表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ブラック ブック

作者:さだきち
最新エピソード掲載日:2026/01/28

この世には、無数の多元世界が存在する。その本質は、世界を分かつエネルギーの濃淡にある。生命がこのエネルギーの障壁を越えようとすれば、世界の法則は瞬時に破綻する。エネルギーが薄い世界の存在は濃い世界では耐えきれずに消滅し、逆に濃い世界の存在は薄い世界に現れた途端、その場に破滅的なダメージを与えてしまう。

我々の住む世界は、この二つの法則の間に横たわる、エネルギーの薄い側であった。しかし、その微弱なエネルギーはやがて人々に発見され、「魔力」と呼ばれるようになる。

魔力を操る技術は「精霊術」として体系化され、その神秘を管理・伝承するために「魔法教会」が設立された。教会は長きにわたり世界の秩序を保ってきたが、ある時、各地から不穏な報告が舞い込むようになる。

それは、これまでの精霊術の理を根底から覆す、「黒い呪文書」の出現であった。
その本を手にし、禁忌の呪文を唱えた者は、人間としての理性を失い、禍々しい魔物へと変貌を遂げるという。人々はこの呪われた本を「黒本(くろほん)」と呼び、それを崇める狂信者集団「黒本党」の影に怯え始めた。

事態を重く見た魔法教会は、各地から腕利きの冒険者や特殊な出自を持つ者たちを招集し、「討伐隊」を結成する。その目的はただ一つ。魔物と化した者たちを屠り、諸悪の根源たる黒本をこの世から焼き払うこと。

これは、法則が揺らぎ始めた世界で、己の宿命を斬り拓く者たちの戦記である。
炭鉱の町と虚飾の領主
序章:鋼鉄の残響
2026/01/07 14:34
第二章:晩餐への招待状
2026/01/07 14:36
第三章:黒本党の告白
2026/01/07 14:36
第四章:一億分の一の瞬き
2026/01/07 14:37
第五章:灰と再起の境界
2026/01/07 14:37
紫の花と血塗られた鞘
第四章:凶兆の爪痕
2026/01/09 09:41
空虚なる琥珀の残影
追憶の切先と次元の迷路
灰の王子と死せる魔術師の呪い
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ