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ダンジョン「地球」の管理者は、人生二度目の天使さま。  作者: 伊里諏倫
病の冬、巡る春

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81/103

天使さま、ウィンドウショッピングに行く

 地球に帰ってきてから初めて迎えた三が日が終わった。


 ほとんど寝正月で過ごしていた俺は、ふと脳裏に浮かんだ正月太りという言葉に押され、仕事始めについて考え込んでいた。そろそろしゃっきりしないと、フクレに呆れられてしまうからな。

 決して、また二の腕がぷにってきたからとか、そんな理由では断じてない。


 ……といっても、ヘビーな仕事は去年の内に片付けておいたんだが。


 地道な広報活動とレイドバトルの開催が功を奏し、今、地球では空前のダンジョンブームが巻き起こっている。それは探索者数の激増という形で表れてきた。

 当初は得体の知れなさや危険性から様子見していた人たちも、富や名誉、浪漫を求めて迷宮へ足を運び始めたわけだ。地球の総人口から見れば大した数じゃないが、子どもの将来なりたい職業ランキングに探索者が顔を出す日も近かったりして。


 そうすると、一つ困った問題が起きてきた。

 足りないのだ、ダンジョンの数が。圧倒的に。


 そこで急遽、新しいダンジョンをこれでもかとデザインするはめになり、何とか各国に実装し終えたのが年の暮れ。

 我ながらよく働いたと思う。

 だからちょっと寝正月するくらい、許してくれよな。神様。


「うーん、凄い寝ぐせです」


 ベッドの上、操霊術(エーテリア)で鏡を作り出し、頭の周りをぐるっと一周させる。こりゃ手櫛でどうにかできるレベルじゃないな。

 俺の頭の上に独創的な活け花が咲いている。


 ゼル爺に見られたら横着するなと怒られそうだけど、霊子(エーテル)の力で湿らせて――乾かせて――と。よし、これで今日もさらさらヘアーだ。


「ふぁ……」


 さて、今日はまず、何をしよう。


 いつもみたいにダンジョンの様子を監視したり、ニュースや「D-Live」をチェックしてもいいけど、ちょっと体を動かしたい気分なんだよな。いろんな意味で。


 となれば……行くか!

 俺も久しぶりにダンジョンへ。


「フクレ~。私、少し出かけてきますね」


 いつものごとくダンジョンの保守点検作業に精を出す相棒へ、念のため一声かけてから、小型転移装置(ミニポータル)を起動する。転送先は東京だ。


 ――いや、待てよ。


 前に東京摩天楼へ行った時は透明化を使ったけど、あの時と今とじゃ環境が違いすぎる。人が多いから、もし誰かとぶつかって術が解けてしまえば()()だ。明日の朝刊を俺の写真が飾ることになるだろう。

 さすがにそれは嫌なので、何か対策を考えないと……。


「……行先を、実家に」


 悩んだ末、俺は転送先を山戸家に変更した。


 目的は一つ。

 母さんならたぶん取っておいてくれてると思うんだよな。


 俺が高校時代に使っていた冬用のコートを。



   ◇ ◇ ◇



 生ぬるい午後の日差しに照らされる、正月明けの東京摩天楼は、さすがにショッピングモールほどには混んでいなかった。まぁ争奪しなきゃいけない福袋があるわけでもなし。ぱらぱらと人が吸い込まれていく。


 探索者ライセンスの確認だの、持ち物検査だのに時間を取られるのが嫌だった俺は、ゲートを透明化で無理やりスルーする。それから、こそっとダンジョンの中に入り、探索者協会のロビーで人目につかない場所を探してから透明化を解いた。


「ふぅ」


 無事侵入できたことにほっとし、思わず息を吐く。


 そんな俺は今、サングラスをかけ、羽を畳んで黒色のコートに身を包んでいた。髪もいつもの流しっぱなしじゃなく、母さんが三つ編みにしてくれた。さらに頭の小冠も外してキャスケット帽を被っているので、一目見て俺だと分かるやつはいないだろう。


 これこそが俺の出した透明化に代わる答え。

 ぶっちゃけ、変装だ。


 正直、羽さえ隠してしまえばそっくりさんで通せるような気がしなくもないのだが、用心するに越したことはない。不満があるとすれば、かつての俺は健康優良児な男子高校生だったので、コートの丈が長く、膝まで隠れてしまっていることくらいか。

 必然的に袖も余る。萌え袖の域を通り越して指先すら見えない。まぁ今の体型に合わせて洋服を買う気もないので、許容範囲だ。


 何とはなしに自分の体を一通り見回してから、俺は袖をぷらぷらとさせつつ、柱の陰から飛び出した。

 途端、視線が集中する。


「…………?」


 何だかやけに見られている、ような。

 そりゃ死角から急に人が出てきたらつい見ちゃう気持ちも分かるが、見過ぎじゃないか。もしかして何か失敗したかと足を止め、耳を澄ますと、すぐに理由が分かった。


「……外国人? 珍しくね」

「ねね、あの子、モデルさんかな!?」

「うわっ、すご! 銀髪きれ~」

「あんな子前からいたっけ、初心者かな?」


 サングラスで顔を隠してなお、この髪が悪目立ちしてるのか。

 さすが、見た目だけならどこをとっても完璧美少女と言うほかない。もちろん、ハーヴェンに性別はないんだが。


 これは……さっさと移動した方がいいな。

 たとえ絡まれたとしても十二分に対処できるが、トラブルはなるべく避けるべき。それに、相手の精神に干渉する術はあんまり使いたくないんだよな。ちょっとミスるとすぐ廃人にしてしまう。



「――ごほっ」



 ふと、有翼人種(ハーヴェン)の発達した聴覚が、人混みの中にあって咳の音を聞き分ける。ほんの一瞬立ち止まって、俺は何となく視線を巡らせた。


 冬場なんだから、誰だって風邪の一つや二つ引くだろう。だからつい見回してしまったのはただの反射で、何か意味があってのことじゃない。それに探索者はポーションを使う機会も多い。普通の人よりも健康体になりやすいから、無用な心配だ。

 元旦に見たニュースのせいで、ちょっと神経質になってるのかもな……。


 気を取り直して、向かうのは「職人通り」だ。

 最近東京と、大阪のダンジョンにも出来たらしい“商店街”である。


 ダンジョンの中で商店街とはこれ如何に、と思うかもしれないが、日本に限らず全てのダンジョンにおいて、俺は第零層を便利使いして貰えるよう常に拡張し続けている。その代表例が日本の探索者協会だろう。

 俺が冒険者ギルドをイメージして設けた空間を丸々利用し、事務所を置いて、探索者や迷宮品の管理を行っている。この協会制度は発足当初から今に至るまで、いろんな国が視察に来ていて、実際に導入しているところも多い。


 そこにきて、新設の「職人通り」は、俺が地球人たちに創意工夫を丸投げしたテナントスペースを活用し、生産職による商店が軒を連ねている。何でも探索者協会が直々に声をかけ、スカウトした店主たち……らしい。

 気がついたら敷設が始まっていたので、後から経緯を知った。


 第零層は安全圏(セーフティエリア)であり、モンスターが出現しない。となれば、いつか商業施設のように、この階だけは一般人も訪れるようになるかもしれない。その客を目当てにダンジョン飯の店がずらっと並んだり、想像するだけでワクワクしてくる。


 今日は、そんな未来の可能性に満ち溢れた「職人通り」を観察しにきたのだ。

 協会のロビーから外れ、回廊を歩いていく。


 するとすぐに喧騒が俺を出迎えた。



「わぁ……」



 一瞬、俺は自分がファンタジーの世界に入ってしまったのではないかと思った。

 その錯覚に、知らず顔が綻ぶ。


 軒先に突き出た看板に武器や薬瓶など、いろんなマークが描かれている。

 通りを行き交う、武骨な装備に身を包んだ探索者たち。

 この肉が焼ける香ばしい匂いは、どこから漂ってきているのか。


 何度かロゼリア号から覗いてみたことはあったが、いざ現地に来てみると胸が躍り跳ねる自分がいた。


「いい加減新しい剣買っていいでしょ? ねね、リーダー、お願い!」

「これだけポーションがあれば一週間は持つでしょ。……持つよね?」

「新商品、新商品だよ! 何と解毒と一緒に体力も回復してくれる優れもの!」

「ブラッドイール、初めて食べてみたけど、これもうほぼ鰻じゃん!?」

「古い装備の下取りOK! 鎧のことならBANKINへ~!」


 賑やかな声。活気にあふれた人たちの姿は、いつか俺が憧れた景色だ。

 大の大人がアイテムだのモンスターだの真面目に話している、可笑しな日常。


 ……ああ、()()()()


 異世界転生――なんてものは、この世になかったけど。

 代わりに、俺は俺が見たかったものを自分で創り上げることが出来たのだ。

 かつての山戸耕助少年がワクワクするような、そんな世界を。


「っとと」


 ぼうっとしていたら通行人にぶつかってしまった。

 立ち止まるにしたって、端の方じゃないと迷惑になってしまう。


 ズレたサングラスを押し上げて、俺は早速ウィンドウショッピングへ繰り出した。我が家の家計はフクレが握っているので、お願いしてお小遣いも貰ってきたから、準備は万端だ。まぁ何を買うんだという話ではあるんだが。

 こんなところまで来ておいて、冷やかしで済ますのも勿体ない。


 鎧を着せられたマネキンやら、壁にいくつも吊るされた刃物やら、くつくつ煮える大釜やら、現代日本とは思えない風景に逐一目を輝かせる。

 かと思えば「私が作りました!」という写真がついていたり、「粘糸でもよく切れます!」とレビューが添えられていたり、はたまたタブレットを置いてCMまで流している店もあり、妙に現実的で笑ってしまう。


 可愛い女の子ならまだしも、ゴツイおっさんの「私が作りました!」は需要あるか?

 ある……か。うん、まぁ……安心感はある、か。

 若いにーちゃんよりおじいちゃんの方がなんか美味そうに見える野菜と一緒だな。


 ……おかしい、俺はファンタジーな商店街にときめいていたはずでは。

 何でスーパーの野菜コーナーを思い浮かべてるんだろう。


「う、ううん」


 (かぶり)を振って邪念を蹴散らす。

 とりあえず、どこかのお店に入ってみよう。


 お、あそこなんてどうだろう。

 店名は「西方洋裁店」。明らかに他と比べてデザインセンスが頭一つ抜けている。軍服のようなコートに、可愛らしいネコミミのローブ、斥候用らしき柄違いの迷彩服など、思わず誰かが着ているところを見てみたいと思わせる商品が陳列されていた。


 妙に女性客が多いような気もするが……。

 つまり、今の俺が入っても浮いたりしないということだ!


 覚悟を決めてファンシーな木戸を押し開ける。


「いらっしゃいませー」


 カランコロン、というベルの音。それから入り口の傍に立っている年配の女性に声をかけられた。すわ店主かと思いきや、同じ制服を着た人が何人も店内にいるので、ただの従業員らしい。

 てっきり生産職のワンオペ営業かと思いきや、しっかり人を雇っている店もあるんだな。それだけ儲かっているということか。


 肝心の店主は――と目を動かせば、店の奥でもくもくと針を動かす若い女性を発見した。目に大きな隈をつくり、何事かぶつぶつ呟いていて怪しさ満載なんだが、たぶんあの人がオーナーだろう。


「月産500着……月産500着……無理じゃね? いやいけるいける、いけるって小町……無理っていうのはね、存在しない言葉なのよ……頑張れ私、やれるぞ私……にゃんにゃんにゃにゃにゃんにゃんにゃ……いややっぱ無理じゃね? 無理だわこれあはは――」


 まるで壊れたラジオのように呪詛を漏らし続けながらも、一向に手の動きを止めない店主からそっと目を逸らす。傍に転がっていたポーションの瓶は見なかったことにしよう。たぶん気のせいだ。

 ここ、服屋だよな? 呪いの藁人形とか売ってないよな?


 若干心配になりながらも、入り口の店員さんに小さく頭を下げて中に入る。

 どのコーナーにもまばらに人がいて混んでいたが、さりとて商品が飛ぶように売れている、というわけでもないようだ。単価が高いのもそうだが、セット商品が多い。


 たとえば今俺の前にある「お転婆貴族シリーズ」なる装備。

 帽子からズボンに至るまでが一まとめの扱いで、バラ売りしていない。これを着て馬に乗ればさぞ様になるだろう。優雅な狩りにでも出かけるような。だが実態はダンジョンへ潜る探索者向けの装備で、迷宮品を素材にしているから、かなりお高い。

 どれぐらい高いかというと、フルプライスのゲームソフトが100本は買えてしまうくらい高い。


 セット販売なのは店主なりのこだわりがあるんだろう。

 見ているだけで目の保養になるというか、きゃいきゃい騒いでいる他の客も「いつか買いたい」と遠巻きに眺めている感じだ。個人店の難しいところだな。


 もちろん一品物じゃない商品もあって、その棚の前が盛況だった。

 表に飾られていたネコミミローブを広げて女の子たちが着せ合いっこしている。最近、たまーにあの恰好をしている探索者を見るなぁと思ってたけど、ここで売ってたのか。今まさにブランドが出来ようとしているのかもしれない。


 そんな風に思いを馳せた時だった。



 ――すっ……とん。すっ……とん。



 ひどく緩慢な足音が俺の後ろから聞こえてきた。

 敵意は感じられないので、ゆっくり振り返ってみると。



「おぁあ……」



 幽鬼がいた。


 あ、いや、間違えた。店主がいた。

 青白い顔で今にも死にそうなんだが、大丈夫だろうか、この人……。


「キ、キミ……!」


 ぷるぷると震えながら、店主が俺の両手――というか袖を掴んで胸の前まで持ち上げる。カッと開かれた目が正直怖い。



「ウチの専属モデルにならない!?」


「…………は?」



 モデ、え、何だって?

 ぽかんとする俺を置き去りに、店主がまくし立てる。


「こりゃえらいこっちゃよ! 千年に一人の逸材だわ! アナタとならファッション界の天下を取れる! アタシの目に狂いはなぁい!!」

「はぁ……」

「何ならスポンサー契約でも構わないわ! アタシの服を着て戦って! もちろん費用は全部ウチで持つわ!! ね、どうどう!?」


 さっきまでうつろな目をしていたのが嘘みたいだ。

 子どもみたいに目を輝かせ、俺の手を上下にぶんぶんと動かしてくる。きっと本心からの誘いなんだろうとすぐに分かった。


 ただまぁその……頷けるわけもなく。


「ええと、私、そういうのはちょっと」

「はぅあ! もしかして先約が、ああそれとも事務所を通さないとダメ!?」

「いや、単純に興味がないというか……」

「そ、そんな……! も゛っ゛た゛い゛な゛い゛ッ!!」


 頭を抱えて床にうずくまる店主。

 愉快な人だなぁと思う反面、ちょっとテンションがおかしいのはたぶん寝不足なせいだろう。平素ならもっと落ち着いた人に違いない。……たぶん。


 こういう時はゼル爺直伝の“お呪い”の出番だ。


「お姉さん、顔を上げてください」

「あ゛あ゛あ゛……あぃ?」

「眠れ 神の子 夢見の子 泡沫の間に 祖霊と 遊べよ」

「……!」


 抑揚をつけ、唄うように言葉を紡ぎ、ちょんと額を触る。

 それから操霊術を発動して脳波を和らげてやれば、あら簡単。


「…………すぴー」


 かくん、と店主の首が傾く。

 寝かしつけ完了だ。


 前世のことやら、同族との軋轢で眠れない夜を過ごしていた時は、たまにゼル爺がやってきて、俺にこの“お呪い”をしてくれた。呪いというか、もはや催眠術だけど。


 さておき、頑張るのはいいことだ。

 ただし頑張りすぎて体を壊したら元も子もない。


「あの、すみません」


 俺は店主の体を支えつつ、近くの店員を呼び寄せた。


「店長!?」

「よっぽど疲れていらっしゃったんでしょう。話している最中に寝てしまわれて……」

「そ、え……し、失礼しました!」

「いえいえ、顔色も優れないようなので、どうか起こさず、休ませてあげてください」

「わ、わかりました」


 俺が口元に指を当て、囁くように伝えると、店員も声のトーンを落として頷く。

 それから店主のお姉さんをそっと引き渡した。


 一応、彼女の名誉を守るために一言付け加えておくか。



「そうそう。お姉さんが起きたら、“いい腕でした、また来ます”とお伝えいただけますか?」



 小首を傾げ、柔らかく微笑む。

 すると何故だか店員の女性は顔を赤くして、コクコクと頷いた。

 ……何か恥ずかしがる要素、あったか?


 まぁいいや。

 思わぬイベントに遭遇したが、褒められて悪い気もしなかったのは事実。せっかくだし何か買っていってあげたいけど、服というか、防具を買ってもなぁ。自前で障壁を張った方が圧倒的に硬いんだよなぁ。


 無用の長物を買ったってしょうがない。

 さて、どうしたものか――と考えて、ふと思い出すものがあった。


「あ」


 そうだ。そういえば、フクレ用の帽子を買おうって話してたじゃないか。随分前になるけど、レイドだのなんだので忙しくてすっかり忘れてた。


 健気に働くクラゲ型の妖精種(シルキー)を脳裏に思い浮かべる。

 たぶんフクレは可愛い系より、格好いいタイプの方が好きだよな。喜んでくれるか分からないけど、ダンジョン土産ってことで一つ買っていくことにしよう。


 まぁ購入資金は「D-Live」の儲けをフクレがあれやこれや、使えるお金に変換してくれた口座から出すことになるので、買ってあげるというか、正直買わせてもらうって感じなんだが……。

 あれ、俺ってもしかして――――()()じゃね?


 い、いや!

 こういうの、気持ちが大切だからな、うん。


 それに最近は匿名という名の「天使」名義で、あちこちに寄付もしているのだ。俺の場合、寄付先の団体や施設が後ろ暗い活動をしていないか、事前に見分けることが出来るので、失敗もない。

 ちゃんと社会貢献しているので、俺は自立した人間のはず!



 ……帰ったらフクレの肩を揉んであげようかな。

 肩なんてない? じゃあ、秘湯でも探しに行くか……。


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― 新着の感想 ―
フクレ君、職場は少々ブラックですが良い上司ですね。
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