002-樹海で
てか?どっちに進むかね?
ま~いっか 考えてもしかたがないし
傾斜が下ってる方向に進んでみっかね
下って行けばいずれ海とかあるかもしれないしw
そんな感じで暗闇の中移動開始したのだが
あ~何時まで歩いても道らしき場所に当たらないやw
日が昇ったら多少は、なんとかなるかね?
そんな事を考えながらひたすら歩いていると
あら? なんか頭の中で反応してるような?
なんだ?この違和感???
そんな事を思っていると
マップらしきものがイメージされ!
その中心に緑の点とマップの隅あたりに赤色の点が(?_?)
中心の緑点って俺かな?
赤点てのはやっぱ魔獣とかかな?
用心しながら進んでみますか
しばらく進むとさっきまでの赤点の距離が1/3程度に
自分の視界でも何かが居るのが伺える 距離にして100mぐらいかな?
ただあっちもこちらの存在に気がついているような?こっち見てないか?
しばらくお互い動かず様子を観察し・・・・
うん~~
身長3mぐらいで上半身が以上に発達したゴリラ?
いや鬼か?大きく開いた口からは涎をたらしおまけに牙まで・・・・
非常にやばそおな奴だな・・・・・
そのときまた頭の中にイメージが!
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アームコング 奇獣 ♂ 《32歳》
【称号】巳の守護獣王
【状況】《CpE+1》発情・警戒
【戦闘力】 Cp330,400《E+3》
【スキル】5 威圧・精力強化・肉体強化・腕力強化・牙強化
《王族種》
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なんかかなり強そうじゃね?(゜◇゜)~
だが相手もこっちの様子伺ってることだしそれなりに
警戒されるレベルなんだろな?
俺のCp21,125とかだがw
もちょい近ずいてみますか
ただ状況の発情ってまさか俺にじゃないよな ( ̄□||||!!
体制を低くして素早く反応出来る体制で静かに近寄って行き
相手の状態がしっかりと確認できる位置まで移動したそのとき・・・・・
「うおぉォォォ~!」
すごい雄叫びあげて血走った目に口から涎を流しながら
棍棒振り上げ突進してきたよw
なんか気迫で負けた気がしたがあわてず相手の動きに合わせ左に回避
ぐぁ~~~~ 回避したはずだったが直後横なぎに棍棒が飛んできて
まともに食らって吹っ飛ばされた
ドゴン!・・・バキバキ・・・ドパン・・・ガサガサ・・・ドゴ!
グハッ・・・『なんてこった』・・グハッ ゲホゲホ・・・・
かなりの距離を吹き飛ばされたのが一目で分る状態に
俺が飛ばされて来た方向の木々や岩が砕け散って奴の姿がはっきり見える
『くそ~あんなのに勝てるかよ』
『全身が痛い くそ~まともに手足も動かね』
『それにしてもこれで死んで無いってことは《超人》て表示のおかげかもな』
『ちくしょ~ 俺の体動きやれ! うお~~ぉ!』
そお思った瞬間 力が漲ってくるのを感じた
『いけるか? もい一つか? うお~~ぉ!』
『さらに力が漲ってきたぞ!ならばもう一声 うお~~ぉ!』
『これなら勝てそおだ!』
そおしてる内に魔獣が再びすごい雄叫びをあげこちら突進してきた
さっきと同じ様に棍棒を振り上げ襲い掛かってきたが
回避と同時にそのままターンして2撃目を剣で受け流し
その体制から即座に剣で胴をなぎ払ってその後も休むことなく
切りつづけたが・・・・・・
シュッー・・・バシッ!・・シュッパ・・
シュン!・・シュン!・・・スパッ!
セヤ!・・シュッー!・・・・ ドス!ドッゴン
対等に戦える様には成ったが止めをさす事が出来ない
なんて頑丈な奴だ
なら おうひとつ気合入れて 『うお~~ぉ!』
これなら 絶対勝てる!
これで止めとばかりに懇親の力剣を奴の首に・・・・・
セヤ!・・シュパッー!・・・・ ドス!・・・・ドッゴン!
「・・・・・・・・・・・・」
「やった 勝った 生き延びたぞ!」
勝利の余韻に浸りながら
なんとなく死体に触れると また脳裏に浮かぶものが
収納するイメージが沸き 死体が消え・・・・・”王コングの皮”・・
これは・・・・・・魔獣の死骸が
[王族コングの皮]・[王族コングの牙]・[王族の子種]て3品に
[王族の子種]を取り出すイメージで 白く輝く小石みたいなのが取り出せた
ほぉ~ これが[王族の子種]てやつか
とりあぜず収納しとくか そお考えると脳裏で収納されたことがわかる
思考で収納とはな・・・・・
ちょっと試しで素手で木を殴ってみよう!
セヤッ! ”パッシ” お~痛くはないな
今度は すこし気合を入れて ”パッシ”・・・・”ぎギギッ~・・・お~揺れた
ではもっと気合を入れて
「うお~~ぉ!」 ”パッシ”・・・・”ぎギギッ~ドドトッン!
あ~ 大木がへし折れたw
なんとなく倒れた大木にさわって気合を入れ
持ち上げてみると軽くあがったwww
ついでに思考収納してみたら入ちゃったよ@@
異世界びっくりですなw
たしか最初に殴った時の俺の【状況】て
”【状況】《CpE+0》疑問”で
木を殴り倒した時が
”【状況】《CpE+3》気合”だった様な?・・・・・
なるほどCpの《E+6》の使い方もなんとなくだが分かった気が・・・・
あほな事はやめて
先に進むとしますかね!(・・*)ゞ テヘ
夜も明けそうにないし道らしい開けた場所も見えない
ま~ぼちぼち進みますか(ノ_-。)
その後も・・・・・・・・
《王族種》***コブラ 奇獣 ♂ 《20歳》 Cp244,000《E+3》
《王族種》***ファルコン 奇獣 ♀ 《18歳》 Cp22,960《E+3》
《貴族種》***コング 奇獣 ♂ 《28歳》 Cp241,280《E+2》
《貴族種》**コブラ 奇獣 ♀ 《20歳》 Cp195,200《E+2》
《貴族種》***ファルコン 奇獣 ♂ 《16歳》 Cp172,160《E+2》
奇獣だらけだ~まいったな(ノ_-。)
かなり疲れてきたなちょっと休んでから先に行くとしますかね
ちょっと横に・・・・・Zzz~・・ZZzz
疲れがとれたし 出発するか~
しばらく行くと・・違和感が・・・
今度は赤点が複数表れたな
表示からの距離が1/2ぐらいまで縮まったとこで相手もこちらに気づいたみたいで
俺を取り囲む感じで移動しはじめた
なんかやばくね?
四方八方から同時に襲われたら回避とか出来ないような?
あのデカイ岩の前まで移動して後方だけでもつぶしておくか?
逃げ切れる自信もないしやってみるしかないね!
すぐさま 移動して敵の動きを感知していると
前方から 3匹のウルフに似た獣があらわれた
これもまたデカイ!4つ足で立って おれと同じぐらいの背丈とは
ま~さっきまでの敵はもっとでかかったし いまさらビビルこともないがね!
残りのウルフ達は岩の前方の左右に3匹づつ隠れてるみたいだ
リーダーらしき獣を観察すると・・・・
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ブラックウルフ 奇獣 ♂ 《10歳》
【称号】巳の守護獣
【状況】空腹・凶暴・衰弱
【戦闘力】 Cp132,000《E+1》
【スキル】3 威圧・肉体強化・俊敏強化
《従者種》
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ほかの獣達は・・・
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ブラックウルフ 奇獣 ♀ 《13歳》
【称号】巳の守護獣
【状況】空腹・凶暴・衰弱
【戦闘力】 Cp133,600
【スキル】2 肉体強化・俊敏強化
《守護種》
============================
こいつら俺を餌にするつもりなんだろうが
さっきまでの《王族種》や《貴族種》より弱い感じだし
突っ込んできたものから順につぶすとしますかね
しばらく睨んでいたウルフたちがつぎつぎに飛び掛ってきたが
思っていたより動きが遅く見え すべてを切捨てることができた
なんかあっけなかったね?9匹のウルフの死骸を『思考収納』に入れ
リーダーから[従者ウルフの皮]・[従者ウルフの牙]・[従者の子種]
残り8匹からは[守護ウルフの皮]・[守護ウルフの牙]・[守護の子種]
なんか色々集まってきたな ま~それだけ沢山戦ったってことだなw
それからも狩りをしながら森を下って
うっすらと 日が差す頃に 小川を発見した
ここらでちょっと休憩していくかね
狩りしまくってたから血とかで服もがびがになってるし
川で洗濯もしていこうかな?
あ~そおいや 【スキル】霊妙術ってのがあったな試してみるか?
思考収納もイメージで使えたから・・・そんなことを思い
頭の中で清潔になるイメージを・・・・・・・
身体が薄っすら白く光っり服が 新品同様になったw
まじこらえ~~ね! 今まで仕事で休日にまとめて洗濯だ掃除だってしてたが
これなら毎日OKだな(*^-^)ニコ
服も体も綺麗にはなったが気分的にはやっぱ風呂に入りたいよな
川の水をすくって顔を洗ってみるとやっぱ気持ちがい~や
石鹸とかないかな?そお思っているとまたイメージが
”シュンの生活品”て俺限定なのかw
『服・食料にも ”シュンの”てなってたしいまさらかw』
お~出た こら便利だな・・・・・・・・・・・・
あ~すっきりした!
・・・汗も流してすっきりしたとこで
モーニングでも食べるとするかね
焼きたてのトーストと
ベーコンエッグ
サラダ
そしてコーヒーっと!
お~いつものモーニングセットが出ましたよ!
あとはいつも明るいおはよう~てあの娘が持ってきてくれたら最高だったのだがw
それは ないんだ><
いつもはあの笑顔と元気な姿を見ながら食べるのだが
朝日が昇るのを待ちながら静かに一人でとるモーニングもこれはこれで落ち着くね
夜通し動いてたからちょっと疲れたような?
なんで疑問形なんだろね?だってぜんぜん疲労感がないんだよ俺www
それから数十日こんなかんじで森の中を進んで行くと
やっと草原らしきものが見えてきた