われると俺もそれ以上聞く事も無いが・・・・・」
「シュンお前 アウラとミミルとはすでに関係があるみたいだが
ミューとステラの事も受け入れるつもりなのか?」
「そおだな2人が俺を選ぶなら受け入れるつもりだが問題あるか?」
「問題あるか?て聞かれてもな 女が男を囲うのはよくあることだが
男が女を囲うのは俺は聞いたことないぜ 従属具を付けた女ならともかく
なんの束縛もしてない女を囲うて どんだけタフなんだよ」
「シュン やっぱお前はぜって~変だ!」
「変か?俺・・・」
「それと従属具って奴隷が付けてる首輪とかのことか?」
「そおだよ そんな当たり前のこと確認すんなよ」
「そんなことより 酒のむぞ~」
このあとも酒を飲みながら色んな話をしてたら
そろそろ部屋に戻って寝てくれと宿屋の女将さんに言われてしまったw
あと ガウが原人を嫌ってるのは都市近辺で生活してた時代に仲間だと思って奴らに騙され奴隷として売られ 買われた主人も原人だったうえ獣人差別が酷かったみたいで 原人がそおいうものだと思っていたそおだ
今日はアウラ達が一緒の席にいなかったから
ガウと色々話が出来てよかった 女性陣は先に戻ってたから
アウラとミミルも熟睡してるかもな静かに入るか
『カチャ・・・キィィィ・・・・カタッ』
2人とも寝てるみたいだな・・・それにしても俺は?今日も眠くならないな
朝までぼ~としてるかな そんな事を考えながら部屋に入ると・・・・
ミューさんとステラさんが・・・・・・・・・
「はれ? どおしたんですか アウラ達と部屋交換とか?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
少し沈黙したあとミューさんが
「部屋を交換したというか・・・・・・・」
「シュンさんと話がしたくて・・・・」
「そおでしたか3人で話したい事って
もしかして僕と関係を持ちたいとかかな?」
「あっ・・・」(*´ェ`*)ポッ
「ぐぅぁ・・・」(*´ェ`*)ポッ
「僕はかまいませんよ! 2人とも可愛いですしね」
「ここに アウラ達が居ないてことはすでに彼女達には話して
了承済みてことでしょうし アウラ達が了承してるなら
僕が2人を拒む理由は無いですからね」(*^-^)ニコ
「シュンさん ありがとう」
「シュン・・・やさしくたのむぞ」
こおしてミューとステラとも今まで以上に親密な付き合いが出来るまでに・・・
2人も当然初めてだったのだが この世界の女性は積極的ではあるが
身持ちは硬い人が多いのかもしてないな?
そんな事を考えてるうちに夜も明け始めてきたようだ・・・・・・
「ミュー・ステラ夜が明け始めたぞ 朝練するぞ!」
「ふぁ~・・・シュンさん おはようございます・・ムニュムニュ ふぁ~」
「ぐぅぁ~・・・おはようシュン・・・・・朝練とは? ファ~・・」
「朝食前に剣とかの練習をする事だが 一緒にやらないか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ごめん今日はもう少し寝かせて体力が回復してない感じだから・・・・」
「あ~ そおだったな・・・・ゆっくり休んでて俺は裏庭でひと汗かいてくるから」
アウラ達とガウの部屋をノックしてみたが反応がないから今朝は1人で
稽古をすることになった いやはや(ー_ーゞ イヤァ、、、
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ミューとステラの変化情報
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ミュー 獣人 ♀ 《22才 》
【称号】 元奴隷・貧民
【状況】 ***
【戦闘力】 Cp5,990《E+2》
【スキル】2 剣術・弓術
《シュンの民・加護》
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ステラ 竜人 ♀ 《23才 》
【称号】 《元奴隷》 レッドの民
【状況】 ***
【戦闘力】 Cp24,210《E+3》
【スキル】9 《竜術》火術・水術・雷術
強化術・格闘術・剣術・槍術・斧術・弓術
《シュンのも民・加護》
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