間抜けが転生したってさ
やあみなさん!
僕の名前は 遥魏 祝 「はるかぎ いわう」
ただの人生を歩む高校2年生である。
みなさんはアニメやら漫画に影響されることってあります?
ありますよねそうですよね知ってます。
僕は最後に見たのは転生系でした。
ある日の部活中。僕は友達とアニメの話で盛り上がっていた。
「こーーんななんの変哲もない人生なら…いっそのことこの天井の鉄骨が落ちてきたりしてな!w」
不意に言ったこの言葉。
まさかと思ったでしょ?僕も思ったよ本当に。
落ちてきやがった…
僕目掛けて一直線に。
友達は避けれてた。でも僕は位置的にも、並々以上の身体能力的にも避けることはできなかった。
なかなかエグい感覚だった。頭がつぶれたのがわかる。痛みよりも先に来たのはなんでこんなことにという思考。色々考えたり思い出に浸る暇もなく、僕は意識を手放した。
「っ、てててて!?」
「あ、起きたのぉ人間。」
「いや…あんたダレすか?」
「失礼な!それが神に対する態度か?」
「え?神に対するって…神様!?」
これはこれはこれは?!来たんじゃないですか!?僕の望んだ通りの転生ルート!!
「いやあ!すまんのお…主の願い事聞いて死ぬなんていかんに決まっとるじゃろw却下じゃ却下wってゆおうとしたらの?噛んじゃっての?…きょっかじゃきょっかw…って言っちゃったんじゃ…」
「は?」
嘘だろこのクソ神。まさか僕のことそんな舐め腐った理由で殺したのか?
「いやいやいや。困りますよ。せめてほら…それなりのアレはいただかないと…ねぇ?」
「む?アレ…とな?ワシはもう主の願いは叶えたはずじゃが?」
「いやいや!勝手にアレを願いにすんなし!あと、アレには続きがあるんだ。」
「ほう?きこうではないか」
「ウシ!おほん…僕は"転生"したいのさ。」
「転生…とな?」
「そう!漫画やらアニメやらの様にまさにTHE・主人公って感じになりたいのさ!!」
「すまんがワシはそうゆうことするのはちょっと…」
「なんでだよ!仮にもお前のミスなんだからこのくらい聞いてくれよ!」
「いや違うのじゃ…まず聞くが良い…ヌシ、転生がどうと簡単に言っておるが…そんな簡単じゃないぞ?」
「といいますと?」
「転生というのはな、一度魂を捨てて新しい魂に交換せねばならぬ。」
「ほう。」
「どういうことかわかるか?つまり、転生するには絶対に記憶は消える。」
「えええええ!?」
期待外れだ…もっとこうどっかの無職とかブッ壊れスライムみたいに無双できるもんだと…
「嘘だろ…じゃあ僕ほんとに意味もなく殺されたってこと…?」
「はぁ…なんかヌシが可哀想に思えてきたわ…なら、こうするのはどうじゃ?」
「?」
「ヌシ…神を殺せ。」
「はい?」
「わからぬか?神を殺すのだ!神を殺せば、神の魂を奪うことができる。それはすなわち、ヌシが神に進化するということを表す。」
このおっさんとんでもねえこと言い出しやがった…嘘だろ?マジで言ってんの?僕に神殺しになれと?
どうもー…何よそんな目で見ないでちょうだい…そうよ!下手ですごめんなさい!!




