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無くした心の剣  作者: 黒白
3/4

ギルド!!パーティー加入!

〈ゴルドの街〉

街だ!ちゃんと人もいる!!!すげぇ!!!でもなんか武装してる人間が多い気が.......

「?なんか武装してる人が多いな。」

「まぁゴルドの街はダンジョンがあるからな。」

「ダンジョン?」

「ダンジョンとは地下に魔素が溜まって出来た物だ。高濃度の魔素がダンジョンハートとなって魔物達や魔鉄鉱を作り出す、それがダンジョンだ。」

「魔物達はまだ分かる。だが何故鉱物も?」

「魔鉄鉱ってのは鉄鉱石に高純度の魔力が宿ってる鉱物だ。普通の鉱石じゃないからな。一説によると人間達をおびき寄せ、魔物達で殺害した後に魔力にする為って言われてる。」

「危険じゃね?」

「その分魔鉄鉱が手に入るからな。だが魔鉄鉱が手に入るダンジョンは限られてる。ちょうど鉱脈にダンジョンが出来ないとダメなんだ。それ以外のダンジョンは大抵破壊されてるよ。」

「魔物が出るんだろ?だったら魔物の素材が手に入っていい事づくめだろ?」

「その分リスクがある。ダンジョンから出たら大惨事だ。だから大抵はダンジョンハートを壊して活動を停止させてる。」

なるほど。

「さーてリーダーの豆知識披露はここまで。このでっかい建物がギルドだよ。」

〈inギルド〉

冒険者ギルドって言うから治安が悪くて酒ばっか飲んでるイメージだと思ってたが違った。中々治安が良さそうなとこだ。1階は食堂と受付があり。2階は本が置いてある。

「受付に行くぞ。」

リーダーの男に言われたので受付に行く。

「本日はどのようなご利用でしょうか?」

リーダーの男に聞いたが受付には3つ窓口があるらしい。今居る赤の窓口はランクアップ、冒険者登録するところらしい。青の窓口は依頼を受け付けしたり依頼を達成したら行くところらしい。黄色の窓口は依頼の受託。

「今日はこいつの冒険者登録しに来た。門番から連絡が来ているだろ?」

「.......はい確認しました。それでは冒険者登録する際にはこちらの紙に記入をする事になってます。」

紙の内容を省略すると、死んで責任とらないからね?依頼失敗したら違約金を払ってね?問題行動を起こすと冒険者の資格を取り消すよ?再登録は不可。1週間に1回は依頼を受けろ。ってことらしい。サインしてOKと。

「記入が出来ましたら。こちらの魔道具に手を。」

魔道具に手をやると光出した。

「はい。これで冒険者登録は終わりました。冒険者カードは1時間後に出来上がります。1時間後にまたこちらへ。」

「あっさり終わったな。」

「これから飯を食うんだがお前も来い。奢ってやる。」

「いいのか?」

「ただし化け物の件で質問する。」

.......正直に言うと聞かれたくない。だけどこのリーダーの男はあいつに殺されかけた。聞く権利はあると思う。

「.......分かった。」

「よしなら行くか。」

「ん?ここじゃないのか?」

「重要な話は聞かれたくないだろ?個室で話そう。」

この男モテるだろうなぁ。

〈猫の食堂〉

「さてまだ俺達の名前を言ってなかったな。まずは自己紹介をしよう。俺はロム。誓の剣のリーダーをしている。ランクはB。」

俺は猫の食堂ってとこで飯を食っていた。今は尋問中だ。

「私はリンだよー。まぁレンジャーをやってるかな。ランクはC〜。」

盗賊っぽい女はリン。

「私はエリン。魔法使い。サポート。ランクはC。」

魔法使いはエリン。

「私はディー。タンクをしています。ランクはBです。」

大盾がディー。

「.......俺はシキ。斥候だ。ランクはB。」

忍者がシキね。

「さて。君も自己紹介を。」

「.......ヨウだ。まぁ言った通り記憶喪失で何が何だかわからない。」

「ヨウ?単刀直入に言う。あの化け物はなんだ。」

うん。それ俺も聞きたい。でも記憶が戻ったって事は.......

「たぶんあいつは俺の記憶を持ってる。記憶喪失前の俺と何か関わりがあったんだと思う。」

「?なぜ記憶を持ってるんだ?」

「あいつを倒した時に記憶が戻ったからだ。」

「ふむ。あの時気絶した理由はそれか。化け物についてはそれくらいか?」

「あぁ。それくらいしか分からない。」

男は考えている。

「ヨウ。お前の記憶を戻すのを手伝ってやる。」

皆驚いている顔をしている。

「リーダー?ほんとにそれ言ってる?またあの強い方化け物と戦うって事でしょ?命が幾つあっても足りないよ。」

「あぁ。リスクしかないな。だが手伝うからには報酬を要求する。俺のパーティーに入れ。」

シキが言う。

「何か利益でも?」

「こいつの強さは見ただろ?こいつが居れば近い未来上のランクに行ける。」

エリンが言う。

「1人だけ強くても意味が無い。」

「こいつは俺達より強い。それに見たことも無い魔法を使ってる。記憶が戻れば教えれることはあるはずだ。」

多分剣のことか?リーダー以外のメンバーは考えて結論を出したようだ。

「んー記憶戻し手伝うんでいいよー!」

いいのかよ。リスクあるんだけど。

「中々強くなれなかったからねー。多分強くなれると思う。直感がそう囁いてるー。」

直感って.......。

「確かに死にかけましたが、それでビビっていたら冒険者やってけませんからね。私も賛成です。」

「私も賛成。魔法教えて貰えるなら。」

「俺も賛成だ。次は殺す。」

.......最後過激過ぎん?

「と言うことだ。手伝おう。だかパーティーに入ってもらうのが条件だ。」

短い時間だがこいつは信頼出来る。なら情報が無い今。パーティーに入ってもいいか。

「分かった。それでお願いする。」

今日初めてパーティーに入った。

「これは?」

何か渡された。

「金だ。今日宿使う時にそれで払ってくれ。」

「ありがたい。」

「一応言っておくが冒険者カード忘れてないよな?」

.......忘れてた。この後俺は冒険者カードを手に入れ、もらった金で宿に泊まった。


特にありません。見ている人居ないと思うので。

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