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季節外れの雪

 悪魔と別れて半年後。

 会社で相変わらず上の空の神田エリカは、ミスを繰り返していた。

 らしからぬ落ち込みようで、同僚達は病気ではないかと心配していた。


 悪魔との僅かな日々は、エリカにとって掛け替えのない時間であった。

 楽しかったクリスマスの出来事が、エリカの脳裏から離れることが出来ない。

 悪魔との別れは辛いもので、失恋という生易しいものではなく、今なお引きずっていたのだった。


 あの時何故、レイに一緒に居てと言わなかったんだろう。あのレイの私を見る目、少しは私に興味があったはずだわ。あ~ぁ、意地を張ったばかりに……


 そう考えながら、気の抜けたようにぐでぇっとディスクにもたれ掛かる。


 もう一度会いたい。会いたいなぁー。今頃、あいつはどこで、何をしているんだろう……まさかあいつ、世界征服を始めているんじゃ……それって私のせい? 私だけがあいつを止められるのだとしたら……でも、悪い悪魔には見えなかったし、どうしたらいいの。このままだと病気になっちゃう。あんな魅力のある異性と身近に接した後で、人間の男子なんか到底好きになれない。どうして悪魔を好きになったんだろう。せめて、あいつが人間だったなら、遠いイタリアでも今直ぐにでも駆け付けるんだけど……もう、モヤモヤしたこの気持ち、どうしてくれるのよ。レイの馬鹿ぁ!


 何百年も待って、やっと自由になれたのよ。……束縛したくなかった……。なら、これでいいじゃない。良かったのよ。


 エリカは自分に言い聞かせるようにして言って、無理して諦めようと努力し続けた。



 ゴールデンウィークを間近に控え、同僚達は休みの計画を立てていたが、エリカは独りぼっち。自分だけが取り残されているように思えてならなかった。


 低気圧と強い寒気の影響で関東地方は真冬並みの寒さとなった。

 東京都心では、四月としては珍しい季節外れの雪が降る。

 昨夜から降り積もっていた雪のせいで、東京はすっかり雪景色となっていた。


 いつもの朝礼の時間、課長が皆を集めて挨拶していると、支店長が入って来て言った。

「今日、欧州から大事なお客さんが来られる。この積雪のために遅れるそうだが、夕方頃には到着するだろう。彼は若いながら実業家で、商談のために来日するそうだ。人並み外れた頭脳の持ち主だそうだが、どうも人間付き合いが苦手なんだとか。だが、社運を左右する重要なお客さんなので、すれ違った時などは、必ず挨拶すること。そして、くれぐれも粗相のないように」

 支店長が細心の注意を払うように注意する。

 業績不振の会社の救世主となってくれるのではと、彼に期待を寄せていた。


 

 会社の終わる頃、噂の若社長が到着した。

 社内に緊張が走る――。

 

 支店長が慌てて入って来た。

 そして、唐突に話した。

「神田君、彼と一度会ったのか? 何故か君を指名して、呼んでくれと言っているんだ」

「私に? さあ、誰でしょうか」

 首を傾げる。

「そうだろうな、君が海外だなんて。行ったのは精々実家ぐらいだったか」

 と課長が言うと、同僚達が一斉に笑った。


「君は、世間の注目を集めた『平和大使』という者達を知っているか? 君が休んでいた時、中東で事件が起きただろう。その時、観光客風の若い二人のカップルが拘束された日本人を解放したばかりではなく、町に平和をもたらし、地元の人々に感謝されているそうだ。今もって、彼らの消息は不明だという。まさか、君達じゃないだろうね」

 と冗談交じりで課長は言った。

 エリカは、悪魔と過ごしたあの時のことを思い起こし、切なさが募った。

 

「大門レイという変った名前だが、日本人だそうだ。知らないか? 芸能人のようなルックス、かなりのイケメンだったな」

 支店長のイケメンという言葉から、同僚の女子社員達の視線はエリカに向けられた。

 二人の間に何があったのか知る由もない。

「さあ、知りませんね」

 と言ったものの、


 まさか、レイ? 


 エリカの胸は高鳴った。


 支店長と一緒にエリカは応接室に入った。


 ――やっぱり。


 エリカは驚いた。

 応接室で待っていたのは悪魔だった。

 革張りのソファーに座っている悪魔が、支店長を指で追い払う仕草をした。

 察した支店長が、

「あとは頼んだぞ。相手は大事なお客さんだ。くれぐれも粗相のないように」

 と小声で言うと、エリカを残して部屋から出て行った。

 あとには悪魔とエリカの二人だけが残った。

 

 しばらくの沈黙の後、

「何故、帰って来たのよ。世界征服が目的じゃなかったの?」

 戻って来た悪魔を責めるようにエリカは言った。

「あの後、世界を見て回った。過去の象徴であるピラミッドを眺め、俺は思った。どうも時間の流れが速い。人類は今、80億人に迫る勢いだ。その全ての英知が時間の流れを加速させると同時に、崩壊を招いている。世界は自滅する運命。そう思うと、世界支配がつまらないものに思えてきたんだ。無性にバカらしくなった。と、でも言えば、納得するか? お前と別れて思うものがあってな……。言いたいことが山ほどあった」


 エリカは悪魔の身の周りを見回した。

「何か雰囲気が変ったわね。違う意味で偉そうになったような気が……それに、俺? 予とは言わないの」

「俺は神と会った。そして、神の前で言ってやったんだ。世界征服を諦める代わりに、人間にしてくれとな」

「――人間に!」

 驚きのあまり、声が漏れる。


「ああ、神と誓約を交わした」

「神様に会ったの」

「ハハ、ハ。神などいない」

「いないの? 悪魔はいるのに」

「考えてもみろ。皆の前に神が現れ、一言告げるだけで争いはなくなる。全ての問題が解決すではないか」

「それも、そうね……」

「自身に悪魔の封印をした。二度と解けない封印をな。今じゃあ、なんの力も無い単なる人間だ。お前を守ってやる力はないし、年もとる。この容姿のままじゃいられなくなるんだ」

「そんなの、当り前じゃないの。全ての生きものは老いるんだから。それに、自身に封印だなんて……ばっかじゃない」

「ば、バカだとぉ」

「そうよ、本当にあなたは馬鹿。あんなに力があるのに、全てを失って……」

「お前と約束しただろう、人間になると」

「それは、言ったけど……」

 ぐっと、エリカの心に熱いものが込み上げてくるものがあった。


「人間になっただなんて、嘘でしょう。きっとそう。私をだまそうだなんて、そうはいかないんだからね」

 いつもの強気の返事か返ってきた。

「なんだ、俺がいなくても、いつも通りの元気さだな」

「そんなことは……本当に人間になったの?」

「ああ、正真正銘の人間だ。痛みも感じれば、恐怖も感じる。そして何より短い命となった」

 人間となった悪魔を改めて見詰めた。

「痛みがあるから、怖さがあるからこそ、人を思いやることが出来るんじゃない。本当に人間になったのね……あなたが人間になったんだから、今こそ言わなくちゃ……」

 エリカのらしからぬモジモジした態度に、

「なんだ? はっきり言ってみろよ」

 悪魔に急かされ、エリカは重い口を開いた。


「もう会えないと諦めていたあなたが目の前に居て、私、気付いたの。もう我慢しなくていいんだって。素直になれば良いんだって。そういう生き方が一番に良いって気付いたの。だから、言うね。私、あなたのことが……好き、です……」

 心の言葉を発した。

 そう言った途端、エリカの顔が真っ赤になった。

 今までのモヤモヤした気持ちが吹き飛んだ。 


「ああ、俺もだ」

「――嘘」

「俺もお前が、カンダエリカが好きだ。神が俺に細工を施したんだろう。俺自身も驚いている、人間如きを好きになるとはな」

「えっ、今なんて? それに初めて、エリカって、名前で呼んでくれた」 

「エリカのために、俺は人間になったんだ」

 エリカは自分の耳を疑った。

「私のために、人間に?」

「ああ、俺が最も嫌い、さげすんでいた人間にだ」

「嘘よ、そんなはずは……私のために人間になったなんて……」

「あの時、兵士共から身を挺して俺を守ってくれた。今度は俺が命を懸けて守らなければな。元悪魔として恥ずべきことだ」

「命懸けで、私を……」

「愛とは、厄介なものだな」

「愛?」

「ああ。エリカが愛を目覚めさせた。愛があるから力を得られるのだと俺は知ったんだ。未知なる力。神が植え付けたのかもな」

「いるんじゃない、神様が」

「ああ、そうかもな。長い幽閉の中の俺を、エリカと会わせたんだ。そのことだけは、神に感謝している」


 二人は無言のまま、しばらくお互いの顔を見詰めた。

 ふと、我に返ったエリカが、分かれてからのことを聞いた。

「それにしても、短い間に、ずいぶんと偉くなったものね。きっと、あくどいことして、儲けたんでしょう」

「まあ、否定はしないがな。一日も早くエリカに会いたかったからな」

 胸がキュンとした。

「そ、そう。なら、悪いことも、許しちゃう」

「まあ、悪いことをしなくても十分。人間になったが、頭脳はそのままだからな。あの時の金を元手に、雪達磨式に増やしていっただけのこと。言っとくが、正式なビジネスに乗っ取ってだ。お前の嫌う卑しいことは何一つ行っていない。ただ、金儲けなんて簡単なことだ。目ぼしい会社に投資し、筆頭株主とした思うままに会社を運営。気付いた時には他社も追い付けないほど成長した。世間では奇跡と言われているが、俺にとっては当たり前のこと。知能の低い人間など競争相手にもならぬ。それに、人間ども相手に遠慮などいるものか」

「あなたね、いつか痛い目見るわよ。いくら偉くなったって、下の者がついてこなくっちゃ、会社は成り立たないのよ」

 悪魔だった頃の、オレ様的な言い方は変わってはいない。

 それがエリカにとっては嬉しい。


「富の次は権力を手に入れようと思う。選挙とかいう方法で、富と共に権力も手に入れ、人類の頂点に上り詰めるか」

「それは無理ね。今のあなたじゃ、落選決定よ。人としての温もりがなければ人々の支援は得られない。傲慢で自分のことしか考えない、今のあなたにはね」

 エリカの駄目出しに、

「ハッ、ハハハー。手厳しい言葉だな。だがエリカの説教は、これから人間として生きて行く俺にとっては道標となろう。足らない所をお前が支えてくれればいいんだ」

 と元悪魔は笑った。


「その頭脳を、世の中のために使わないの」

「俺は人間になったが、人のために尽くすなど……。考えは悪魔のまま。前にも言ったが、エリカが俺の考え方を変えさせるんだな」

「それなら、簡単なことね。あなたを扱うのには慣れているから」

「扱いに、慣れているか……悪魔から人間へ、180度、生き方が変わったからな」

 そう呟いた悪魔が少し考えて、

「もしかして、初めからこうなるように仕組んだのか?」

「仕組んでなんかいないわよ。初めてあなたに会った時、直観したの。悪い悪魔じゃないって。こんなふうになれたら、良いなって思っていたけれど、それが実現しただけよ」

「だとしたら、俺はエリカの掌の上で踊らされ、手玉に取られていたってことか」

「そうね。だって、あなたは扱い易いんだもの」

 と笑って答えたエリカが、背の高いりレイを下から覗き込むように悪魔を見る。


「ひょっとして、怒ってる?」

「まさか。それぐらい肝が据わってなければ、俺と釣り合えないだろう。ますますエリカのことが気に入った」

「そう。良かった……」

 頬を赤くしてエリカは言う。


「イタリアのアマルフィの海岸沿いに、別荘を買ったんだ。見晴らしが良いぞ」

「そんな無駄遣いして……今はイケイケで儲かっているかもしれないけれど、潮目が変われば一文無しになるかもしれないのよ。ちょっとは先のことを考えて、倹約しなきゃ。それに私、海外旅行は一度きりって決めていたの。そう何回も海外には行けないわ」

「あの時は人のためだと言っていただろう、今度は自分が楽しむために来ればいいではないか」

「私の、ためかぁ……それにしても、大門って……まさか、悪魔のデーモンから付けたんじゃー」

「お前が苗字を考えてくれなかったからな。日本人の名前なんて思い浮かばなかった」

「なんてダサい名前にしたのよ」

 とエリカが口を膨らませながら、

「伊集院とか神宮寺とか、カッコ良い名前が一杯あるでしょうが……待って、じゃあ、もしもあなたと、その……けっ……したら……」

「どうかしたのか? 青い顔して」

「いえ、別に……」


 苗字ぐらい、どうってことないよね、こうして、会えたんだから。


 自分に言い聞かせるようにエリカは心の中で呟く。


「一つ、聞きたいことがある。もし、あのまま俺が悪魔としてこの世界を支配していたら、本当にそれで良かったのか? 残忍な悪魔の俺が世界を」

「いえ、初めてレイに会った時から、悪い悪魔じゃないと思ったの。決して悪いことはしないって信じていたのよ。でも…」

「でも、なんだ?」

「でもね、もう会えないと思っていたから、こうしてまた会えるなんて思っていなかったから……心が折れた。どうしてあの時あなたを引き止めなかったんだろうって、ずっと後悔していたんだから……」

 うっすら涙を浮かべながら話すエリカの流れ落ちる涙を人差し指でぬぐいながら、

「お前の瞳は、決して悪い悪魔なんかじゃない、そんな風な目で俺を見ていたからな。一人の人間として見ていてくれた。だからこそ、その期待に応えなければと思っていた」

「でもね、せっかく私のために人間になっても、年をとり、シワくちゃのお婆さんになるのよ……それでも嫌いにならない?」

「ああ、その全てを含めて俺は好きになった。そのお転婆で、そそっかしい所を含めて気に入ったんだ。人間だけだ、外観で人を判断するのは。俺はお前の中身を気に入った。年を取ろうと、お前そのものは変らないだろう。死ぬまでカンダエリカのままではないか。だからこうして人間にまでなったんだ」

「すっごく良いこと言うわね……」

 ストレートに思いをぶつける悪魔にエリカはメロメロになる。

 改めて人間になったんだな、とエリカは思い、元悪魔の言葉の心に響く言葉の余韻に浸っていた。



 気が付くと、夕日が部屋に差し込んできていた。

 ロマンチックな状況だった。

「まさか、あなたの演出なの? この雪も」

「さっきも言っただろう、俺は人間になったんだ。もうあの時の力はない。だが……お前を幸せにする力はある。好きだ……」

 エリカの顔が赤くなる。

「ねえ、もう一回、言って」

「ああ、俺はエリカが、カンダエリカが好きだ」

「もう一回」

 甘えるエリカは何度もねだった。


「もう放れることはない、この先もずっと」

 エリカはうっとりした瞳で見詰める。

 まるでドラマの一場面を主人公として再現しているような、夢でも見ているような夢見心地だった。

「短い命の果かなさだが、短い命の証を、エリカと共に残したいものだ」

 この言葉にエリカは大きく頷いた。

 すれ違っていた二人の気持ちが、やっと一つになったんだと。


「他者への思い。それは自分の幸せに繋がる。エリカと出会って気付かされ、今、改めてそう思えるようになった」 

 その言葉を聞いたエリカが涙ぐみながら、

「本当に、人間になったのね」

「血は繋がらなくとも互いを大事に思い合う気持ちがあれば、そこに信頼と愛情が生まれる。人間共が口にする『慈愛』というものが分かるような気がしてきた。不思議なものだな」 

 本当に人間になったんだと思わされる言葉だった。


 あのオレ様悪魔の口から、こんな洒落た言葉が出るなんて、と。分かれた半年の間に彼を大きく変えさせたのはなんだったのか? エリカは首を傾げる。

「世界を支配出来る力と引き換えに人間になったなんて、何かもったいない気がするわ。本当に、後悔しないの?」

「人間となって痛感したこと、人間はもろく、一人では生きて行けないということだ。だが、人間は分身を作りファミリーと成す。人間は悪魔と違って家族というつながりを持つことが出来るんだろう。ずっと一人だったからな。俺も家族、ファミリーを持たねばと強く思うようになった」

「――それって、まさか……プロポーズ?」

 レイは、らしからぬ照れを見せ、エリカの問いをかわすように、

「腹が減った。どうも人間というものは不便だな。どこか旨い所に連れて行ってくれないか」

「ん、もぉう。今感動に浸っている重要な時間なのにぃ~」

「仕方ないだろう、腹が減ったんだから」


 悪魔だった頃のレイは変らない。

 変ったのは、人間として備わる『他者への思いやり』だった。


「ちょっとぉ、会社としての話がまだ…」

「上司に、機嫌を損なわないようにと言われなかったか。商談成立! さあ、早く行こう」

「さすがは地獄耳、あなた近くでヒソヒソ話は出来ないわね。レイはどうせ肉食系なんでしょ、健康のために寿司を食べましょう」

「寿司か、やはり肉が良いんだがな。そうだ、エリカの手料理が食べたい」

「残念でしたぁ。私、料理はまるっきし駄目なの。そうだ、あなたがシェフになればいいんじゃない。お金を気にせずにイタリア料理を思いっ切り食べてみたいわ。パスタやピザ、それにリゾット……」

 エリカがわがままを言い出した。

 レイが溜まらず、

「寿司でいい。寿司を食べに行こう」

 と話題を変えてかわす。

「もう」

 わがままな誘いを見事にかわされ、エリカの調子が狂う。


「悔い改めれば、許されるんだろう」

 不意に、改まった表情を見せたレイが言った。

「もちろん、許されるわ。……そう、あやまちを後悔して行いを改めるんでしょう。なら、あなたの場合、その償いは、かなり長くなるわよ」

「ああ、覚悟のうえだ。この命が尽きるまでな」

「そう、覚悟は出来ているのね。なら、私に何も言うことはないわ……。やれやれ、悩んでなんかいられないわね」

「そうだ、人生なんて短い。悩んでいる暇はないぞ」

 エリカを急かすように背中を押した。

 

 元悪魔とエリカの二人は雪積もる街へ出た。

 まるで少年と少女のように掛けて行った。


まだエピローグがありますので、引き続き読んで下さい。一時間後に投稿します。

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