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第四部のあらすじ(忘れた人向け)

【あらすじ】

冒険者の『エリーマリー』一行は人探しの依頼を受けることになった。

依頼主は色街を取り仕切るマフィアのボス。

彼女?の依頼で色街へ聞き込みに行くことになったマリー達は、調べていくうちに情報が錯綜し本来の姿とはかけ離れている事に気が付く。


同時に、隣のバレッタ伯爵領で起きている跡継ぎ問題とも深い繋がりがある事も。


調査の結果ついに一人の人間を追い詰めることに成功するが、その正体は魔王軍に与する魔族だった。

種族はドッペルゲンガー。

彼がバレッタ伯爵領にて貴族に化け、内乱を煽っていたのだ。


それを見破ったマリーは、敵の攻撃を受けつつもかつて一緒に戦った別のチームである『パンナコッタ』と連携し撃破に向かう。


追い詰められた魔族は切り札であった召喚石を暴走させ、精霊アプサラスを呼び出す。


彼女に弄ばれながらも、なんとか撃破したマリーたちは今回の旅を終えたのだった。



■人物、チーム


【オネエ組】

実は魔族でもあるオカマの組長と手下のダンからなるチーム。色街の中でも薔薇百合通りに強い影響力を持つ。

今回は子爵からの依頼も含めて動いていた。


【ダン】

裏稼業として活躍するオネエ組の部下。

男色家。記憶力は良いが思考力が足りないため、基本的にボスの言うことに従って動く。

だが、思考力が足りないので暴走して動く事も多々ある。


【リクドウ】

裏稼業のマフィアの組織トップの一人。

男通りに強い影響力を持つ。

ファンクラブメンバーの一人。


【パンナコッタ】

フーディ、コナツ、ロア婆の三人からなるチーム。

それぞれの魔法とスキルを組み合わせた連携攻撃を得意とする。


【フーディ】

リーダー。『パンナコッタ』のリーダー。

前回説明済み。

特筆することは無いため割愛。


【コナツ】

スキルで物を手のひらサイズまで小さくして持ち運べるスキルの持ち主。

東方で独自発展した術式である、付呪による魔法を得意とする。


【ロア】

魔法攻撃を得意とする婆様。

前回のダンジョン攻略では年の功で知恵の試練を解いていた。

スキルを持っていないが、その魔法の才と蓄えた知識にてB級冒険者として恥じない働きをする。


【ノルヘル】

今回の事件の首謀者にして魔王軍工作部隊隊長。

性別不明。娼婦の体に魔術式を組み込んでいたため女性だと推測はされている。


スキルは『擦リ変得ル追憶』。

目をあわせて話すなど、条件を満たすことで対象の記憶を改変し書き換える事ができる。

対象に攻撃するとスキルが解除されるなど制限が多いが一度決まると容易には溶けない。


エリーが貴族から追放される原因になった存在であり、暗殺を企てた張本人。

部下のイリスとは親友でもあり、イリスが雄弁になったのは彼がスキルを使って記憶を改変する前にペラペラと重要事項を喋ってしまう悪癖が写ったため。


エリーのスキルによって改変が破られてしまったため、逃げられずに討ち取られた。


【アプサラス】

爵位持ちの精霊。

魔石に蓄えられていた魔力により顕現。

権能として誘惑と幻覚を得意とする。

また水を操る事もできる。

人間と同じような見た目をしているが人体の機微に疎い。

神話の時代における悪魔との戦いにも参加している。


実は久々に顕現したので嬉しくてはしゃいでいた。





【その他】

・色街三人組

マリーに話しかけて来た三人組。

色街の常連客。

三人は子供の頃からの幼馴染。

割と稼ぎが良いがその大半を女冒険者達に似せた嬢が働くコスプレ店で使っているらしい。


・サリー

元々伯爵領地で稼いでいた。

本来なら王都に行くはずだったがノルヘルにより記憶を一部改変され、術式を刻まれた上で客を取っていた。


ノルヘルにより怪我をさせられるも回復。

今日も元気に客を取っている。


余談だが領地を移動するための身分証明書として最低限の冒険者ランクは持っていたりする。


・色街の客

人により性癖は様々である。

仮にこの町の店が一つ消えたとしても、半年もたたないうちに似たような店が別のどこかに出来上がる。


・色街の子供達

何らかの事情により孤児院にすら行けなかった子供達の最後の拠り所。

彼らは裏社会で仁義を学び、裏社会の仕事に就くか、あるいは身を崩して傭兵家業や山賊になる。


犯罪予備軍でもあるため、国としても冒険者ギルドとしてもここの子供たちを引き取りたいが、社会構造上の必要悪でもあり手をこまねいている。


・召喚石

神話の時代、現世から異界に移った精霊や悪魔を呼び出すための石。

契約がなされている間、同じ精霊を呼び出せる召喚石は存在しない。

また契約されずに召喚石が破壊されても、どこかで別の石が召喚石へと変化する。


・精霊や悪魔との召喚、契約について

本来なら契約や召喚は、かつての大魔導士が生み出したと言われる正統な術式と組み合わせて行われる。


契約は召喚石の他に魔力や宝石、生贄といった対価で契約できるようになる。

爵位持ちなど格が上がるほど強く知性を持つため交渉できるが、代償として縛りなどのルールを設けられる事が多い。

特に縛りとなる契約は厳しく、破ることは死に繋がる。


今回はかなり特殊な形で顕現したため、安全策としての空間魔法が働いておらず危険であった。


正式に契約することで、精霊達を召喚したり固有の魔法を使えるようになる。





忘れた人=作者

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