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六花と槍の物語  作者: hiddenkai
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第71話 学園編㉔ 学園祭狂騒曲 1日目 その4

演舞の再開を告げるお囃子が鳴り始める。

太夫令嬢達が袖幕から出てくると客席が一斉に沸く。

シースルーの襦袢を身に着けた身体に下着を付けず、乳房や陰毛が透けて見える。

携帯を取り出そうとしたが、入場の際に取り上げられた事を思い出した男達は、脳に全てを記憶させようと目を血走らせながら凝視した。


(ひゃあ!男の視線が突き刺さる!こ、これが視姦なのね!)

京極 恵三子は、見た目から男に凝視されるとういう経験が皆無だった。


(こんなデブスでも裸になれば興味を持って貰えるんだ!)

顔が火照り鼓動が早くなる。

体中から汗が吹き出し襦袢が張り付き、ますます体の全てが見えてくる。

股が汗でない、粘度を持った体液で足を動かす度にクチュクチュと音を立てる。


(は、恥ずかしいよ!でも、なんか気持ちいい!)

既に襦袢は汗で体にぴったりと張り付き、もはや全裸で踊っているに等しく、更に男の視線が恵三子を犯そうと強さを増す。

むっちりとした太ももに挟まれた性器が、いつもならなんでもない刺激に過剰に反応する。

人より大きい陰核がヌラヌラした体液と肉の摩擦で絶頂に達した。


「ああっ!」

陰核からの快感が脳に達すると股間から潮を吹き出し、その場でバタンと大の字に倒れる。

裾がはだけ剥き出しになった性器から、痙攣する度に潮が吹き出し、小さな痙攣から一際大きく腰が跳ね上がると失神した。


男達はその様子を間近で見ようと、膝を着いたまま近づいていくが、途中でやり手メイド達に遮られ、恵三子は京極頭首と慌てふためく兄に運ばれ舞台裏に運ばれていった。


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽


演舞が始まる少し前の事、西園寺 寿子は令嬢達に蒼の思惑を伝えた。


「彼女達がやりたい事をやれるように、私達に男の目を釘付けにするにはどうしたらいいと思う?」

寿子は令嬢達に問い掛けた。


「裸で踊れば良いのではなくて?」

伊集院 侑加のド直球な意見に皆がギョッとするが、あながち悪い意見ではないと総意を得た。


「いけません!殿方に無料ただで裸を見せるなど以ての外です!」

たちまちメイド長から「なんてもったいない!」と反対の意見が出た。


「なら、薄い生地の襦袢がありますね。あれならどうですか?」

財前 康子は葛籠の中で見た夜伽に着用する襦袢を思い出し尋ねた。


「あんなもの裸と変わりません!

とにかく私達はお嬢様の露出を断固阻止いたします。」

各財閥メイド長達は一丸となって令嬢達に反対した。


「ばあや、聞いて欲しい。

私達は何も考え無でやろうとしてないわ。

これはね、将来に向けての投資なの。

私達はいずれ派閥のいえ、政界、財界を垣根を越えて、一つの超集合国家企業体を目指しているわ。

まずはここに集まった将来の財界の担い手を凋落します。

私達の存在を彼らに刻み込み一生涯のパートナーとします。

結婚なんて前時代的な制度から脱却して新しい関係性を作り上げます。

これは女でなければ出来ない仕事なのです。

今日はその第一歩になる日です。

お爺様方も賛成してくれました。

だから、お願いです。

ばあやも協力してください。」

恵三子は持ち前の頭脳とディベートのテクニックを用いて説得にかかるが、メイド長達は口をへの字にしたまま押し黙っていた。


「お嬢さま方、もう男を知っているのですか?」

伊集院メイド長が侑加をじっと見て質問を投げかけた。


「えっ?!あ、その・・・・知っているわ!」

しどろもどろになりながら答える侑加にあきれた顔になる。


「私はお嬢様が揺り籠の中で無邪気に笑う頃から、お付き合いをしているのですよ?

そんな嘘はお見通しです。

お嬢様は心から愛する男とひとつになりたいと思っているでしょう?

そんな純粋な気持ちを持っていながら、不特定多数と契りを結ぶことなどできますか?」

メイド長の表情はそんな事はできっこないという確信に満ちていた。


「分かっています!初めてくらいは本気で好きになった男と結ばれたい!

・・・どうせ私達女は所詮、政略結婚の駒にしか過ぎません。

幸せな結婚なんて夢のまた夢です。

それに結婚なんて契約があるから、本当に好きになった人に巡り合えた時に足枷にしかならない。

お父様とお母様を見て私は学びました。

2人共本当に好きな人がいながら、結婚に縛られて自由に愛し合う事ができないではありませんか!」

足を床にドン!と打ち付け、普段の侑加では見られない興奮した態度に、駄々っ子を見守る目をしながらメイド長は近づいた。


「はあ、旦那様と奥様の事はご存じなのですね。

ならば、お嬢様こそ愛情溢れる家庭を築こうと思わないのですか?

お嬢様なら出来ると私は思いますのに。」

伊集院メイド長は侑加の手を握り締め説得を試みる。

侑加はプルプルと震えながら心の内を吐露した。


「無理!絶対無理!だって・・・私、女の子が、桔梗が好きなの!

私、桔梗と結婚したい!桔梗となら幸せな家庭を作れるわ!」

メイド長は侑加のカミングアウトに、あれまと表情を変えた。


「大旦那様はご存じなのですか?」

「知ってるわ、好きにしろって言われた。

それは辛い生き方になるって諭された。

でも、諦める事なんて絶対にできない!」

「そうですね、あの方は女で女の生き方を望んでいるように見えます。

ならば、今日あの方のする事を邪魔する事なく見守る事ができれば、私もお嬢様を応援する事にいたしましょう。

いかがですか?お嬢様。」

「分かったわ!きっと我慢する!」

メイド長はこれから起きるであろう出来事に、侑加の心が壊れない事を願うばかりであった。


「何が起きても踊りを止めない。」

メイド長達と令嬢達との間で交わされた約束はこの1点のみ。

覚悟を決めた令嬢達は全裸になると薄襦袢を纏う。

思ったより体の線や繁みが見えて少し怖気づく。

やがて演舞の始まりを告げるお囃子が始まった。


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽


ぶっ倒れた恵三子を見て、思わず助けようとした綾小路 理恵子は寸でのところで約束を思い出す。


(ああ!私の恵三子が男共に辱しめられた!

ダメ!そんな姿を見せるのは私だけなのよ!

お願い!早く起き上がって!)

薄気味悪い動きで男共が近づいてくる。

泣きそうになりながら、ただ見守ることしかできない自分を歯がゆく思い、また皆の思いを裏切ることができない責任感に揺れ動く。

幸いメイド長達が直ぐに間に立ち、男達を退けてくれ安堵する。

恵三子の兄が取り乱しながらアタフタと近づいてきて、京極頭首に叱責されながら、恵三子を運び出していく。

恵三子の兄は殊のほか妹思いで所謂シスコンだと知っている。

頻りに名を呼び、安否を気に掛ける声が聞こえていた。


一方客席の後ろでは六花が男達を手玉に取っている。

競うように男に跨ってはあっと言う間に昇天させ、次の男に狙いを定め動き回っている。

その様子を目を血走らせ、奥歯を嚙みしめながら眺めている、西園寺 寿子と伊集院 侑加がいた。


(茜!その小さな体でどうしてそんなものを受入られるの?!

痛くないの?!壊れたりしないの?!気持ちいいの?!

イヤ!見たくない!やめてー!)

寿子の心は親友の痴態を見て叫びだしそうになる。

そんな寿子の心を知らずに茜は3人目の男を引き倒していた。


(桔梗が男とSEXをしている・・・桔梗は処女ではなかったの?

あんなに無邪気で朗らかで幼女のような桔梗が大人の女だった。

なんで気持ち良さそうなの?ヤリマンなの?ビッチなの?

・・・最高よ!ああ!私の目の前で桔梗が男に汚されていく!

中に出されたの?汚い男の汁で汚されたのね?

妊娠したらどうするの?でも大丈夫よ!

愛する桔梗の赤ちゃんなら、どんなに汚い男の種でも大切に育てるから何人でもいいわよ!

ああ、桔梗!愛してるわ!)

既に平常心を失い狂気に満ちた笑顔で桔梗を見つめていた。


太夫令嬢達の長年に渡り習い続けた踊りは体が完全に覚えており、ひとつのミスをすることなく踊り続ける。

男達は狂気が滲み出る踊りに恐怖を感じ始めるが、次の瞬間美しき狩人に狩られ天国に昇天してしまう。

30分の演舞が終わる頃、男達は蒼を除いた5人に喰い尽くされている。

一部始終を見ていた太夫令嬢達はSAN値を削られまくり、気力を失い脱力しその場に崩れ落ちた。


「あれー?もうお終い?私の分残ってないの?」

肌襦袢姿で心なしか艶っぽくなった蒼が戻ってくると、客席を見回し残念がった。


「蒼、お兄様はどうなりました?」

「うーん、結構頑張ってたけど10回位で気絶しちゃった。

今メイド達が蘇生してる最中だけど、回復かけておいたから死にはしないよ、安心して。」

蘇生と聞いた寿子は顔面蒼白になり個室に駆け出そうとしたが、足に力が入らずフラっとよろける。


「私もお供します、寿子。」

財前 康子が肩を貸し、ヨロヨロと立ち上がる。


「康子も疲れているでしょう、休んでいた方がよくない?」

「何を言ってるんですか、私は寿子の一番の親友ですよ。

困っている親友に力を貸さないなんて親友失格です。」

康子の頼もしい笑顔に力づけられ、二人はゆっくりと袖幕の向こうに消えていった。


「私も恵三子の元に向かわなくてわ。」

よろよろと立ち上がり一歩踏み出すがそのまま前のめりに倒れ込み、蒼に支えられ抱き上げられた。


「危ないな、でもよく頑張ったね。いい子いい子。」

抱き上げる手で頭を優しく撫でられると、混沌とした心に温かい気持ちが流れ込んでくる。

間近で見る蒼の顔がとても頼もしく愛しく見えた。


「もっと沢山撫でて。ギューっと抱きしめて。」

「我がままな奴だな、でもご褒美だ。」

腰下ろし姿勢を抱っこに変えると、理恵子は手足を蒼の体に巻き付ける。

右手で理恵子の体を抱きしめ左手で頭から背中を撫で続けていると、自然と口付けが始まり、1分もしないうちに尻の辺りの布地が張り付き、蒼の足元に潮溜まりができる。

幾度か痙攣する度に巻き付けた手足が蒼の体を締め上げるが、やがて力無くダランと垂れ落ちた。


「ちょっと預けてくるわ!」

「あいよー!」

萌葱が片手を上げて応える。

客席では侑加が全裸の桔梗を押し倒し、乳首を執拗にむしゃぶりつきながら股間に指を差し込んでいるのが見えた。


「愛してる!愛してる!愛してる!愛してる!愛してる!・・・」

呪詛のような侑加の告白が聞こえてくる。

当の桔梗は侑加の力と指技に成す術もなく快楽で弄ばれていた。


「・・・侑加ってタチビアンなのか。

理恵子と恵三子もそうだし金持ちは同性愛者が多いのかね。

ああ、風呂に入りたい。」

蒼はぐったりとした理恵子を抱き上げると袖幕の向こうに消えた。


「ダメでち!もうイキたくないでち!許ちて!」

「ダメよ許さない、愛してる!

私はもっと辛かった、愛してる!

桔梗が汚されているのを、愛してる!

黙って見ていることしかできなかった、愛してる!

だから許さない、愛してる!

私が一番だと認めさせる、愛してる!!」

萌葱、茜、珊瑚、夜花子は周りを囲んで面白そうに見学していた。


茜「なあ桔梗は身体強化発動してるのよな!侑加凄いな!」

夜花子「強化紋も入れちゃったから、力だけなら私達より上かもね。」

珊瑚「イキ狂うかな?限界を超えたとこ見たいけど止める?」

萌葱「今止めたら侑加の精神が不安定になるよ、好きにさせとこう。

それに、限界超えたら気絶するから大丈夫よ。

茜「なんか泡ふいてるぞ!あっ白目になった!」

桔梗の体がビクンビクンと大きく跳ねると、脱力してクタッとなり気絶をした後、弛緩した尿道から小便が溢れだした。


「ああ!雑巾持ってくる!」

萌葱が袖幕の裏に駆けていく。

残った茜達は達成感に満ちた侑加を引きはがし2人に回復を唱えた。

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