スライム村の子供
前回のリア充してた二人のカップルの過去編です。
というかむしろこっちが先に思い付いたのですが先に出来上がったのは彼のモキーッってする話でした。
幼い頃の彼女視点です。
私が生まれてから旅立つまで過ごした村は通称『スライム村』です。
通称です。
正式名称は他にありますが誰も呼びません。
スライム村は名産も特産品も何もない至って普通の寂れた村です。
ですがひとつだけ特徴があります。
それは村の程近くにスライムが湧くという事です。
スライム溜まりとでも言うのか…放っておくといくらでも増えるのです。
まあ増えても強くはならないのですが。
そんな訳でスライムが湧く場所の近くの村で『スライム村』です。
そんなスライム村でスライムを倒すのは子供達のお仕事です。
ここのスライムは弱く万が一にも死ぬ事はないし、負けても大した怪我はしません。
ですが怪我をすれば痛いし家のお手伝いが出来ないと家の人が困るので子供達は必死です。
大体隣近所の子や兄弟でパーティー(らしきものを)組んで行きます。
小さな村なのでスライム退治をする子供達もそんなに沢山はいませんがそれでも間に合います。
他にいる子供達は私達より大分年上でもうすぐ村を出ます。
今スライム退治を任されているのは私達五人です。
元気いっぱいのちょっと俺様でちょっぴりあほだけど皆を守るリーダーの少年、
無口だけどリーダーの親友で手綱を取る物知り少年、
引っ込み思案で赤面症だけどしっかり者な少女、
その弟でおっとりほんわかな少年、
一人っ子なので協調性は薄いけどやれと提示された事はきっちりやるちょっぴり面倒臭がりな少女(因みにこれが私)。
この五人でパーティーを組んでいます。
そんなある日の出来事。
充分に注意しているつもりでも子供の集中力は短いもので気が付けば目の前にはスライムが。
しかもまだ参加2回目の小さな少年が標的に。
リーダーは急な事に驚いて行動が遅れたし距離もあるし怪我は免れなさそうな。
そんな中少年の姉が身を呈して庇いその腕に抱きしめる。
慌てて駆け出すリーダーの少年。
固まる小さな少年。
庇う少女。
思わず遠い距離で鞘ごと剣を構える少年。
そんな中中間距離で鞘ごとかまえた少年の近くにいた少女が行動した。
サブリーダーの構えた剣(鞘ごと)を掴みスライムに投げつける。
スライムに刺さり縫い付けられた所で走り込み少年を攻撃しようとニヨンッ伸ばしたスライムに切りつける。
切り離されウニウニするスライムを足で踏みつけ潰す。
追いついたリーダーと共闘してスライムを倒した。
まあそんな事もありました。
スライム退治に怪我はつきものですが怪我はしたくないし怪我した友人も見たくはないのです。
ふぅやれやれ。
因みに獲物は
リーダーは刃の潰れた剣
サブリーダーは鞘はしっかりしてるけど中身は竹光
少女は模造の短剣
小さい子は棒切れ
私は模造剣です。
流石に危ないので本物は駄目だと。
でもリーダーなんかは振り回したりするから普通に危ないと思います。
だから私は極力リーダーから距離をとって村から行き来してます。
あぶないなぁ。
じゃあ今日も帰ったら私の仕事をします。
畑の手伝いやお風呂に湯を張って沸かすのは私の仕事です。
じゃあね~。
そんな彼女の日常でした。
スライム村出身の二人。
あまり遊んだりはしてないけど一応幼なじみです。
相変わらず文章が定まらず読み辛くてすいません。
続きそうですね。
多分続くと思います。
多分…。