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あなたの血が吸いたい~吸血鬼~  作者: 星叶あおい
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誰かがあなたを狙ってる

ホラーです。心して読んでください。

朝早く救急車のサイレンで、目が覚めた。「おはよう。」彼女は舞白鳥女学院の白石美紗絵さんだ。「あら、起きたのね。おはよう。今、朝食の準備ができたわよ」彼女の母親だ。名前は、白石富絵さん。彼女の母親は、アナウンサーで毎日のように、テレビに写っていて彼女はテレビに映る母親の姿も見ている。彼女の母親の仕事は主にニュース報道で、そのニュースを家で見ることがある。母親が目の前にいるのに、不思議だと彼女はいつも思いながら過ごしていた。

今朝は、救急車で目を覚ましたことを訪ねた。「今朝、救急車のサイレンが鳴ったけど、どうしたのかな?」「そういえば鳴ったわね。もしかしたら近所のかたかしら。何かあったのかしら」忙しそうにしながら、彼女の母親はそう言った。彼女はあることが気になりまた続けざまに母親に話しかけた「あのさ、昨日のことなんだけど…」「ごめんなさい。そろそろでかけなくちゃ」「それと、今日は夕方には帰るから、私そろそろ仕事に出るから、後は頼んだわね」と付け加えた。忙しさに追われている彼女の母親は急いでいたので、彼女も言うのはやめた。そうだ。忘れよう。そして「はーい、いってらっしゃい…」舞白鳥女学院の白石美紗絵さんは、そう言って玄関まで送った。「お弁当と水筒は、テーブルにあるからあなたも学校に行ってね。気をつけて行ってきてね。それじゃ、私は、行ってきます」と彼女の母親はいった。「分かった。ありがとー。あとは私がやるし、学校にも行くよ。時間がないからお母さんは急いで行って」と彼女は返し、彼女の母親は扉を開け仕事へ出掛けていった。リビングに戻り、時計に目をやるとまだ6時だった。彼女はテーブルにもどり、朝ごはんを食べながら、昨日のことと救急車のサイレンの音がまだ脳裏に残っていることを早く忘れようとしていた。食べ終え食器を洗い終えると、学校に行く準備をし、テレビを見ようとソファーについた。母親がテレビに映るからだ。この時間は、必ずニュースが流れ自分の母親が映るので、学校に行く前のこの時間をいつも楽しみにしていた。テレビをつけると、いつものニュース番組だった。そこに映っていたのは、彼女の母親だ。自分の母親だと少し微笑む彼女は速報が流れると、顔の表情をかえた。

~ニュースです。速報が入りましたので、お伝えします。某所にある○○園内で男性の死体が発見されました。第一発見者は、毎朝早く園内を、ランニングするという男性です。男性の話によると、朝いつものようにランニングをしていると何やら倒れた人のようなものがあったとのことです。行ってみたら本当に倒れた人で、その倒れた人は男性で細々としていてまるで血が吸われたかのようだったと話しています。すぐに救急車を呼びましたが、すでに死んでいて死後5~6時間は経過しているとのことでした。死体には、首に二つの穴が開いており、警察は、不審事件として殺人であるかどうかも踏まえ、調査中とのことです。以上、速報でした~

すると、彼女は立ったまま動けなくなりました。なぜなら、昨夜その○○園内を通ったからです。彼女には、思い当たる節がありました。昨夜、○○園内で二人の人影を見たのです。そして、○○園内を通りすぎようとしていた時、○○園内でドサッという音とともに走ってどこかへ行く足音が聞こえたからです。彼女は、気になりましたが、夜で辺りも暗く気味悪く感じたので、戻らず足早に帰りました。その日の夜は、その帰り道の出来事が脳裏に残り、なかなか眠れませんでした。朝いつも学校へ行く前のこの時に…と彼女は思いました。そういえば、朝早く救急車の音が聞こえた。事件性があったことを知り、はっきり分かった。彼女の身近で事件が起きたことを。


最後を盛り上げたいと思います。

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