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べ、別にお前の為じゃないんだからな!

食堂には魔王様と姫君が残された。

給仕や護衛はいるので完全に二人きりではないのだが。



「魔王様、ご迷惑おかけしてすいません。」



姫君が深々と頭を下げる。

魔王様は数秒固まったのち、慌てていった。



「あっ、そっ、ききき気にするな!

案内は元々しようと思っていたのだ。

では行こうか。」



そう言って先に歩き出そうとする魔王様。



「ダメですってば!!!!!!」


「宰相様と約束したでしょう!!!!!!」



見送りかけた我ら護衛の近衛騎士だったが、慌てて止めに入る。

エスコートすると言う事をマルっと忘れてやがる。

姫君が死にやすいのは昨日のお出迎えと今朝の騒ぎで身にしみて理解した。


むざむざ護衛対象を死なせるなど騎士としての矜持が許さない。



「魔王様っ、あんた鳥ですか!

宰相様に念話とばして報告しますよ!!!!!!」


「ちょっ、やめろよ!

何恐ろしいこと言うんだよ!!!!!!

分かってるよ!

今、エスコートしようと思ってたんですよーだ!!!!!」



子どもみたいなことを言いながら姫君の元に行く魔王様。

うん、あの言いっぷりは全然覚えてなかったんだな。


姫君をお姫様抱っこする魔王様。

相変わらずの美形っぷり。

そして愛らしい姫君を抱いている姿は犯罪臭半端ない。

なまじ美形だからいやらしさ倍増である。



「魔王様、ありがとうございます。

重かったら言ってください。」


「べ、別に人ひとり抱えるくらいぞうさない。

宰相達に言われたからだからな!気にするな!」



魔王様、そこは羽根のように軽いとか、普通に大丈夫とか言えばいいでしょうに。


ほんと、へたれ美形のツンデレは見ていて腹だたしいばかりだ。




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