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石中の恋歌  作者: モノノベワークス
一対一対応の枕辺(まくらべ)
51/65

クリシダとの再会

次回更新は10/26日です。

休みで書き溜めができたので修正は平日にやります…。

 半刻程森を進むと、私達の目の前に木々が伐採ばっさいされた広場が現れた。その広場には木でできた長屋が立って居るがエルフの姿はない。それもそのはずでこれはエルフが自分のテリトリーで採集できなくなった場合に移動してくる第二第三の集落の一つだ。その静まり返った集落の建物から発せられるディストピア的な雰囲気に寂静じゃくじょうの感情が沸き立つ。私がぼんやりと長屋を見ていると長屋の煙突から煙が立ち昇っているのが見えた。


 煙…ということは…。誰かがこのあの長屋に居るってことか。狼に誘導されてきたから…多分クリシダかな?


 私達が長屋に近づくと、その門戸から見覚えのある褐色肌のエルフが顔を覗かせて片手を上げた。


「よお、遅かったな。待ちくたびれたぞ」


 クリシダの腕には相変わらず生傷や痣があったが、その傷や痣がかえってミステリアスなクリシダの魅力を引き立てているのは相変わらずだった。そしてアキレアを見ると片手を上げて制した。


『そこの騎士。止まってくれ。それ以上近付くな。私は武人が苦手でな』


 驚いたことにクリシダの口からは片言の人間の言葉が飛び出した。


「え。クリシダって人間の言葉喋れたの?」


「喋れたんじゃない。喋れるようにしたんだ」


 アキレアはクリシダの制止に従ってその場で彼女を見上げた。


『ほう、大した騎士だな。さぞかし腕のたつ武人とお見受けした。その力、どうか私達の為に振るってくれないか? エルフを守る騎士になってくれ』


 突然のクリシダの提案にアキレアは一切動じる様子はなかった。


『私はルリコ様の護衛です。私は貴方達の美を守るが、貴方達に忠を捧げてはいない』


『そうか。それは残念だな。では、どうかお引き取り願いたい』


 クリシダがそう言うと周りの狼達がいっせいにアキレアを取り囲んでうなって威嚇いかくする。それを見たアキレアはため息をついて刀の柄に手をかける。


『無駄です。貴方の狼の牙と爪では私の軽鎧を貫くことはできない』


 それにクリシダは目の前で手をヒラヒラさせて言った。


『勘違いしないでくれ、その子等は貴方を警戒しているだけだ。そもそも戦って勝てるとは思ってない。だが、私達に忠がないという人間に集落の位置は教えられない。このまま立ち去ってくれ』


『断る。私はルリコ様の護衛だ』


『ああ、だがルリコにとってエルフは家族だ。たとえルリコを守ってくれても……その裏で、他のエルフや掟を無視するかもしれないあなたを、集落の中には入れられない。どうか理解して欲しい』


『その口で刀を鈍らせようとしてくる感じは…。貴方は教会人のたぐいか? いや…。そもそも道理か。わかった。ルリコ様の同族であるエルフも守ろう。その身も秘密も。それでよろしいか?』


『ああ、約束してくれるならそれでいい。騎士という制度はウチにはないが…。約束を守る奴は大歓迎だ』


 そう言うとクリシダは長屋に引っ込んで火に砂をぶち込むと手を叩きながら階段を使わずに飛び降りると近づいて来る。


「じゃあ行こうか」


「あ、クリシダ。その前にネム達がカラリリに連れて行かれたからズバイダに報告したいんだよね」


 フランの言葉にクリシダは鼻を鳴らすと言った。


「そうか。ネムがそうしたならそうするだけの理由があるんだろうな。ああ見えてアイツは情が深い女だからな」


「で、ルリコは敵と話し合いしたいらしいけど。クリシダ的にどうなの?」


「さあな。ただ、今回の戦いは地代をめぐって起こっているんだろう? つまり人間の社会の制度、法についてのことなのだから…人間の社会の法の専門家に任せればいいんじゃないか?」


 あー…。だとすると司教とか大司教あたりになってくるのかな…?


 私の脳裏にダブルピースしたマッパの姿が映し出される。


 うん、アイツを呼ぶのは止めよう。アレだったらまだプマンクの方が良い。


 私の脳裏のマッパのイメージが青あざ坊主の寺僧プマンクに塗り替えられる。


「まあ、確かに教会に仲裁に入ってもらう…ていうのはアリだと思う。むしろ話し合いで終わるなら願ったりかなったりじゃない?」


 私の言葉にクリシダは軽くうなずくと言った。


「ああ。カラリリはそれを恐れている。だから占領したと考えると…そうなった場合は軟禁されたマーガレットの身が危ういかもしれないな」


「ああ…そうか。そうだよね…」


 仮にもしプマンクが仲裁に入ってもカラリリが強硬的な態度を取った場合に対抗できるか怪しい。だってあの傭兵って帝国の本物の兵隊達なんだよね…?


 私はアキレアの方を向いて聞いてみた。


「ねえ、アキレア。もし、あの傭兵たちが帝国の兵隊なのだとしたら…どれくらいの強さなの? ここら辺の僻地の兵隊じゃ勝てない?」


「ハッキリ言ってまず勝てません。彼らは鉄の防具と武具をそろえています。それに恐らく兵隊の隊列などの精度は彼らが断然上でしょう。なによりこれは私見ですが…駐在している兵があまりに少ない。つまりマーガレットと戦った軍は少数先鋭だったのではないでしょうか? だとしたら奴らの本隊はまだ残っていると思われます」


 ええ…。なんかもうマーガレットさん勝ち目なくない?


「マーガレットは地代の正当性はあるだろうが、実力的に難しいだろうな。だが少数精鋭でマーガレットを落とせる奴らが野放しになったらオレ達も危うかった。そうならない為に人間の敵同士を残したと考えると…やはりズバイダの戦略眼は大したものだな」


 クリシダは顎を撫でながらニヤついた笑顔をあらぬ方に向ける。アキレアはクリシダの言葉はわからないままに言葉を続けた。


「状況はマーガレットに不利に見えます。しかし時間がかかればかかるほどカラリリが不利になります。早期決着を望んだのがその証拠です。時間をかければマーガレットにも勝ち目が出てきますがその間にこの地は争いで荒廃して疲弊してしまうでしょう」


 今の入り組んだ状況に、流石に私も頭が混乱してきた。どう頭を捻っても良い考えが浮かばない。それはそうだ。前世で私は小学校での取っ組み合いの喧嘩以外したことがないのだから。


「そんなに難しく考えるなよ。そういうのはズバイダに任せておけばいいんだ。お前はそんなことより他にやることがあるんじゃないのか?」


 私はクリシダに言われて紙の開発をしなければいけないことを思い出した。


「あ、そうそう。クリシダに聞きたいんだけどこの森に繊維質の木ってあったりする?」


「繊維質? 繊維質ってどんなだ?」


「うーんと…木を構成している繊維が長めで…やわらかい感じ? のやつ?」


「麻みたいな草のことか? 麻じゃだめなのか?」


「うーん、麻より柔らかい方が良いかな」


「…以前お前がバナナと言っていた草じゃダメなのか?」


 クリシダの言っているバナナとは森に生えていた野生のバナナのことだ。以前私はバナナっぽい果実が付いた草を見つけた時にそう呼んだ。でもそのバナナの実はタネだらけでとても食べられたものじゃなかった。


 …でも野生のバナナの茎って確かに繊維質っぽかったから試してみる価値があるかも…。ついでに遺伝子交配とかもすすめてバナナを作れば特産品になるかも…? とにかくモノがあるなら早々に取り掛かった方が良いか…。


「そっかぁ…じゃあバナナを…あ」


「ん? どうした?」


 バナナの素材を採ってきてほしい言おうとした私は採取を頼める人が居ないことに気づいた。頼りにしていたちび、ふとっちょ、のっぽの三姉妹はカラリリに連れて行かれてしまっている。


「頼りにしてた三人が…連れて行かれちゃったんだ」


「そこら辺はズバイダに相談したらどうだ? 前回の肉の実験は大変だったと三姉妹もぼやいていたからな。仮に三人が居てももうこりごりと断られたと思うぞ」


 ああ…。確かにズバイダのところなら人手が沢山あるからなぁ…。


「うーん。これは私集落に戻るより、直接ズバイダのところに行っちゃった方が良いかもしれないね」


「そうか、じゃあ狼に案内させよう」


「ん? クリシダはついてこないの?」


「冗談じゃない。アイツのところにオメオメと顔出したら今度こそ軟禁なんきんされちまう。くれぐれもオレの動向はアイツに話すなよ」


「わかったよ。あ、そういえばクリシダの子供は元気?」


「さぁな。産んでからは全部部族に任せてるから知らん」


「ええ…。それって大丈夫なの?」


「大丈夫も何もそれがウチのやり方だからな。部族総出で子供に生きる為の知恵を教えるんだ。だから親はオレだけじゃなくて部族の皆が親みたいなんだから誰が親なんて気にしないのさ」


「ふぅん」


「因みにオレがかかを知ったのは百五十歳の時だ。いつも病気がちで床に伏せていたから俺を産んだ親だとは夢にも思わなかったな」


「へー」


 クリシダの部族は同じ屋根の下で部族総出で子育てをするて感じだけど、ズバイダのところは女が家を支配する。スカイのところは家は別々だけど家同士がお互い様って感じで助け合ってたり部族によって家族の在り方って結構違うんだよねぇ。まあ、シンママ家庭のウチも結構異端ではあるんだろうけど…。本来のエルフの家族の在り方ってなんなんだろう…?


 私が考えていると、フランがクリシダに近づいて言った。


「ねえ、クリシダの子供も女の子でしょ? 名前は?」


 クリシダはフランの顔を見ながら頬をかいて言う。


「…すまんな。生まれてから三百までは名前は教えない決まりなんだ。名前を使えば命を奪えるとオレらは信じているからな」


「じゃあ、名前は教えなくていいからどんな意図を名前に込めたか教えてよ」


「おいおい、そこまで教えたらズバイダ程の知恵者なら特定してしまうぞ。…だが、まあいいか」


 そう言うとクリシダは背筋を伸ばして私達に向き直って言った。


「オレの娘には星々という意味を込めて名前を付けた。星々を繋ぐ星。普遍の光。人間とエルフの複数世界を繋いで一つになる。そういう意味を込めた。名をアストラという」


 クリシダの言葉を聞いてフランは口に手を当てる。


「え、教えちゃっていいの? クリシダに知られたくないんじゃないの?」


「いいよ。これから人と人を繋ぐってのに疑っている様じゃ仕方ないからな。オレの後の世代はそんなしがらみを無くして欲しい。いや、無くさないと未来がない。それぐらいの気概きがいでやらないと駄目だからな」


「え…じゃあ、クリシダとズバイダは和睦わぼくを…」


「オレの代は無理だ。オレはアイツらが大っ嫌いなんでね。特にミレイがな。あいつだったらまだズバイダの方がマシだ。悪いがオレの代では大樹と呪霊の和睦わぼくは諦めてくれ」


「いや…まあ…そんなこったろうと思ったけどさ」


 クリシダの言葉にフランはやれやれと肩をすくめる。


 クリシダとズバイダの確執は当人間というより、家同士の争いが原因らしい。元々は呪霊の一族の長はルシェルナという大呪術師が率いていた。それはクリシダの祖母であり、ズバイダの天敵だった。それを最もたらしめる噂として昔にある呪霊の若者たちがその命を引き換えにズバイダの親族を呪い殺したという逸話がある。家族を殺されて怒り狂ったズバイダはその殺人の教唆きょうさをルシェルナが施したと議会に訴えた。しかし結局証拠不十分としてルシェルナは無罪となり、ズバイダは生まれた子供の存在を隠すようになったのだという。


 …まあ、多分あのばあさんだったらやっていてもおかしくないし。ズバイダが呪霊の一族を警戒する理由もわかるよ…。


「でもクリシダはそんなお家のしがらみにとらわれない強さがあるでしょう?」


 私がそう言うとクリシダは泣き笑いの様な表情で言った。


「だろうな。でもそうじゃないんだ。オレもズバイダの背後にはたくさんの死んでいった家族のむくろが転がっている。そいつらが仇を取れとささやくのさ」


 それを聞いたフランが口の下に指をあてて首をひねる。


「ふーん。意外。クリシダは死後の世界を信じているんだね」


「いや、まあ一応オレは呪術師だからな。…とはいえ、頭では信じてない。だが、どこかで死んだらかかに会えるんじゃないかって信じている」


「ふぅん…」


「まあ、ともかくだ。そういった込み入った話はズバイダとしてくれ。オレはホレた腫れたは得意だが、ズバイダのような戦略眼はないからな」


「わかったよありがとう。でもクリシダにもやってもらいたいことがあるからまた今度話そう」


「ああ、わかったよ。オレはこのまま洞窟に帰るから、なにか用があったら訪ねてくれ」


 そういう訳で私達とクリシダはその場で別れ、森の中を狼に連れられながら進んだ。道中では山間の傾斜に沿う様に登って行きながら、険しいやぶをアキレアが鞘で打って払ってくれた。坂を登りきると、険しい森から開けた場所へと抜けた。周りを見ると果樹園のようで明らかに人の手入れが行き届いていた。


「ここら辺はズバイダの果樹園だね。もういいよ。後は道に沿って行けばつけると思う」


 フランはそう言うと案内の狼を撫でて森へと返した。狼は頭を何度も下げながら森の茂みの中に戻って行った。


 ああしてみるとやっぱり狼って人間の言葉を理解している。そんな気がしちゃうな。


 そう思って私が振り返るとアキレアは刀の柄に手をかけて木の上を見上げていた。


「どうかしたの? アキレア」


「ルリコ様、誰か居ます」


 そう言われて私達が上を見ると丁度木の上から何かが落ちてくるのが見えた。それが何か目を凝らそうとした次の瞬間、腰に衝撃を受けて視界が暗転した。


「グェッ!」


「キャッ!」


 それと同時に私とフランが声をあげた。一瞬私は転んだのかと思って目を開けると、私の腰がアキレアの腕に抱かれているのを見た。


 え? 一体何がどうなった?


「申し訳ありません。ルリコ様、フラン様。樹上から誰かが槍をいかけてきましたので」


 アキレアの言葉からするに木の上から落ちて来た何かは槍だったらしい。それを見たアキレアが咄嗟とっさに私達を抱えて移動させたのだ。


「誰かって誰?」


 私が顔を上げると、目の前の地面に銛の様な槍の近くに短く髪を切りそろえたにこやかなエルフが立って居た。


「エミールさん?」


 私がそう言うとアキレアは大きく息を吐いて言った。


「やはりエルフの方でしたか」


 エミールは深々とお辞儀をして言った。


「ルリコとフランの姿は見えていたんですが…申し訳ありません。どうしても連れの方を試したくなりましてね」


 エミールさんが槍を背負う間、アキレアは私達を腕から解放されて地面に立った。


「しかし驚きました。大の女性を二人抱えて槍をかわすなんて…」


 エミールさんは頭を掻きながらアキレアに感服したような態度を見せる。


「それは貴方が槍の狙いを逸らしてくれたからできたことです。それに二人を抱えたまま貴方と戦うすべは私にはありませんでした」


「いえ、そちらこそ。武器を抜かずに即座に二人の身の安全の選択を取ったのはお見事ですよ」


 どうやら武人同士気が合ったのか、二人はお互いに敬意を払った言葉を交わし続けた。


「あのさぁエミール。そういう話は後にして、ズバイダに会わせてよ」


 フランは服のシワをはらうと冷たい声で言う。


 ええ、フランさん。なんでそんな急に不機嫌なの…?


「ああ、すみません。つい話が弾んでしまいました。ではズバイダのところに案内しますよ」


 そう言うとエミールはきびすを返すと、山肌に張りつくように伸びた階段へと足を向けた。


「さっきまで登ってきてまた階段? 何でズバイダこんな険しいところに住んでいるのよ」


 エミールは階段を先導しながら振り返って答える。


「隠居されたズバイダ様は、数名の世話人とともに高台の別邸にお住まいです。そのお立場ゆえ、誰よりもいと高い場所に暮らさないといけないんです」


「なにそれ、不便で寂しいだけなのに」


「まあ、これも伝統と格式を重んじる家柄だから仕方ないんですよ」


「そういえばエミールってスカイの手下じゃない? 何でズバイダのところにいるの?」


 フランの言葉にエミールは微笑みながら言った。


「今でも私はスカイの同胞です。しかしズバイダの元でテミスが世話になっているので大樹との関係は良好に保ちたいんです」


「ふぅんそうなんだ」


 そう言うとフランはボソリと「そんな簡単に仲良くなれるならもっと前にそうすればよかったじゃん」と静かに呟いた。その言葉が私の耳にざらついた感じで残った。暫くすると階段の終わりにズバイダの別邸と思われる門構えが現れた。その門をくぐると和風の屋敷が現れる。屋敷の玄関の前には和服に槍を構えた女のエルフが立って居る。


「ズバイダ様が庭でお待ちだ。後『そこの人間、武器を置いていけ』」


 うーん。やっぱりエルフと人間の言語って似てるから人間の言葉を話せる人も結構順当に増えて来てるみたいね。


 槍のエルフの言葉を聞いたアキレアは腰から刀を鞘ごと抜くと彼女に渡した。


『手甲はどうしますかルリコ様? まあ、あっても無くても問題ありませんが…』


 アキレアの言葉を聞いた槍のエルフは眉をしかめる。


 ま、まあ…。アキレアだったら素手でも余裕だろうしねぇ…。


「うーん、やっぱクリシダってすごいんだね。開幕でアキレアを言葉で縛ってたし」


 フランはそう言うと納得したようにうなずく。


「家政の近衛も質が落ちましたねぇ。実力の差もわからないとは」


 フランに便乗してエミールも槍のエルフを煽り始める。


「あーわかった! 武器は持って行っていい! その代わりエミールはルリコを私で囲め」


 そう言うと、槍のエルフとエミールが私の両サイドに立つ。それを見たフランが焦ったようにアキレアに言う。


「ルリコは関係ないって! ちょっと護衛の人なんとかしてよ!」


 それを見たアキレアは二人をねめつけながら静かに言う。


『問題ないです』


「あ?」


 アキレアの言葉に槍のエルフも流石にプライドが許さなかったのか語気を荒げる。


「いや、もうこれでいいです。早くズバイダ様のところに案内してください」


 こうして私は捕獲された宇宙人のごとく二人の槍使いに囲まれてズバイダの元へと連行されたのだった。

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