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飼育
与えられた痛みと悲鳴。
意識を失いそうになる事すら許されずに無理やり、意識を戻される。
「ねぇ?乃亜?俺たちは乃亜を喜ばせるつもりでお仕置きしてるつもりないんだよ?」
「乃亜だって、痛いより気持ち良いご褒美のが良いんじゃないの?」
揶揄するような言葉に肯定も否定も出来ずに天井を見上げる。
「どうされたいの?お尻叩かれたい?」
「無駄か?お尻をペンペンされて、ここをこんなに濡らしてるんだから」
「……ひっ!」
濡れているそこを舐め上げられ、声が上がった。
「困ったね?これじゃお仕置にならないよ」
「やっ、もぅ……」
執拗に舐めれ、絶頂に達する手前でお尻を叩かれ、もどかしさに頭がおかしくなりそう。
「ごめんなさいっ!もう、他の男の人と話さないっ!話さないから」
「そう?いつもそう言って約束を破るのに?」
だって、それは学校に通っていたら仕方ない事。
だけど。
「お願い、許してっ!」
他人と接触させたくないのなら、学校になんて行かせないでここに閉じ込めれば良い。
支配したいなら、動けないように拘束してくれたら良い。
ママが、そうしたように。
終