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序章 袁本初 其の三

前話を改定した事で、内容が増えましたので、「袁本初」編を三話構成に変更しました。この話で「序章 袁本初」編が完結します。

読み苦しいかも知れません。


それでも、一人でも面白いと読んでいただける方が居られれば、幸いです。


麗羽視点


玉座の間を出た麗羽は、宣言通り 湯浴みを終え、自室へと向かっていた。今日は、久しぶりに猪々子・斗詩の休みが重なる日で有った。


(二人とも元気にしている様ですが、私の為に仕事に没頭するのは、良いのですが、没頭しすぎて私の相手をしないのは、少々許せませんわね…ちょっとお仕置きが必要ですわね…そうですわ!暫く三人一緒で過ごせる様に考えさせましょう!!我ながら良い案ですわ!!流石 私ですわ!!)


「おーほっほっほ!!!」


麗羽は、自分の身勝手な考えに悦に嵌り、自然に高笑いをしていた。自室に戻った麗羽は、先に来ていた猪々子・斗詩に出迎えられていた。


「ひぃ~めぇ~!遅いじゃないですか!何やってたんですかぁ?斗詩と二人で待ち草臥れましたよ~!」


二人に出迎えられた麗羽は、先程考えた案の余韻が有るのか、笑みを浮かべていた。


「湯浴みをしていたに決まっているでしょう。それに猪々子、斗詩さん。家臣が主君を待つのは、当然の事ですわよ?そんな事も解らないのですの?」


二人に対して、さも当然の様に言うのだった。その言葉を聞いた斗詩は、顔を引き攣らせながらも、気がついた事を聞いた。


「麗羽様…湯浴みをしていたんですか?何か良い事でもあったんですか?」


そう…今の麗羽は、何時も以上に笑顔なのだ…気に成らない訳が無い…


「えぇ!そうですわよ!この南皮城を大改修するのですわ!城壁に留まらず、内装も袁家に相応しく豪華絢爛にするのですわ!これほど嬉しい事は無いでしょう?」


この内容を聞いた猪々子は、顔を引き攣らせ、斗詩は脂汗を出しながら、更に顔を引き攣らせるのだった。


「れ、麗羽様…それを御認めに成ったんですか…?」


「えぇ!即答ですわよ?民は、袁家有ってこそ、生きて行けるのですわ。その袁家の長である私…わ・た・く・し!袁本初が政を取り仕切っている南皮の民は、私…如いては、袁家に恩返しをして当然ですわ。」


猪々子と斗詩 二人 顔を見合わせて同じ事を考えていた…


((もう悠長な事を言っている場合じゃない(ねぇ!)…このままでは、麗羽様(姫)の命を奪われる(ちまう!)長老達は、民が反乱を起こせば、麗羽様(姫)を生贄として、民の前で処刑しちゃう(しちまう!)…ここを早く出なくちゃ!(きゃ!)))


二人の様子の変化にも気にも留めず、麗羽は、先程考えた自分の案を二人に言っていた。


「最近 貴女達二人は、私の家臣で在るにも関わらず、仕事に没頭する余り、私の相手を疎かにしていますわね!そこで、暫く三人一緒に過ごせる理由を考えなさい!よいですわね?これは命令ですわよ?」


麗羽のこの内容を命ぜられた猪々子・斗詩の二人は、キョトンとして麗羽を見ていた。


(おほほほ!良い顔ですわ!私に寂しい思いをさせた報いですわ。もう暫くこのままでいましょう。…まぁ、素直に謝るのなら、許して上げなくても無いですわね…)


二人の様子に気分を良くした麗羽は、「謝るのなら…」と言おうとしたその時、


キョトンとしていた二人が麗羽に向い立ち、


「麗羽様。私達の仕事が忙しい余り、麗羽様の御相手が出来なかった事 すみませんでした。そこで、先程麗羽様が仰られた件ですが、良い案が有ります。」


と、斗詩が言うのだった。


「斗詩さん。三人一緒ですのよ?誰一人として欠けても駄目ですのよ?解っていますの?」


「はい。三人一緒ですよ!姫!」


猪々子も同じ意見の様だ。


(あ、あら…二人を困らせる為の芝居でしたのに…まぁ、良いですわ。一緒に居られる案 聞くだけ聞いてみましょうか)


「そうですの?では、その案とやらを聞かせて貰いましょうか。」


麗羽は、自分の椅子に腰掛けて、二人が話すのを待った。


「その前に、お茶を淹れますね。文ちゃんは、座ってて」


「ほ~ぃ」


斗詩は、三人分のお茶を淹れ、三人の前に置いていった。


「では、一緒に居られる案を、お話します。」


そう言って、斗詩は語りだした。


「麗羽様。麗羽様の政で、南皮の民は豊かに成ったかも知れません。ですが、南皮の外に暮らす民達は、未だ盗賊達の脅威に怯える毎日を過ごしています。そこで、私達三人が、その盗賊達の脅威に怯えている民を

救う為に、盗賊退治の遠征をしては、どうですか?」


「なんですって!私の目の届かない所で民達が、盗賊に怯えている毎日を過ごしているのですか!」


「はい。残念ですが。日に日に盗賊は、増えていく一方とも聞いています」


(そんな!それでは、私の名声が落ちてしまいますわ!そんな事は、許しませんわよ!)


「解りましたわ!涙が絶えぬ民達を放って於いては、袁家の恥ですわ!早速、長老達に言って遠征軍の準備に取り掛かりますわよ!猪々子!斗詩さん!長老達には、私から伝えておきます。貴女達は、直ぐに遠征軍の準備なさい!盗賊共に袁家の力を見せ付けるのですわ!!!!」


「アラホラサッサ~!」


「解りました!!麗羽様 長老方には、騎馬一万・歩兵一万位の規模を打診して下さい。」


「お任せなさい!一万でも、二万でも出させて見せますわ」


麗羽の言葉を聞いた二人は、嬉々として麗羽の部屋より駆け出していった。

二人が去った後、麗羽自身も準備をする為に長老達が居るであろう、玉座の間に歩を進めた。

玉座の間には、数名の長老達が居り、雑談をしていた。


「おーほっほっほ!皆さん 御機嫌よう!丁度良い所にいらっしゃいましたわ」


「おぉ!これは、袁紹殿!御機嫌麗しゅう御座います。此度は、一体どの様な御用件でしょうか?」


長老達からは、麗羽に対する心にも無い言葉が、スラスラと紡ぎ出されていた。だが麗羽は、斗詩の進言で自分の名声に傷が付く可能性が有ると、思い込んでおり長老達の言葉は、耳に入っていなかった。


「実は、斗詩さんより最近 盗賊が頻繁に出没する様に成ったと聞きましたわ。」


「おぉ…我らも、その事については頭を痛めていた所で御座います。」


「この袁家の民達を涙で濡らす毎日に追い遣っている盗賊達を討伐する為に遠征軍を率いますわ!わ・た・く・し!袁本初自らが率いて盗賊達を討伐すれば、

私のみならず、袁家の名声も鰻登りな事 間違いなしですわ!如何です、長老方?一気に名声を得る機会だと思いませんか!」


麗羽は、己の名声を上げたい一心で長老達に話していた。


「なるほど。殊勝な心掛けですな。因みに、どちらへ向かわれる予定ですかな?」


「そうですわね…北の方角…常山付近まで進めようと思っていますわ。軍勢は、騎馬一万・歩兵一万で編成する予定ですわ。」


麗羽の言葉を聞いていた長老達は、皆寄り集まってコソコソと話だした。



長老視点


(のう…どう思う?)


(連日 盗賊共が頻繁に出没しておる報告が来ておるので、そろそろ動こうかと思っていた時ではあるが…)


(うむ…ワシも、そう思っておったのだが…袁紹が言って来る時期が良過ぎるのぅ…)


(うむ…言っている事は、普通だが裏があるのかもの…)


(ほぅ…裏とは、なんじゃ?)


(我等に対して、叛意を及ぼすとかな…)


(ふははは!それは、無かろうて!その気構えが有れば、とうの昔に遣っておるわ!それにもう毒が回って牙も折れておろうて!)


(むぅ…確かにの…だが、常山とはな…)


(うむ。まったくじゃ。最近に成って、あの近辺は黒山賊が支配しておると聞いておるぞ?)


(うむ。その情報は、ワシも聞いておる。)


(どうじゃ?黒山賊と戦わせるというのは?)


(ほぉ…一興じゃのう…黒山賊を倒せば良し、袁紹が倒れれば首を挿げ替えれば良し。どちらにしてもワシ等には、旨い話じゃ。袁紹には、毒が回っているからと言っても、ワシ等に対して、反感を持つ時が来るかも知れんしの)


(うむ。同感じゃ。ここらで、舞台から降りて貰うのも、良いかも知れんのぉ)


(よし、決まりじゃ。して、兵は如何程与える?)


(聞く所によると黒山賊は、総勢十万とも言われておるぞ?)


(うぅむ。下手な兵力では、逆に怪しまれるのぅ)


(我が方と同等の数ではのぅ…だが、十万が全て戦えるとは聞いておらぬな…)


(だから総勢と言ったでろう?御主 呆けてきたか?)


(な、なにを!)


(まぁ、御主等の事は、後じゃ。早く決めねば、後ろのア奴も、不審がるぞ?)


(むぅ…歩兵一万・騎馬一万。総勢二万では、ちと少ない気がするがの…歩兵をもう一万増やすか…後に徴兵しても、直ぐ集まるじゃろうて?)


(うむ。騎馬一万は、惜しいが黒山賊の勢力も削っておきたいから、妥当かの?)


(そうだの。精々頑張って貰う事にしようかの)


(兵站も多めに持たせておけば、暫くは帰ってこまいて)


(うむうむ)


(ほっほっほ)


(では、伝えるとしようかの)



麗羽視点


(華々しく戦果を上げる為には、希望通りの軍勢を整えたいですわね)


等と考えていると、話が纏まったのかゾロゾロと麗羽の前に歩んできた。


「袁紹殿 貴女の民を思う心、(それがし)大変感銘を受けた次第。よって、皆と協議した結果、歩兵二万・騎馬一万 総勢三万の軍勢にて、出立されよ。なに、心配は要らぬよ。兵站も半年分を捻出するによって…。如何かな?」


(歩兵二万・騎馬一万。総勢三万…しかも、兵站を半年分…言う事は無いですわね!)


「承知致しましたわ。この袁本初、民の為に必ずや盗賊を退治して見せましょう!」


「おぉ!良い返事ですじゃ。これで民も安心して眠れるじゃろうて。」


麗羽は、自分の予想以上の成果に満足して、玉座の間より退出しようとした時、不意に長老の一人から声を掛けられた。


「道中 気を付けて行きなされよ」


言葉の内容とは裏腹に、長老のその顔は酷く歪んでいたが、麗羽は関係無いと思い、


「えぇ。御言葉 感謝致しますわ。それでは、皆さん 御機嫌よう。」


「「「御機嫌よう…」」」


麗羽は、心の篭らない挨拶を受けながら、玉座の間を後にした。




「………」


「どうした?そんな顔をして?」


「どういう顔だ?」


「面白い事を思い付いた…そんな顔をしておったぞ?」


「くくく…そうか…我慢はしていたのだがのぅ…」


「何だ?ワシにも教えろ」


「まぁ、待て…楽しみは、後に取っておいた方が、良いであろう?それまでの辛抱じゃ」


「うぅむ…まぁ良かろうて…その時が来たら話すんじゃぞ?良いな?」


「あぁ…解っておる」




それから、二日後の早朝、麗羽達一行は、常山方面に向けて南皮の城を後にし、二週間後には常山の郡境まで軍を進めていた。その間には、盗賊・山賊の出現で

幾度か戦闘を行ったが、所詮は烏合の衆…確かに此方も多少の被害は出ているが、負ける訳がなかった。それもそのはず、猪々子が気を利かせて、盗賊討伐の初期段階から部隊で、斗詩は調練時や軍部内で、現在率いている『親衛隊』を結成しており、親衛隊外にも南皮に来た頃の麗羽を知っている者達が慕って集まった者達で、現在 常山へと行軍しているのだ。

そう、正真正銘 麗羽達の軍である。

故に、袁紹を信じ、文醜を信じ、顔良を信じて力を振るう者達は、盗賊如きに遅れを遅れる訳が無かった。

それは、長老達の一つ目の誤算である事を示していた。


「麗羽様。そろそろ常山の郡境ですね。ゆっくり来たつもりですけど、予定より早く着きそうですね。」


「だよなぁ~?ゆっくりしているはずなのになぁ~。戦闘も数回しかしてないし~。暇だよ、斗詩~。何か面白い事ないのかよ~?」


「全くですわ!もっと盗賊が出ないと、名声が上がらなくてよ!」


「い、いや…麗羽様?暇なのは、この付近が平和の証ですし、それだけ麗羽様の威光が届いている証拠ですよ」


「そ、そうですわね!そ、その様な事 初めから解ってましたわ!二人を試す為に言ったまでの事ですわ!それはそうと斗詩さん、猪々子が暇って言ってますのよ。何か面白い事はなくて?」


麗羽は、このまま言い負かされるのも癪だったのか、斗詩にムチャ振りをしてみた。


「えぇ~~~!麗羽様 そこで私に振るんですかぁ~~?」


「勿論ですわ!こう言う時こそ、貴女の出番ではなくって?普段は、影が薄いのですから、こう言う時に役に立たなくて、どうするのですか?」


麗羽は、城の雰囲気から開放されて、少し心の毒が薄くなったのか軽口を叩く様になっていた。


「うぇ~ん…麗羽様 それは言い過ぎですよ~。」


「姫ぇ~。斗詩を泣かせても良いのは、アタイだけたぜ!」


「うわ~ん。文ちゃんまで、そんな事言う~」


後ろに続く親衛隊も、小声ではあるが笑っていた。


「あぁ…そうだ。先程 立ち寄った邑で聞いた話なんですが…」


「おぉ!斗詩ぃ~。なんか面白い話でも有ったのか?」


思い出した様に斗詩が、先程立ち寄った邑で聞いた事を話し出した。


「実は、最近巷で有名に成っている、管路って言う占い師が居て、その管路曰く『天空より白き流星が、天の御使いと共に舞い降りる。その御使いこそ、大陸の騒乱を鎮める者也。』と、言う噂が持て囃されているらしいですよ?」


(民の間でその様な噂話が流行っているとは…そんな噂話など袁家の力で払拭してみせますわ)


麗羽は、心でそう思いながらも、言葉では違う事を言っていた。


「その様な方が現れるのであれば、私を…いえ、我が民を、そして、この大陸に住まう全ての民を救って欲しいですわね…」


麗羽は、自分で何を言っているのか解らなかった。何故か自然に口から発せられていたのだ。


「れ、麗羽様!!!」


「ひ、姫!!!」


(二人とも、どうしたのかしら…慌て取り乱したりして…それでも、袁家の者ですの?)


「全く、そんなに慌てて如何したのです?簡単明瞭にお答えなさい!」


麗羽は、袁家の者の気概を見せ付けようと、胸を張って言いのけていた。だが、猪々子は、気概等関係なく


「い、いや、姫!空!空!!」


「ソラソラ?」


猪々子の言動に付いていけない麗羽は、斗詩に、答えを求めていた。


「斗詩さん 一体何ですの?」


「麗羽様。空を見て下さい!」


空を?言われて麗羽は、二人が見ている空を見上げ…


「な!!!」


そこには、天には太陽が在るというのに、白く長い尾を引いた一筋の流星があった。しかも、此方に近づいて来ている様にも見える。


「斗詩…あれって、こっちに来てないか?」


「ぶ、文ちゃんも、そう見える?」


「「れ、麗羽様には…?」」


(二人の言いたい事は、痛い程解りますわ…)


「皆さん 伏せなさい!!!」


「「「「「はいぃぃ!!!!!」」」」」


麗羽達が伏せたと同時に、頭上を凄い音と共に強風が吹き荒れた。暫くの間、皆 伏せていたが、風も止み耳鳴りも収まりだしたので、一人一人と辺りの様子を伺いながら、立ち上がり始めた。


「麗羽様。怪我とかされてませんか?」


斗詩は、直ぐに麗羽の安否を心配して駆け寄って来ていた。それに比べ、猪々子はと言うと…


「なぁ!斗詩!今の流星凄かったなぁ!!落ちた場所に行ってみようぜ!!」


と、大はしゃぎ…


「猪々子。まず始めに、皆の心配をするのではなくて?」


こればかりは、斗詩も麗羽の意見に賛成とばかりに、ウンウンと頷いていた。


「姫ぇ~。皆無事そうだし、いいじゃないですかぁ~。それよりも、落ちた場所に行ってみましょうよ!!」


(…全く、この子ときたら…頭痛がしてきましたわ…)


「おーい、お前ら。どこら辺に落ちたか解るかぁ?」


ふぅ…と、溜息を付くと麗羽の隣に居た斗詩が、


「麗羽様。もう諦めましょうよ…これが文ちゃんだし…」


と、斗詩もお手上げの様を示していた。


「そうですわね…何時もの事ですわね…」


二人で、溜息と付いていると、猪々子が嬉々として走って来て、


「姫!さっきの流星が、向こうに落ちたみたいですよ!早く行ってみましょうよ!!」


もうそれは、子供が見世物小屋の出し物を、見たくて見たくて仕方が無いと言う感じを前面に出していた。


「はぁ~…解りましたわ。猪々子 案内なさい。」


「アラホラサッサ~」


意味の解らない掛け声と共に、目的の場所へと猪々子は、駆けて行った。


「全軍前進!先程の流星が落ちた場所まで行きますわよ!」


「「「「「はっ!!」」」」」


麗羽と斗詩も、もう観念して付き合うしかないと決めた。その様子を観ていた兵達も微笑みながら歩を進めていった。




この後 一人の人物に出会う事で、袁本初 真名を麗羽と言う、一人の英雄が誕生するとは、誰一人として想像出来る者は居なかった。


如何でしたでしょうか?自分なりに、麗羽が何故 お馬鹿に成ったのか?そして、猪々子・斗詩の心情を駄文では有りますが、この三話に描いたつもりです。

何分駄文の為 読者の方の想像を裏切る形に成っているかも知れません。

それでも、今後とも一読して頂ければと、思います。


では、また次回の講釈で…

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