第57話 萌葱&扶桑親子の息抜き旅行①
(鹿島さん、これは井上先輩と付き合いの長い、後輩からのアドバイスです。先輩に遠慮や優しさは無用です。
欲望にストッパーを掛けることなく、とことんやってください。
何をしてもいいです。
嫌がろうが、気絶しようが、責めを止めてはいけません。
先輩の欲しい刺激は自分を道具のように扱われることです。
真正のドM属性なんです。
鹿島さんが先輩と幸せになるには、これより方法はありません。
成功をお祈りしています。
ああ、そうだ多少壊しても私に連絡くれれば、直しに行きますのでご安心ください。)
鹿島は扶桑から伝えられた忠告を頭の中で反芻する。
しかし、今、目の前に居る遥はあまりに幼く見える。
子供のような体を優しく扱わなくていいのか?
乱暴に扱って壊したりしてしまわないだろうか?
葛藤する鹿島に、遥はフーと息を吐いて立ち上がった。
「やっぱりヘタレはヘタレ。私は帰るね。今日で友達もおしまい。」
「ダメだ。ダメだ。ダメだ。ダメだ。ダメだ!」
鹿島は遥の髪を掴んで引き倒すと、ベッドに向かって歩きだした。
(俺は本気で遥を愛しているんだ!)
引き摺られる遥が痛い!痛い!と喚き散らす。
(だから壊れ物を扱うように優しく接したいんだ!)
力任せにベッドに投げ飛ばすと、ギャッと悲鳴が上がる。
(なんだ、これ?)
鹿島のイチモツが今まで見た事がない位に大きく膨張している。
(俺は女に乱暴をして興奮する変態だったのか?)
ベッドに上がると、うっとりした顔の遥の口に強引に差し込んだ。
(気持ちいい、気持ちいいよ!遥!)
頭を掴んで喉の奥まで乱暴に抜き差しをする。
遥のえずく声が聞こえる。
ヨダレと鼻水と涙を流し、目尻を下げた牝の顔が見えた。
(遥!気持ちいいんだな!わかった!もっと気持ちよくしてやるよ!)
鹿島の体中の筋肉が隆起した。
「ずる”、じま”ず。げっ”ごん”じま”ず。あ”あ”あ”!」
3時間後、全ての穴を凌辱し尽くした鹿島は、とうとう遥に結婚を宣言させた。
全てを出し切り正気に戻った鹿島は、遥を見て自分の所業に歓喜した。
体中にアザのようなキスマークと血の滲んだ歯形、赤く腫れあがった手形の跡の着いた尻、尻穴はぽっかりと口を開け、股間から裏返った膣がはみ出ている。
ビクンビクンと痙攣し続ける遥に満足し、扶桑に電話をかけた。
鹿島から連絡があり、扶桑はすぐにホテルへ赴く。
部屋に入ると、ムッと淫臭が充満していた。
扶桑は鹿島に「頑張りましたね」と声をかける。
ベッドでは遥が仰向けにされ、ガマガエルのようにだらしなく股を開いて失神している。
時折ビクッと体が痙攣しているので、生きていることは確認できる。
白目を剥いて、とても満たされた顔をしていた。
扶桑は飛び出た膣を押し込むと、胎に手を当て治癒を発動させる。
雌ゴリラは娘に負けていられないと闘志を燃やし、異世界で治癒魔法をはじめ、障壁、身体強化、回復と六花の師である、バステトから師事を受けて取得していた。
遥の胎にかざした緑色の光が無色に変わると、体全体を対象に治癒を発動させ、あざや歯形、腫れを癒した。
「凄いな、傷だらけの体だったのに綺麗な体に戻った。」
「この能力は秘密にしてください。」
「ああ、わかった。こんな力がある事が知れたら、残業代で家が建つな。」
「それで、先輩を口説き落とす事ができましたか?」
「結婚すると言わせる事ができたよ。君のお陰だ、ありがとう。」
「どういたしまして。私は先輩に「普通に」幸せになって貰いたかった。
だから鹿島さん、先輩を「普通に」幸せにしてあげてください。」
扶桑は鹿島に深々と頭を下げた。
「おう、任せてくれ!必ず「普通に」幸せにする!」
鹿島の力強い返事に扶桑は安堵の笑みを浮かべた。
萌葱の退院が2日後に決まると、扶桑は旅行に行こうと提案した。
「もう学校に1週間以上行ってないのに、いいのかなあ。」
「もう、萌葱はなんでそんなに真面目なのよ。
珊瑚と蒼ならラッキーって大喜びするわよ。」
言われれば確かにと思い、クスクスと笑いだした。
「今の萌葱には息抜きの時間が必要よ。私流の息抜きを教えてあげる。
きっと満足すると思うわ!」
「分かった!よろしくお願いします!」
萌葱は青い空と透き通る海、白い砂浜を水着で駆ける自分の姿を想像して胸を躍らせる。
扶桑は賛同を得ると、早速目的地の選定をはじめた。
退院してから3日後、萌葱と扶桑は米軍の兵員輸送車に乗り込み、雲ひとつ無い青い空と岩と砂利の原野を疾走していた。
「これは夢?」
萌葱は魂の抜けた顔で座席に縛り付けられている。
扶桑は英語で周りの米軍兵士と、和気あいあいと会話をしている。
石に乗り上げたのか輸送車が大きく跳ねる。
萌葱は頭をグラングランと揺らされながら、「これは夢?」を繰り返していた。
輸送車が基地に入り、拘束が外され扶桑に手を引かれ、車外に降り立つ。
強い日差し、暑く乾いた空気、風が吹くと土埃で肌がざらつき、鼻と口が土の匂いでいっぱいになる。
萌葱はぺっぺっと唾を吐くが、全くの無意味であった。
「ママ、ここどこ?」
「中東の紛争地帯。今日から米軍傘下のゲリラ討伐作戦に参加するわ。」
「エエッ?!」
「そんなにびっくりしなくても大丈夫よ。ママが着いてるでしょう。」
「息抜きに行くって聞いてたのに。」
「そう、私流の息抜きよ。息抜きでも真剣に挑まないとね!
司令官に挨拶しないとだから行きましょう。」
萌葱は病院に連れていかれる子犬のように小さく抵抗した。
「よく来てくれた扶桑准特位!歓迎するよ!それとリトルレディ!
エリア55へようこそ!」
金髪角刈り、伊勢と変わらぬ体格の白人司令官が、青い目を細め、白い歯をニッと覗かせて、ごつくてでかい手で萌葱の手を握り、ブンブン振る。
萌葱は引きつり笑いながら「サンキュー」と小さく答えた。
「君らの部屋は士官棟に用意した。疲れているだろう。今日はゆっくりと休んでくれ。それと食事はどちらで摂るかな?」
「兵員食堂でお願いします。」
「君ならそう言うと思っていたよ!扶桑!」
扶桑の返答に司令官は喜びの笑顔を浮かべた。
下士官に付き添われ2人はあてがわれた部屋に案内される。
ベッドが2台とカギ付きのロッカー、机があるだけの簡素な部屋である。
萌葱はベッドに横たわると、ブヘェーと大きく息を吐いた。
扶桑は荷物をロッカーにしまい込み、今夜の着替えを用意した。
「萌葱、シャワーを浴びにいこうか。」
体にこびりついた土埃を落としたい萌葱は即提案に乗った。
2人は下着を持ってシャワー室へ向かった。
「ママ、男の人がいるよ!」
ロッカールームに入り全裸の男が複数いるのを見て萌葱は固まった。
「萌葱は初めてだから知らなかったわね。
ここでは男女の区分けがないのよ。
あと、トイレも共用だから慣れてね。」
扶桑はさっさっと服を脱ぎ、全裸になると男達の前を平然と歩いていく。
男達の視線が扶桑に釘付けになるが、本人は気にせず裸体を晒しながらシャワーブースへ入っていく。
一方、萌葱は目を白黒させ、あわあわと混乱していた。
そこへ、黒人の女性隊員が現れ、萌葱を見つけるとキャーと声を上げた。
「まあ、なんて可愛らしいの!私はキャシー!あなたお名前は?」
通信教育のおかげでヒアリングとトーク能力は水準以上あるものの、気恥ずかしくて中々生かせずにいた。
「私はモエギといいます。」
辛うじて名前を告げることはできた。
「モエギ!不思議な響きだね。あなたはシャワーを浴びにきたんでしょう?
服を脱がないとシャワーを浴びることはできないよ?」
「あっ、その、ええと。」
「ははーん、恥ずかしいのね!男に裸を見られるのに慣れてないのね。」
「え、その、・・・はい。」
「分かったわ、よし!お姉さんに任せなさい!」
そう言うと腰に手を当て大声で喋りだした。
「あー、さっきからモエギが脱ぐのを待っている短小包茎のソーセージ共!すぐに後ろを向いて、イイと言うまで振り向かないこと!
振り向いたら、向こう3ヶ月晩飯は特別メニューだよ!
分かったら回れ右!」
キャシーの号令で男達の視線が萌葱から外れる。
萌葱は急いで服を脱ぐと、シャワーブースに飛び込んだ。
「みんなありがとう!みんなの協力でモエギは無事シャワーを浴びることができるよ!お礼に私のナイスバディを堪能しておくれ!」
全裸のキャシーが腰を振りながら、ゆっくりとシャワーブースに向かうが、注目する男はいなかった。
「全く失礼な男共だよ!こんなナイスバディを見向きもしないなんてね!」
キャシーがプリプリと怒りながらシャワーブースに入ろうとすると、扶桑が声をかけた。
「キャシー、久しぶり。うちの子が世話になったね!」
「OH!扶桑!来てたの!嬉しい!」
キャシーは扶桑のブースに飛び込んで抱き合い、キスを交わす。
シャワーの雫を浴びながら、激しく舌を絡ませ合い、手は互いの乳首と性器を愛撫している。
5分もしないうちに双方、腰をガクガクとさせ絶頂を迎えた。
「やっぱ女同士だとツボがわかりあえてすぐにイケるわぁ。」
「扶桑、テク上達したね。小娘だった頃と比較にならない。」
2人はもう一度見つめ合うと、軽くキスを交わした。
「今日のご飯は特別メニューで歓迎するよ。」
「楽しみ。」
「じゃあ後で、扶桑。」
「またね、キャシー。」
キャシーはさっと股間を洗い流すとロッカールームへ戻っていく。
萌葱は「アワワ!」と慌てふためきながら、一部始終を見ていた。
「ママ、キャシーさんは恋人なの?」
「んん?違うかな。戦友であり友達かな。」
「いきなりはじめちゃうからビックリしたよ。」
「ふふ、ベースに居る隊員は私的な時間が少ないのよ。
シャワーの使用時間も5分しかないの。
プライベートな時間は2時間程度しかないから、何をするにもみんな一生懸命なのよ。
私達も明日からみんなと同じスケジュールで動くから、覚悟してね。」
これは本当に「息抜き」なのだろうか?と萌葱は訝しんだ。




